| ■No867に返信(ひよこさんの記事)
> 辻潤も、マックス・シュティルナーも > アナーキズムにつながる思想家と言われていますし、 > アナーキズム系統の人は自己中的な人が多いですね。 > 現代でも、栗原康というアナキズム研究家が、 > 辻潤みたいな、「僕は働きたくない」みたいなことを言ってるようです。
辻潤も、マックス・シュティルナーもよく知らないのですが、マックス・シュティルナーのwikipediaを読むかぎりではニーチェと共通するところがあるようですね。 個人主義と利己主義は決して似通ったものではなく、前者は実存主義に通じ、後者は仏教で言うところの四煩悩(我癡、我見、我慢、我愛)から立ち上がるものだと思います。
「いかなる人間的共通性にも解消出来ない交換不可能な自己の自我以外の一切のものを空虚な概念として退け、その自己が、自らの有する力によって所有し、消費するものだけに価値の存在を認める徹底したエゴイズムという彼の思想(wikipediaより)」のエゴイズムとは所謂四煩悩(我癡、我見、我慢、我愛)ではなく、コギトや永井均の〈私〉、パニチェ的には「比類なき先言の<私>」に通じる独我論(独在論)的な存在価値のことだと思います。
wikipediaからの付け焼刃なので、私のマックス・シュティルナーに関する解釈が間違っているかもしれませんが。。。
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