| 異教徒、皆殺しにせずんば止まじ。
神の命令(契約)としてヨシュア記にそう書いてあるから、キリスト教徒はこの命令を守らなければならない。
だから先住民の虐殺は正当化されるというもの。
なぜ小室が誤りかと言うと、ヨシュアと神の契約は、約束の地カナンにいる先住民が、出て行かなければ皆殺しにしなさい、というもの。
新大陸その他は、神との契約で決められた約束の地ではないので、先住民を殺す命令・契約は無効となる。
小室直樹や彼の愛読者は、永遠に真実に触れることはできないが、ニークラをロムしている皆さんの為に真相を述べよう。
侵略・大虐殺の根拠は、ロマ書とルカの福音書にあるんだ。
この辺のいきさつは、ロング・ストーリー(話せば長くなる)になるので省くが、ヨーロッパ中世史に興味がある人は、面白いかも知れないね。
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