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■30406 / inTopicNo.37)  永井独在性のホコ?(;´・ω・)
  
□投稿者/ うましか -(2023/04/22(Sat) 23:49:41)
    ◇ 永井均『独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか 哲学探究3』,2022年

    https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393324028.html

    >なぜか一つだけ意識がむきだしになっている。そう他人に伝えても「私だって私にとっては意識がむきだしになっている」と並列に理解されてしまう。しかし、たった一つ私の意識しか現にむきだしになっていないのだ。<


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■30430 / inTopicNo.38)  うましか帖:チャーマーズ(;´・ω・)2
□投稿者/ うましか -(2023/04/23(Sun) 21:33:27)
    >◇デイヴィッド・J・チャーマーズ『リアリティ+ バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦』上・下、高橋則明 訳

    >正直に言おう。自分がバーチャル世界にいるのかどうか私にはわからないし、あなたにもわからない。決してわからないだろう。原理的に言って自分がバーチャル世界に"いる"ということは確認できる可能性がある。たとえばシミュレーション実行者が自分の存在を参加者に知らせて、どのようにシミュレーションが実行されるのかを教えることもできる。だが、バーチャル世界に"いない"ことは、決して確かめられないのだ。< 〔同書,p.45〕

    だがしかし、チャーマーズは、たとえ私たちがシミュレーションの中にいたとしても、その世界は「リアル」なのだと主張する。さて「リアル」とは何なのか?

    (;´・ω・)沼
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■30438 / inTopicNo.39)  古田徹也の世紀末言語(不信)論(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/04/24(Mon) 07:58:05)
    ◇ 古田徹也『言語の魂の哲学』,2018年

    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000195634

    >中島敦の小説「文字禍」、ホーフマンスタールの小説「チャンドス卿の手紙」。この二つの作品に描かれたいわゆる「ゲシュタルト崩壊」、すなわち、文字が意味や表情を失って見える現象をてがかりに、ウィトゲンシュタインの言語論に新しい視座を与え、カール・クラウスの言語論に、すぐれて現代的な意味を見出す。清新な言語哲学の登場!<

    *******

    No.30125 で紹介した木村裕一論文をはじめ、西村雅樹や嶋崎隆の論考も参考文献としてあげられています。タイトルの「世紀末」は、19世紀末〜20世紀初頭のおもにウィーン文化を念頭にしています(・ω・)ノ

    でもやっぱり、うましかはコレがいいな(*‘∀‘)

    https://www.heibonsha.co.jp/book/b160577.html




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■30586 / inTopicNo.40)  リバタリアン・パターナリズム(´-`).。oO
□投稿者/ うましか -(2023/05/06(Sat) 22:37:37)
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■30598 / inTopicNo.41)  Re:リバタリアン・パターナリズム
□投稿者/ 田秋 -(2023/05/07(Sun) 22:11:58)
    こんばんは、うましかさん

    うましかさんご紹介の
    https://ideasforgood.jp/glossary/nudge/
    にある
    《行動変容をそっと促すナッジは、しばしば母ゾウが子ゾウを鼻でやさしく押し動かすようすに例えられる》

    を読んで《そっ(口偏に卒)啄同機》を連想しました。
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■30600 / inTopicNo.42)  田秋さんへ(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/05/07(Sun) 22:56:03)
    こんばんはー

    No.30598(田秋さん)

    >行動変容をそっと促すナッジは、しばしば母ゾウが子ゾウを鼻でやさしく押し動かすようすに例えられる
    >を読んで《そっ(口偏に卒)啄同機》を連想しました。

    "ロ卒啄同機"(;´Д`A```

    https://yoji.jitenon.jp/

    より引用です。(※「そつ」はうましかが口卒と表記)

    >そったくどうじ
    >絶好の機会のこと。また、学ぶ者と指導者の呼吸がぴったり合うこと。
    「口卒」は、雛(ひな)がかえろうとするとき、殻の中で泣く声のこと。
    「啄」は、親鳥が卵の殻を外からつついて、雛が出てくるのを助けること。
    禅宗で、弟子が悟りを開くまであと一歩というとき、師匠がすかさず指導して悟りを得られるようにすることをいう。
    >出典『碧巌録』「一六」

    *******

    田秋さん、ありがとうございます!m(__)m

    「母ゾウが子ゾウを鼻でやさしく押し動かすようす」は、この「行動変容」を促そうとする側のスタンスをさりげなく喩えているようにおもいます。的外れかもしれませんが、パターナリズムという語の意味の強さを打ち消し緩和するような、いわば「マターナリズム」。

    ところで田秋さんご紹介の「そったくどうじ」

    >親鳥が卵の殻を外からつついて、雛が出てくるのを助ける

    これも母ゾウと子ゾウの関係とはまた違った味わいがありますね。

    うましかは「殻」が気になります。
    つつき過ぎてしまっては、、、いけない、、、けど、、、(;´Д`A ```


    人間ってむずかしいです(/・ω・)/沼



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■30635 / inTopicNo.43)  ナッジ(。´・ω・)?
□投稿者/ うましか -(2023/05/11(Thu) 21:09:46)
    2023/05/11(Thu) 22:14:09 編集(投稿者)

    ◇ 那須耕介・橋本努 編著『ナッジ!? − 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』,2020年

    https://www.keisoshobo.co.jp/book/b510211.html

    >それは「支援」なのか「操作」なのか? 強制にも説得にも頼らない社会改革の新技術とその思想を、気鋭の論者たちが問いただす!


    ◇ 山根承子『ナッジする仕掛け』,2013年

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/28/4/28_596/_article/-char/ja/

     山根によれば、「リバタリアン・パターナリズム」とはリバタリアニズムとパターナリズムという相反する二つのものを同時に含んだ考え方である。ではそれはどのようなものなのか。リバタリアリズムとは「人間は自身で正しい判断をし、それを実行することができる」と考えており、一方パターナリズムは「人間には意思決定を行う能力がない」と考えている。

     要するに、山根によれば、「リバタリアニズムは放置しすぎだが、パターナリズムはお節介すぎる」。

     そこで(山根の専門とする)行動経済学では「リバタリアン・パターナリズム」という立場を推奨するわけである。この考え方を提唱したリチャード・セイラーとキャス・サンスティーンによれば、それは「選択の余地を残しながらも, より良い方向に誘導する」ことを目指すものであり、日本語では「緩やかな介入主義」と訳されるとのこと。

    *******

    ◇ D.A.ノーマン『誰のためのデザイン?増補・改訂版 − 認知科学者のデザイン原論 』,2015年

    https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455574.html



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■30815 / inTopicNo.44)  うましか帖:チャーマーズ(;´・ω・)3
□投稿者/ うましか -(2023/05/24(Wed) 21:52:44)
    ◇ デイヴィッド・J・チャーマーズ『意識する心 − 脳と精神の根本理論を求めて』,2001年

    https://www.hakuyo-sha.co.jp/science/意識する心

    >意識とは何か? なぜ脳から心が生まれるのか? コンピュータは意識をもてるのか? これまでのややこしい哲学を明快に整理し,意識と物質を一括して支配する驚くべき根本法則に迫る。<

    *******

    さいきん、あまりに忙しくてまともに読書できない(´;ω;`)ウゥゥ

    カント先輩ごめんなさいm(__)m

    自宅のトイレにチャーマーズの『リアリティ+ バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦』( No.30193 )を置いてながめてますが、正直あまりワクワクしない、、ので、初心にかえり(。´・ω・)?『意識する心』をついに購入!

    (/・ω・)/


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■30966 / inTopicNo.45)  山口修二の超越論的論理学研究(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/06/05(Mon) 00:05:52)
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■30971 / inTopicNo.46)  田口茂 モナドと「窓」(;゚Д゚)|(゚Д゚;)
□投稿者/ うましか -(2023/06/05(Mon) 00:55:08)
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■31237 / inTopicNo.47)  新たな関心事を追加(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/06/24(Sat) 10:42:25)
    No29993に返信(うましかさんの記事)
    > 以前書いたものをまたあげておきます(;´・ω・)
    >
    > *******
    >
    > ■28264 / inTopicNo.34)  今年もあとわずか(;´・ω・)
    > ▲▼■
    > □投稿者/ うましか -(2022/12/28(Wed) 01:01:44)
    >
    >
    > 哲学にはさほど興味のない私うましかですが、消化試合の人生のうちなる残り火としては、まだこんなことに辛うじて関心があります。
    >
    > 他人の思想としては、
    > ・カントの『純粋理性批判』
    > ・ウィトゲンシュタインの哲学の初期から中期にかけて
    >
    > テーマとしては、
    > ・独我論
    > ・死生学
    >
    > こんなことを考え続けていたら、いつのまにか、うましかな人生は終わっているのかな(´-`).。oO
    >
    > まー他人からみて何が好いのか理解できないような趣味でも、あるだけ幸いだとおもいました。
    >
    >
    > 【追記】
    >
    > ・最近では、カント先輩の「行為論」という切り口の可能性に関心が出てきました。
    >
    > ・あとは、読む気はしないが、なぜか気になる〈私〉の哲学(永井均)(´・ω・`)
    >
    > https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393324042.html


    新たに関心が出てきたテーマとして、、、

    ・怒り

    を付け加えておきます。アンガーマネジメント自体も考察対象。

    あと、死生学への関心の一部として、Kuebler-RossとCicely Saunders について最近考えてる(´-`).。oO

    もちろん、私のこの掲示板の利用目的のメインはカントの純理を読むことですが〜

    (/・ω・)/沼








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■31243 / inTopicNo.48)  「ケアの倫理と道徳の相対主義」(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/06/24(Sat) 11:45:51)
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