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No36525 の記事


■36525 / )  Re[27]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2024/02/12(Mon) 15:47:40)
    きょうはもう少し、お話しできるようになったのを。

    No36522のつづき、

    (c)『イメージと幻覚には欺瞞が含まれており、それらは疑似的な視覚として示されます。狂人の虚言は、自分自身をだましているわけではないでしょう。彼の視覚はつねに、彼の行動の基盤となっている積極的な何かがあります。』

    この『イメージ』っていうのもやっぱ〈想像的イメージ〉でいいかな。

    『狂人の虚言は、自分自身をだましているわけではないでしょう。』
    No36522で見たように、
    〈想像-されるもの(現にないもの)〉は、確信となっているから、(たぶん、他者から見たら)その虚言は、自分自身をだましてるわけじゃないんだと思う。

    『彼の行動の基盤となっている積極的な何かがあります』のこの『積極的な何か』っていうのが、(g)〜(k)に出てくる『情動』『感情』『情緒』につながってくるんだと思う。
    ここらへんは後で見てくことにする。

    わたしがここでひっかかっちゃたのは、
    『それらは疑似的な視覚として示されます』、ね。
    これ、
    (f)『物質的な拠りどころのない純粋なイメージ。そこで重要なのがまさに投影ですが、それは情動的で、活動的で、非知性的な投影です。』
    の『投影』と関連してると思うのね。

    ちょっと(f)を見て見る。
    (f)『物質的な拠りどころのない純粋なイメージ』、これってどんなイメージのこと指してるのかしら?

    (d)に、
    『想像力はつねに知覚された対象を目ざします。想像することは、内的な場面を熟視することではなく、単一の対象を参照することです。』
    ってある。この『知覚された対象』っていうのをどう見るか、なんだけど。
    〈知覚-されるもの(現実的なもの)〉が〈知覚-されたもの〉になるわけだから、結局、〈知覚-されたもの〉も〈現実的なもの〉ってしてもいいと思うから、〈知覚-されたもの(現にあるもの)〉ってして見て、これを『知覚された対象』ってして見た。
    これから、
    (d-1)想像力はつねに〈知覚-されたもの(現にあるもの)〉を目ざし、想像することは・・・その単一の対象を参照する。
    って見た。
    〈するもの-想像〉の〈想像-されるもの〉(想像の志向的対象)は、〈非現実的なもの(現にないもの)〉なんだけど、
    (d-1)を、
    (d-A)〈するもの-想像〉は、〈知覚-されたもの(現にあるもの)〉を“参照にしてる”。
    って見たのね。

    こういうふうにわたし見たから、

    (f)の、『物質的な』っていうのを〈知覚-されたもの(現にあるもの)〉として見て、
    『物質的な拠りどころのない純粋なイメージ』は、
    《〈知覚-されたもの(現にあるもの)〉を参照することのない〈想像的イメージ〉》って見た。

    ちなみに、(d)の『熟視することではなく』は、(o)に『それは注意深い観察以前にあります』っていうのもあって、こういうの、わたしのばあい、〈科学的知性のような熟視(注意深い観察)ではなく、その以前〉の、〈感知性〉の、ってして見てる。

    ちょっと込み入ってきたけど、

    わたしがひっかかってるのは、(c)『イメージと幻覚…それらは疑似的な視覚として示されます』のところで、
    これ、(f)の、『投影』と関係してくるんじゃないか、っていうことと、
    No36130の(t)の、〔感覚の変様態〕とか〔物理的像の変様した像客体が出現〕
    に関連してるんじゃないかな?って。

    ここんとこ、つづく。

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