| ところで小生は芸術に関しては全くシロウトだが、芸術が嫌いではなくむしろ好き
と言っていいだろう。すなわち小生は低レベルの芸術ディレッタントなのである。
その目からするとあの入場行進は悪くは無かったように思われるというワケだ。
ああいう催しにたいするクロウト的批評は必ずしもプラスにはならない。
オリンピックの入場行進に力を入れすぎるとスポーツの祭典だか芸術のコンクール
なのかわからなくなってしまう。また開催国の国家の力が見えすぎて嫌味になる嫌
いもあるだろう。海外の評価は...
> 東京五輪がついに開幕。7月23日に国立競技場で行なわれた開会式では、日本らしい様々な演出が話題を集めたが、その中でも五輪競技を絵文字で体現した“動くピクトグラム”に世界から熱い視線が寄せられている。
【画像】“ピクトグラム男”たちが素顔を公開!チームで撮影した舞台裏ショットをチェック
1964年の東京五輪から採用された競技種目を表す絵文字「ピクトグラム」。今回はその全50種目に及ぶポーズを、青と白のコスチュームを着たパフォーマーたちが次々と体現していった。約5分間にわたるこの圧巻のパフォーマンスは、海外でも大きな関心の的となったようだ。 米NBCのニュース番組『Today Show』は、「しばらく語り継がれるパフォーマンスだ」と記事を掲載し、「東京五輪の開会式で、言語の壁を越えた息を呑むようなパフォーマンスが繰り広げられた」と、今回のピクトグラムを取り上げている。
さらに、同メディアは「ステージを軽やかに動き回り、しばらくの間ショーを独占していた」と絶賛。「このパフォーマンスには優れた調整力が要求される」と振り返り、「主役がバドミントンのラケットを落としてしまった一瞬を除いて、ほぼすべてが順調に進んだと言えるだろう」と、その内容を評した。
開会式終了後には、出演したパフォーマーコンビ“GABEZ”が「めちゃくちゃ焦った〜けど、楽しかった!!ありがとうございました」と安堵のツイート。ピクトグラムチームに携わった俳優の松本亮さんは「一生懸命、今出来ることをやりました。本当にありがとうございました!」などと感謝を綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
>「ドローンで大会エンブレムを空に表現するなど、芸術的でとても素晴らしかった」MPCで作業をする英大衆紙ミラーの記者は開会式の演出をこう評価した。
>生中継した仏国営テレビは「簡素だが、詩的、文化的側面は劣っていない」と伝え、日本の歴史に光を当てる演出内容だったと称している。
>英紙ガーディアンは開会式について「昨年の苦闘から目をそらして笑って踊るだけのショーではなく、喪失と悲しみのテーマを導く他に類のない3時間となった」と総括した。観客のウェーブや選手たちが抱き合う姿、これ見よがしな演出がなかったとし、「東京は世界のムードを保ち続けたし、やり過ぎないほうがより良いのだということを示した」と評価した。
>米紙ワシントン・ポスト 「現在の日本の多様性を感じさせた。移民について、人種やアイデンティティーの異なる人々が一つの国をつくるという考えについて、まさに取り組み始めたばかりの国であるとうなずかせるものだった」と評した
>中国では、国営メディアを中心に開催を好意的に評価する論調が多い。
中国紙の環球時報は「新型コロナで亡くなった人たちへの黙禱(もくとう)にみんなの心が動かされた。死者への哀悼を表す踊りの後、会場のライトが消えると、全員が立って黙禱した」とし、「無観客の競技場では各国の記者たちが最大の『応援団』になった」と伝えた。
中国の通信社の中国新聞社は、一目で競技がわかる「ピクトグラム」を表現したダンスについて「日本のテレビ番組『超級変変変(欽ちゃんの全日本仮装大賞)』のように演じていた」と伝えた。仮装大賞は、かつて中国でもテレビ放送されて人気を博したという。記事では中国のネット上で多くの人がダンスと番組を結び付けて話題にしていたと紹介し、「今回の開会式で最も創意のあるプログラムだったのでは」と評価した。(小山謙太郎)
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