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Re[28]: エピクテトス
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□投稿者/ akaimi -(2024/03/11(Mon) 20:42:31)
| 2024/03/11(Mon) 20:48:32 編集(投稿者)
■No36771に返信(時さんの記事) > akaimiさんへ。こんにちは。
時さん、こんばんは! 投稿ありがとうございます。
> ■No36736に返信(akaimiさんの記事) > >>もし罵る者に罵りを、怒る者に怒りを、言い争う者に言い争いを返したならば、その人は相手からの食事を受け取り、同じものを食べたことになる。 >>わたしはあなたが差し出すものを受け取らない。 >>あなたの言葉は、あなただけのものになる。そのまま持って帰るがよい。 > > この続きで、怒りに対して怒りで還さない人への一般的な見え方が書かれているようです。 > > ・しかし自身と相手方双方の治療者の事を、法を知らない人々は「愚者」だと考える。と。 > > 実際に私も過去、このようなことを経験していますが、互いの見解の主張の仕合から口論となり、やがては怒りに任せて・・喧嘩別れなどという事はよくありそうです。しかしこの段階で現代でいうところのスルースキル、そのお相手との同じ土俵に上がらないという事がもしも自然に日常的にできたとしたら、自らは悩まず苦しみませんね。 > > しかしこの情景を見ていた周りの人々は、この法を知りませんので、言い返さない人(悩まず苦しんでいない人)に対して、言い返せない(返さない)ので愚か者と考えます。という事だと思いますが、当然、これもナチュラルにスルーです。(笑)
怒りをぶつけてくる人に対して言い返さない人というのは、ブッダの教えを知らない人にとっては愚者に見える、というのが、私が引用したものに続いているのですね。 教えていただいてありがとうございます。
> ・自ら悩み苦しむ者。 > ・他者を悩まし苦しめる者。 > ・自ら悩み苦しみ、他者を悩まし苦しめる者。 > ・自ら悩まず苦しまず、他者を悩まさず苦しめない者。 > > あなたは、上記のどの人が良いですか?というものも他経典にあります。
ええと。。どこかで見聞きしたような気はするんですが、そんな気がするだけかな。。 なんという経典ですか? よかったら教えてください。_(._.)_
> ・自ら悩まず苦しまず、他者を悩まさず苦しめない者。
四番目のこちらが理想の在り方を示しているのだろうと思うのですが、合ってますでしょうか?
この四番目に書かれている内容と共通性を感じる言葉がエピクテトスにもあるんです。 引用してみますね。
=== 自分自身が不幸な場合に、そのことの原因となった他人を非難することは、無教養な者のすることである。 自分自身を非難するのは教養の初心者のすることである。 他人をも自分をも非難しないのが教養のできた者のすることである。 === 『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 この生きづらい世の中で「よく生きる」ために』荻野弘之 著 p165より引用
この言葉の解説として、
=== いったん感情は脇において、事実は事実として受け止め一喜一憂しない。 その境地に至るための第一歩として「他人をも自分をも非難しない」というエピクテトスの助言を活かしたい。 ===p167より引用
とあります。
恨み、憎しみ、悲しみといった感情に支配され、相手や自分を感情的に非難したり責めたりするのではなく、事実は事実として受け止め心を乱さないようにする。 そうした大切さを説いている言葉なのだと思います。 また、そうすることで実際に問題解決がしやすくなる、速まるというのも十分あるように思います。
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