| オロナミンCドリンクといえば当時対抗商品として幅を効かせていたのが大正
製薬から発売のリポビタンDである。こちらは元々アンプル液だったものを
1962年に医薬品のドリンクとしてリニューアル発売したもので、現在販売数
は200億本を越え、栄養ドリンク市場の50%を席捲する状況となっている。
かくいう小生も最初は医薬品(現在は医薬部外品)ということで断然たるリポD派
だった。
リポビタンDの成分を見てみよう。
タウリン 1000mg
イノシトール 50mg
ニコチン酸アミド 20mg
ビタミンB1 5mg
ビタミンB2 5mg
ビタミンB6 5mg
無水カフェイン 50mg
白糖
D−ソルビトール
クエン酸
安息香酸Na
香料
グリセリン
バニリン
ところで3回にわたってオロナミンCドリンクについての投稿をしてきた理由で
あるが、最近ふとしたことからオロナミンCドリンクを飲む機会がありそれが疲労
回復にかなりの効果があることがわかったからだ。若い頃は三共のりゲインや佐藤
のユンケルのような「濃い系」のドリンクに世話になったもんだが、最近は腎臓を
やられてしまい「濃い系」が飲めなくなってしまったのだ。
さてオロナミンCドリンクのどの成分が小生の疲れに効いているのかは定かでは
ないが、この手のドリンクの中には単に神経系に作用して疲れが取れたような気に
させているだけのものがあるから要注意である。小生が40代半ばでダウンしたの
もその手のドリンクにしてやられた結果かも知れない。
ただ「薬品」としては極めて薄い部類に属するオロナミンCドリンクがどうして
小生の体には効果的なのかは不思議というほかは無い。薬品というものは生体の体
質によって効き方が異なることはあることだろうが...。
|