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Re[30]: マルクス・ガブリエル
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□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/09/30(Sat) 20:06:24)
| お邪魔しま〜す、みのりさん。 わたしいま、「世界」っていうの、考えてるところだから。
No33615 、ちょっと想い出したの書くね。
ガブリエルさんにおける「世界」という語の概念、 >1. 最も大きな領域を指す概念であること。したがって、物理学的な「宇宙」よりも「世界」のほうがもっと大きな概念。< >2. モノではなく事柄の総体であること。モノ(机、パソコン、椅子などなど)が集まっているのが世界なのではなく、文章で表現されうる事柄を全部まとめたものが「世界」。<
2で想い出したのが、
【ウィットゲンシュタイン著『論理哲学論考』1921矢野茂樹訳/岩波書店/2003】の、 1世界は成立していることがらの総体である。 1・1世界は事実の総体であり、ものの総体ではない。 1・2世界は諸事実によって、そしてそれが事実のすべてであることによって、規定されている。 1・3なぜなら、事実の総体は、何が成立しているのかを規定すると同時に、何が成立していないのかを規定するからである。 1・13論理空間の中にある諸事実、それが世界である。 1・2世界は諸事実へと分解される。 1・21他のすべてのことの成立・不成立を変えることなく、あることが成立していることも、成立していないことも、ありうる。 (わたし、はっきり言って、ウィットちゃん、何言ってるのかさっぱりだけどね)
>ガブリエルの独自性は、事柄の総体という世界概念に、「意味の場」を付加したこと。< で想い出したのが、 フッサールの「意味を通じて世界とかかわる」。
ガブリエルさんの、なんかわたしのとちょっと見方の方向が違うみたいだからこんなのしか思いつかなかった。
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