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■33819 / inTopicNo.61)  中東紛争
  
□投稿者/ みのり -(2023/10/09(Mon) 09:00:32)
    イスラエルとパレスチナ両間の紛争について、新たにこのところ報道されている。
    テレビ報道などでこれまでも何気に見てはきていた話題だけれども、差し迫った興味としては持たなかった。

    ネットで少し調べてみて、大国が自らの一時的な利益のために片方に味方したことがその後の両間問題を形成した部分があるように私には感じられた。
    あくまでも私が見たものの範囲で感じたものだけれども。

    またあと少し、両間の関係について調べてみたい。
引用返信/返信 削除キー/
■33672 / inTopicNo.62)  時さんへ
□投稿者/ みのり -(2023/10/03(Tue) 11:54:55)
    投稿ありがとうございました。(人''▽`)

引用返信/返信 削除キー/
■33663 / inTopicNo.63)  みのりさんへ
□投稿者/ 時 -(2023/10/02(Mon) 16:28:55)
    2023/10/02(Mon) 20:19:13 編集(投稿者)

    みのりさんへ。こんにちは。返信をありがとうございます。

    No33661

    > 瞑想について書いていただいたものでのロジックと、今回私が概要本からまとめてみた内容のロジックが共通するのではないか、というご意見をいただき、また、それについて私(みのり)がどう考えますか?、という主旨でいただいたと考えました。

    はい。その通りです。これをみのりさんならば、どのようなご返信を頂けるのかな?と思いました。

    > わからないです。。というのが正直なところです。
    > でも、時さんの中で、何か共通するものを感じられたのでしたら、それでいいのだと思うのです。
    > 私のわからない。。というのは、批判的な意味合いでの「何言ってんだろう理解できない、ありえないでしょう」ではなく、時さんの書かれたことが本当に「私の能力では理解できないし、また、今はいいかな。。(申し訳ないです)」という感じなのです。

    了解しました。申し訳ないですと思っていただく必要はありませんで、真摯なご感想をありがとうございます。

    実は、過去にアドヴァイタの境地で私なりに出した答えである「何も問題はない」という事を、実生活で本当に問題はないのかを検証していたのと同じように、現在は原始から学んだ事柄が、実生活でも無矛盾に活かせるのか?という事を検証しているのですね。ですので今回の件も含めてですが、瞑想のお話等は少し突っ込みすぎたかな?というのが現在の実感としてあるのですね。こちらこそ、すみません。

    そして、当初、文面を見たときに瞬間ですが、有(世界)が存在しないというロジックならば、逆の無(想受滅)の世界観も同じガブリエル氏の論で存在しないという答えになるのかも?と言う思いがよぎりました。もしもそうならば、絶対有=絶対無という事が文字で表現できるのかもしれないなぁと漠然と感じたのですね。

    > 以下、自分なりに補足を兼ねて少し書き換える部分もありでしてみます。
    > (本を読み自分なりに理解したものに私見を加えたかたちです。)

    ありがとうございます。お手数をおかけしてすみません。

    「なぜ世界は存在しないのか」のロジックは、世界以外の全てのものはその意味という場において存在するが、世界という概念には、その場がないために存在しないのだという事だと思いました。

    そして「世界は存在しない」は「世界以外のものはすべて存在する」とペアでの命題になっていて、これら2つを「意味の場」をつけ足して証明しようとしたという事ですよね。

    これが「AはXという意味においてBである」となるという理屈で、そして世界という概念には、このXという意味(場)がないので、世界という概念は必然的に存在しないとなると。逆に表現すると、そこに何らかの意味があれば、それ(何らかの概念の指し示すもの)は存在するとなりそうです。それが世界(という概念)以外の事柄という事でしょう。

    書籍は、
    (買い手側)「知識を得る場として」
    (売り手側)「収入を得る場として」
    (書き手側)「自身の思いや考えをアウトプットする場として」存在する。
    希望は、その目標を達成するために突き進んでいける、頑張れるという場として存在する等々という事ですね。

    > ウィトゲンシュタインなら「語りえぬものについては沈黙しなければならない」に当たる問題になります。

    人知を超えた事柄(語りえぬもの)については、沈黙しなければならない。そうですよね。

    原始でも弟子たちに「あなた方が行うのは、聖なる沈黙か法の話の2つです」というのがあるのですね。これは同じ沈黙という表現であっても、ウィトゲンシュタインの使った意味とは違う解釈がされると思うのですが、このお話も深堀せずに、原始にはこういった内容も記載されていますよ。という程度で、聞き流していただければと思います。

    > ですので、その、「世界」の上位概念(X)については、文字通りに「X」としておくしかなくて、そうしておくしかないものを上位概念として仮定しておくしかないものであれば、実質としてのその概念は存在しない、
    > したがって「世界は存在しない」となる。
    > 言い換えれば、「世界という概念の指し示すもの、そのものというのは存在しない。
    > 事柄の総体として指し示すことはできる、逆に言えば、それだけはできる」ということ。

    > これであれば、先に出した、ガブリエルの「世界」というものについての概念定義とも一致してくると思います。

    はい。そうですね。

    > ・喜望峰なら、「喜望峰は、アフリカ最南端の地形という場(意味)において存在する」
    > (これ、間違いって今、調べて知りました。 最南端じゃないのです。
    >  でも、最南端と間違えられやすいと書いてあったのでこれはこのまま残します (笑)

    あっ、ほんとだ(笑)
    実は最南西端。なんて書かれてますね。知りませんでした。^^

    > とそれぞれ明確に概念で語れます。
    > それと、今、例として出してみたようなそれこそ無数の「概念で語りうる総体」が世界である、というのが、ガブリエルの「世界」定義の2.になってます。

    はい。
    一瞬、世界以外のものという事で、一人称単数の「私」が思い浮かびましたが、これもこの論でいうと存在するとなりますね。

    なるほど。。世界という概念の指し示すもの、そのものというのは存在しない。事柄の総体として世界を指し示すことはできるが、指し示すそのものとしては、その場がないので存在しないという事ですね。で、世界は存在しない。になるのですね。

    勉強になりました。ありがとうございました。m(__)m
引用返信/返信 削除キー/
■33661 / inTopicNo.64)  時さんへ
□投稿者/ みのり -(2023/10/02(Mon) 08:04:47)
    2023/10/02(Mon) 13:06:29 編集(投稿者)

    おはようございます。 レスありがとうございます。

    瞑想について書いていただいたものでのロジックと、今回私が概要本からまとめてみた内容のロジックが共通するのではないか、というご意見をいただき、また、それについて私(みのり)がどう考えますか?、という主旨でいただいたと考えました。

    わからないです。。というのが正直なところです。
    でも、時さんの中で、何か共通するものを感じられたのでしたら、それでいいのだと思うのです。
    私のわからない。。というのは、批判的な意味合いでの「何言ってんだろう理解できない、ありえないでしょう」ではなく、時さんの書かれたことが本当に「私の能力では理解できないし、また、今はいいかな。。(申し訳ないです)」という感じなのです。

    以下、自分なりに補足を兼ねて少し書き換える部分もありでしてみます。
    (本を読み自分なりに理解したものに私見を加えたかたちです。)

    ===
    「世界は存在しない」という命題は、「世界以外のものはすべて存在する」という命題とペアになっている。
    ガブリエルによると、この2つを証明することが、『なぜ世界は存在しないのか』の課題。
    ガブリエルは、「世界」という概念を2点で定義する。

    1. 最も大きな領域を指す概念であること。
      したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。

    2. モノではなく事柄の総体であること。

    ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。

    「AはXという意味においてBである」となる。
    ここで例として、ユニコーンは神話という場において存在する、というのが出ています。

    ☆どんなものも無条件に存在するのではなく、「Xという意味の場において存在する」となる。(p253)

    それなら「世界」は、「Xという場において存在するのか」を考えると・・・
    そうなると「X」は世界よりも大きくなければならない。

    (私見)大きな、包括する概念でなければならない、ということだと思います。

       しかし、「世界」という概念は、限定的なものではなく、いくらでも語り
       うる可能性のある概念であり、それを包括する「X」は存在しない。

    そして、「X」が存在しないのであるから、「世界」も当然存在することはない。
    これがガブリエルの言う、「なぜ世界は存在しないのか」のロジックである。
    ===p254より引用

    ===

    ガブリエルの定義による「世界」というのは、宇宙よりも大きい、宇宙をも包括する、宇宙より上位に来る概念だということを言っているのだと思うのです。

    宇宙よりも大きな上位概念、これをどのように定義したらよいか、と考えるなら、ここで出されているアルファベットの「X」、このようなもので止まるしか他はない、ということが次に来ます。

    なぜなら、宇宙(世界)が存在するということ、ひいては「なぜ何も無いのではなく何かが存在するのか」というのについては、人間の知見を超えています。
    カントならアンチノミー、ウィトゲンシュタインなら「語りえぬものについては沈黙しなければならない」に当たる問題になります。

    ですので、その、「世界」の上位概念(X)については、文字通りに「X」としておくしかなくて、そうしておくしかないものを上位概念として仮定しておくしかないものであれば、実質としてのその概念は存在しない、
    したがって「世界は存在しない」となる。
    言い換えれば、「世界という概念の指し示すもの、そのものというのは存在しない。
    事柄の総体として指し示すことはできる、逆に言えば、それだけはできる」ということ。

    これであれば、先に出した、ガブリエルの「世界」というものについての概念定義とも一致してくると思います。


    これが例えば、

    ・セーターなら、「セーターは、冬物衣類という場(意味)において存在する」

    ・海の日なら、「海の日は、日本国が定めた国民の祝日という場(意味)において存在する」

    ・喜望峰なら、「喜望峰は、アフリカ最南端の地形という場(意味)において存在する」
    (これ、間違いって今、調べて知りました。 最南端じゃないのです。
     でも、最南端と間違えられやすいと書いてあったのでこれはこのまま残します (笑)

    ・喜望峰なら、「喜望峰は、アフリカ最南端の地形と間違えられやすいという場(意味)において存在する」


    とそれぞれ明確に概念で語れます。
    それと、今、例として出してみたようなそれこそ無数の「概念で語りうる総体」が世界である、というのが、ガブリエルの「世界」定義の2.になってます。


    こんなところになります。


引用返信/返信 削除キー/
■33643 / inTopicNo.65)  みのりさんへ
□投稿者/ 時 -(2023/10/01(Sun) 15:26:56)
    みのりさんへ。こんにちは。マルクス・ガブリエル氏も知りませんでしたが、お書きいただいた内容について、少し考えてみました。^^

    > ■No33567に返信(みのりさんの記事)
    > ガブリエルの哲学の中心的なテーマは、現代の哲学的な状況をいかに切り開いていくか。
    > 相対主義的な思考法、自然主義的な思考法が力をもち、人間の心の探究も脳科学でできるという考えが支配的になっている傾向に対して、哲学がどのような答えを用意し問題解決を図るのか。

    > 「世界は存在しない」という命題は、「世界以外のものはすべて存在する」という命題とペアになっている。
    > ガブリエルによると、この2つを証明することが、『なぜ世界は存在しないのか』の課題。

    > ガブリエルは、「世界」という概念を2点で定義する。
    > 1. 最も大きな領域を指す概念であること。
    >   したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。
    > 2. モノではなく事柄の総体であること。

    > ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。

    > 「AはXという意味においてBである」となる。
    > ここで例として、ユニコーンは神話という場において存在する、というのが出ています。

    > ☆どんなものも無条件に存在するのではなく、「Xという意味の場において存在する」となる。(p253)

    > それなら「世界」は、「Xという場において存在するのか」を考えると・・・
    > そうなると「X」は世界よりも大きくなければならない。

    > (私見)大きな、包括する概念でなければならない、ということだと思います。

    >    しかし、「世界」という概念は、限定的なものではなく、いくらでも語り
    >    うる可能性のある概念であり、それを包括する「X」は存在しない。

    > そして、「X」が存在しないのであるから、「世界」も当然存在することはない。
    > これがガブリエルの言う、「なぜ世界は存在しないのか」のロジックである。
    > ===p254より引用

    なるほどです。

    私見ですが、私ならば、世界という表現を用いずに「想い」=「想」と表現するでしょうか。前者が存在するというのは、後者に包括されるからであり、前者(世界)を包括するものがなければ前者(世界)は存在しないと考えるという事ですよね。そしてその想いの世界を包括できうる観念は存在しないので、想の世界は存在しないのだと。つまりは、原始でいう想受滅でしょうか。

    時空間(空無辺処)を包括しているのが識の世界観(識無辺処)。それを包括しているのが、全てがあり、全てがないという意味の場においての世界観(無所有処)。それを包括しつつ否定しているのが非想非非想処。そして、これを滅尽した処が、文字化すると想受滅ですね。想いの滅尽した処で、想受滅です。ですので、これを体験しているとか、声高に主張しだすと、それを包括する世界の存在があるという事になり、これを主張するのは、間違いですね。想受滅を体現できたと感じたのであれば、そこがどん詰まりのゴールだと観てよいと思いますね。なぜならば、想のどん詰まりの処を包括しうる次の想の処は存在しないからです。ですので、原始では想受滅が最終なのでしょう。

    二の処(二元)から、二に非ず一の処(不二一元)を超えると、一に非ず二に非ず(不一不二)で、これを超えると、「 」ですが、ここを意味がないという意味を込めて二元での表現で言葉を解き放つと想受滅という表現になるのでしょう。

    > そして、「X」が存在しないのであるから、「世界」も当然存在することはない。
    > これがガブリエルの言う、「なぜ世界は存在しないのか」のロジックである。

    最初これを読んだ時に感じたのが「え?世界って、世界という観念(想い)ではないのかな?」というものでしたが、哲学の世界なので世界と表現されたんだろうなと思いました。

    ・世界を包括する世界はない。よって、世界は存在しない。
    ・世界観という想念を包括できうる想念はない。よって想念は存在しえない。

    多分、同じロジックですよね?だとすると、恐らくは、表現こそ違えども哲学が行き着く最終の処ではないでしょうか。過去にデカルトの「我思う故に我あり」をパクって「我想う故に想いあり」と書いたことがありましたが、ガブリエル氏曰くの、その想い自体を包括できうる場がないのであれば、それは意味という場において存在しないことになりますものね。強いて表現するのであれば、どん詰まりで無限に解放された自由な処という表現になるでしょうか。その処は、無限ゆえに次の意味の場においての包括する想念は必要ないですね。(笑)

    どん詰まりの想念の処であり無限に解放された想受滅は、それを包括するものがないと思われますが、この想受滅は存在するのでしょうか?存在しないのでしょうか?と同時に、想受滅の体得を目指す意味はあるのでしょうか?ないのでしょうか?^^ みのりさんならば、どのように思われるでしょうか?

    > 「AはXという意味においてBである」となる。

    多分、、、ガブリエル氏ならば、想受滅は、(苦の滅尽に関して)二元や一元の場において意味があり、想受滅自体には何ら意味はないと答えられるように感じました。妄想かな?(笑)

    書籍も読まずに感じたことを書いてみましたが、誤読等ありましたらご指摘いただければと思います。
引用返信/返信 削除キー/
■33638 / inTopicNo.66)  Re[31]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ みのり -(2023/09/30(Sat) 21:39:45)
    悪魔ちゃん、こんばんは! レスありがとう。

    No33632に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > お邪魔しま〜す、みのりさん。
    > わたしいま、「世界」っていうの、考えてるところだから。
    >
    > No33615 、ちょっと想い出したの書くね。
    >
    > ガブリエルさんにおける「世界」という語の概念、
    > >1. 最も大きな領域を指す概念であること。したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。<
    > >2. モノではなく事柄の総体であること。モノ(机、パソコン、椅子などなど)が集まっているのが世界なのではなく、文章で表現されうる事柄を全部まとめたものが「世界」。<
    >
    > 2で想い出したのが、
    >
    > 【ウィットゲンシュタイン著『論理哲学論考』1921矢野茂樹訳/岩波書店/2003】の、
    > 1世界は成立していることがらの総体である。
    > 1・1世界は事実の総体であり、ものの総体ではない。
    > 1・2世界は諸事実によって、そしてそれが事実のすべてであることによって、規定されている。
    > 1・3なぜなら、事実の総体は、何が成立しているのかを規定すると同時に、何が成立していないのかを規定するからである。
    > 1・13論理空間の中にある諸事実、それが世界である。
    > 1・2世界は諸事実へと分解される。
    > 1・21他のすべてのことの成立・不成立を変えることなく、あることが成立していることも、成立していないことも、ありうる。
    > (わたし、はっきり言って、ウィットちゃん、何言ってるのかさっぱりだけどね)

    そうなの。本にも『論考』のその部分との共通として書いてあったよ。

    「世界」というのは、家やビルや人や木などの模型のような「モノ」がただ並んでいるのではなく、「雨が降っている」「犬の赤ちゃんが生まれた」「今年の夏は猛暑だった」「私は眠くなった」などなど膨大な無数のそうした事柄の総体だ、とガブリエルは言っていて、
    『論考』の悪魔ちゃんが載せてくれた文章も、おおよそ今私が書いたのと同じようなことを難し気に書いているのだと思ってるよ。

    > >ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。<
    > で想い出したのが、
    > フッサールの「意味を通じて世界とかかわる」。

    フッサールのそういうのがあるんだね。
    ごめん、私ぜんぜんわからなくて。

    > ガブリエルさんの、なんかわたしのとちょっと見方の方向が違うみたいだからこんなのしか思いつかなかった。

    書いてくれてありがとう〜。

    私は哲学の話題、たまにしか書かないけど、何か気になる話題があれば遠慮なくまた書きに来てね。^^
引用返信/返信 削除キー/
■33635 / inTopicNo.67)  Re[32]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/09/30(Sat) 20:47:51)
    もうちょっと。

    ガブちゃんの「世界」という語の概念は、
    <文章で表現されうる事柄を全部まとめたものが「世界」>

    ウィットちゃんの場合はたしか、
    7.語りえぬものについては、沈黙せなばならない。
    だった。

    ・・・・

    ごめん、わたしの世界に入ってきてる。ここに書くのもうやめるね。




引用返信/返信 削除キー/
■33633 / inTopicNo.68)  Re[31]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/09/30(Sat) 20:22:03)
    あ、ちなみに、わたし、

    ウィトちゃんの1の『成立している』を「存在する」って見てる。

    ガブちゃんの『なぜ世界は存在しないのか』っていう問い?は、「世界」と「存在」の関係を語ってるようにわたし見えるから、ちょっとわたしの。
引用返信/返信 削除キー/
■33632 / inTopicNo.69)  Re[30]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/09/30(Sat) 20:06:24)
    お邪魔しま〜す、みのりさん。
    わたしいま、「世界」っていうの、考えてるところだから。

    No33615 、ちょっと想い出したの書くね。

    ガブリエルさんにおける「世界」という語の概念、
    >1. 最も大きな領域を指す概念であること。したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。<
    >2. モノではなく事柄の総体であること。モノ(机、パソコン、椅子などなど)が集まっているのが世界なのではなく、文章で表現されうる事柄を全部まとめたものが「世界」。<

    2で想い出したのが、

    【ウィットゲンシュタイン著『論理哲学論考』1921矢野茂樹訳/岩波書店/2003】の、
    1世界は成立していることがらの総体である。
    1・1世界は事実の総体であり、ものの総体ではない。
    1・2世界は諸事実によって、そしてそれが事実のすべてであることによって、規定されている。
    1・3なぜなら、事実の総体は、何が成立しているのかを規定すると同時に、何が成立していないのかを規定するからである。
    1・13論理空間の中にある諸事実、それが世界である。
    1・2世界は諸事実へと分解される。
    1・21他のすべてのことの成立・不成立を変えることなく、あることが成立していることも、成立していないことも、ありうる。
    (わたし、はっきり言って、ウィットちゃん、何言ってるのかさっぱりだけどね)

    >ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。<
    で想い出したのが、
    フッサールの「意味を通じて世界とかかわる」。

    ガブリエルさんの、なんかわたしのとちょっと見方の方向が違うみたいだからこんなのしか思いつかなかった。

引用返信/返信 削除キー/
■33615 / inTopicNo.70)  Re[29]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ みのり -(2023/09/30(Sat) 08:29:05)
    No33567に返信(みのりさんの記事)

    > 『世界はなぜ存在しないのか』という本があるのを知った。
    > その著者がタイトルにしたマルクス・ガブリエル。

    前の投稿で触れていた『哲学名著の50冊が1冊でざっと学べる』岡本一郎 著
    を読みまとめてみます。

    p251より。

    ガブリエルの哲学の中心的なテーマは、現代の哲学的な状況をいかに切り開いていくか。
    相対主義的な思考法、自然主義的な思考法が力をもち、人間の心の探究も脳科学でできるという考えが支配的になっている傾向に対して、哲学がどのような答えを用意し問題解決を図るのか。

    p252より。

    『なぜ世界は存在しないのか』は、2013年の出版。
    「新実在論」という立場を取っている。

    「世界は存在しない」という命題は、「世界以外のものはすべて存在する」という命題とペアになっている。
    ガブリエルによると、この2つを証明することが、『なぜ世界は存在しないのか』の課題。

    ガブリエルは、「世界」という概念を2点で定義する。

    1. 最も大きな領域を指す概念であること。
      したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。

    (私見) 普通の感覚では、世界より宇宙のほうが大きな概念なのだけれど、あえとこう定義したわけですね。
    これはおそらく、宇宙については様々に考察したり文章化することが可能であることが関わっているのだととりあえず考えます。

    2. モノではなく事柄の総体であること。
      
      モノ(机、パソコン、椅子などなど)が集まっているのが世界なのではなく、
      文章で表現されうる事柄を全部まとめたものが「世界」。

    (私見)つまり、無限に語りうるということなのだと思います。


    p253より。

    ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。

    「AはXという意味においてBである」となる。
    ここで例として、ユニコーンは神話という場において存在する、というのが出ています。

    (私見)似たようなことなら、 幽霊は心霊というカテゴリーにおいて存在する、
    なんていうのもそうですね。
    実在が当然とされる人間にしても、地球の人間界という場において存在するのですね。

    ☆どんなものも無条件に存在するのではなく、「Xという意味の場において存在する」となる。(p253)

    それなら「世界」は、「Xという場において存在するのか」を考えると・・・

    そうなると「X」は世界よりも大きくなければならない。

    (私見)大きな、包括する概念でなければならない、ということだと思います。

       しかし、「世界」という概念は、限定的なものではなく、いくらでも語り
       うる可能性のある概念であり、それを包括する「X」は存在しない。

    ===
    そして、「X」が存在しないのであるから、「世界」も当然存在することはない。
    これがガブリエルの言う、「なぜ世界は存在しないのか」のロジックである。
    ===p254より引用

    (私見)何かが存在するという時、必ず、意味の場においてそれは存在する。
    ユニコーン、幽霊、人間の例を出しました。
    それぞれに、神話、心霊、地球というそれより大きな包括するもの(「場」「X」)において存在する。

    しかし、無限に語ることのできる「世界」を包括する「X」は存在しないので、「世界」も存在しない。

    ということなのですね。


     ☆悪魔ちゃん、おとといは投稿ありがとうね。
引用返信/返信 削除キー/
■33576 / inTopicNo.71)  Re[29]: マルクス・ガブリエル
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/09/28(Thu) 19:56:17)
    みのりさん、ちょとお邪魔します。

    >世界はなぜあるのか、あるというのはどういうことか<
    >世界はなぜ存在しないのか<
    どうしてこんなこと考えるのかわかんないから、関心ある。
    っていうのは、「世界」、メルポンの本にもそんなことが書いてあったから。
    ここの話題と違うかもしれないから、わたしのところでそこのところで書くことにするね。

    ガブリエルさん、どんなこと言ってるのかなんか楽しみ。
引用返信/返信 削除キー/
■33567 / inTopicNo.72)  マルクス・ガブリエル
□投稿者/ みのり -(2023/09/28(Thu) 08:12:44)
    世界はなぜあるのか、あるというのはどういうことか、などを考えていた時、いや、けっこうよくこれは考えてしまうことなのだけど、そんなことがふと思いうかんできて、Amazonの本屋さんをあちこち覗いていた時、
    『世界はなぜ存在しないのか』という本があるのを知った。
    その著者がタイトルにしたマルクス・ガブリエル。

    世界は存在しない? なぜ存在しないのか?
    って、刺激的な観方だと思い、興味は津々だったけど、その時、その本をポチるまではいかなかった。

    たまたま最近購入してパラパラと読んでいた『哲学名著の50冊が1冊でざっと学べる』岡本一郎 著 で一番最終に紹介されていたのがマルクス・ガブリエルだった。
    この本を購入した理由は、自分が興味を持ち、読んで理解することができ、
    なおかつ自分の考えと遠くはない哲学者を見つけられたらいいな、というウィンドウショッピング的感覚♪で。

    ガブリエルの世界観はウィトゲンシュタインの影響を受けているよう。

    この概説本のガブリエルのところを次回少しまとめてみようと思います。

引用返信/返信 削除キー/

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