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■37825 / inTopicNo.1)  カント先輩の「自由という原因」日記
  
□投稿者/ pipit -(2024/07/12(Fri) 21:00:49)
    みなさまこんばんはー(^ ^)

    カント先輩ってなんか変わってる?(ソフト表現)って言いたくなるのは、例えば、、、

    純粋理性批判の二律背反の箇所では、
    『世界には自由による原因性がある。』
    『世界には自由なものはない。』
    という問いを立てていて、知性はこの問いに(知性の機能的に?)答えられない、としてるみたいなんですけど、、、
    【自由による原因性】って、変◯やな、って思ってしまいます...

    いろんな解釈があると思うのですが、郡 和範先生の記事がおもしろかったです。
    https://www.kek.jp/ja/topics/20210325
    記事より引用
    『Bの「自由な選択に原因があるか」に関して、カントは「自由」とは「因果律」に縛られない行動をとることだと定義しています。ここで、カントの言う「因果律」とは、通常の物理学でいう厳密な意味での因果律とは異なりますが、このエッセイではカントの意味で「因果律」を用いることにします。例えば食欲などの欲望に従って行動することは、カントの定義する「自由」ではありません。実はミクロの世界の物理法則である量子力学では、すべてのことが確率的に決まります。通常の巨視的な力学での「因果的に」運動がすべて支配されている私たちの世界とは、全く異なるのです。例えば、シュレディンガーの猫の思考実験に見られるように、崩壊率が量子力学に従って確率的に決められる放射性物質の崩壊で、猫に毒ガスが放出される場合です。この場合、いつガスが放出されるかは「因果律」に従うのではなくて、カントの言う「自由」に相当することになるでしょう。まだ仮説段階で検証されていないことですが、我々の脳の思考が量子力学に従った確率で決まる場合があるのなら、行動するための選択に原因がない場合があるということを意味するかもしれません。この問題も結論がでていません。』

    ちなみに、カントは、道徳行為において【自由による原因性】を認めてそうなんですけどね(^_^;)
引用返信/返信 削除キー/
■37820 / inTopicNo.2)  純粋理性批判B183
□投稿者/ pipit -(2024/07/12(Fri) 18:06:04)
    2024/07/12(Fri) 18:22:40 編集(投稿者)

    みなさまこんにちは!英訳を日訳してみました。

    No37582
    ※英訳略。37582の投稿内で引用しています。

    (pipit日訳)
    原因および事物の因果性の図式は、措定されたとき、常に他の何かがそれに付随する実在である。それゆえ、それは、多様の継起において成り立つ---その継起が規則に従う限りにおいて---。

    (pipit感想)
    AIが作る世界を想像したらいいんじゃないかなと思いました。
    因果性の概念を最初にプログラムされているとき、
    そのプログラムに放り込むのは、Aが生じた後にBが生じる確率が高い実在を、[Aに依存してBが生じる]という知性の世界観に当てはまる。
    リアルの概念への包摂は間違えることもあるから、実験して確かめる。
    知識は絶えず修正されていく。。。けど、『ならば』の働き自体は無修正。
    なぜならその理解がアプリオリだから、、ってカント的にはそんな感じなのかなーと思いました。
引用返信/返信 削除キー/
■37818 / inTopicNo.3)  原因性☆彡日記
□投稿者/ pipit -(2024/07/12(Fri) 01:39:49)
    みなさまこんばんは!
    カントのカテゴリー、原因性についてここ数日考えてて、やっと少しだけアイデアが出てきた気持ちになったんだけど、
    急な用件入ったり、パソコントラブルあったりで、
    今日書けなかった(><)
     
    またまとめるつもりだけど、混沌のまま書いちゃいます。

    カテゴリーは、対象の対象性を作り上げるものとすると、
    原因性とは、衝動やポテンシャル(潜在力)と捉えることも可能なのではないかと。
    対象 が主語となり、動詞 が 対象のポテンシャルとしての作用を表す、みたいな。
    客体情報としての原因性。

    例えば、大雨は洪水を起こす。
    ダムは洪水を防ぐ。

    このとき、対象としての、大雨には洪水を起こすという原因性、
    ダムには洪水を防ぐという原因性。

    実際に洪水が起きるか否かは、様々なエネルギーの方向により、一つの現実となるけど、
    認識対象について「原因性」というカテゴリーにより集められる客体情報。

    熱々のフライパンに、生卵を熱するという原因性の客体情報を認識するので、私は熱々のフライパンに生卵を落として目玉焼きにする。(行為のための情報を作り上げているカテゴリー)

    動詞、、集める、流す、熱する、押す、
    主語とは別のものへの作用を表す動詞のとき、この行為エネルギーの原因性が、主語となる現象に認知されているのではないかな、と、思いました。

    太陽がアスファルトを熱する。
    太陽という現象が、原因性という概念に包摂されている。
    熱するという原因性を持つ現象として。

    私はいつとんでもない悪行為をする人間になるかわからない。
    悪を行う、という原因性が滅するまでは。
    種、みたいなもんだね。

    原因性と効果(エフェクト)

    散らかった思考&文章で失礼しますm(_ _)m
    また考えてみたいです。おやすみなさい☆彡


引用返信/返信 削除キー/
■37673 / inTopicNo.4)  原因性について考えてみた日記
□投稿者/ pipit -(2024/07/03(Wed) 15:55:51)
    2024/07/04(Thu) 07:23:06 編集(投稿者)

    人間が知性で、一つ、いくつか、全体、という量のある世界を作っている。
    人間が知性で、実体、原因、相互、という関係のある世界を作っている。
    人間が知性で、実在、否定、制限という世界を作っている。

    「物自体に量がある、物自体に原因関係が成り立つ。」などの断言的判断には根拠がない。
    知性による物自体を知る認識には制限がかかっている(物自体は知り得ない。)

    だけど物自体の人間への触発により創造される現象には、量という総合、関係という総合、質という総合力が働いており、現象の認識の中に「量の認識」、「関係の認識」「質の認識」を見出すことは可能。

    地震という現象と、津波という現象を、関係概念のもとへ包摂する。
    そのように二つのものを認識するという形式。

    ヒュームは、習慣から関係概念を生じさせるとした。
    現象から概念を作り出す。
    経験からの、現象発生順番の固定器具としての概念という道具。
    ということは、原因と帰結という概念が形而上学には使えない、ということ。

    カントは、原因と帰結の概念自体の客観的妥当性を根拠づけた(カントの自認)。
    だが同時に、妥当性は、現象界内に限界付けた。
    現象と形而上学の境界線上ではギリギリ使用できる?

    仏教には十二因縁という教えがある。
    十二因縁 - Wikipedia

    『比丘たちよ、縁起とは何か。
    比丘たちよ、無明により行が起こり、行により識が起こり、識により名色が起こり、名色により六処が起こり、六処により触が起こり、触により受が起こり、受により渇愛が起こり、渇愛により取が起こり、取により有が起こり、有により生が起こり、生により老死が、愁悲苦憂悩が生じる。 このようにして、全ての苦蘊は生起する。』

    カント的に言えば、【paccaya】(により)という概念(原因性と依存性)に客観妥当性があるということ。
    カントはその前後の内容を無条件に承認しているわけではない。

    客体のある世界を私がつくる。
    知性由来のaを使用してつくる。
    aという要素で現象としての客体が出来ている。

    感性で得られた内容を時間規定として【原因性、依存性】の概念にペアとして包摂する。
    そこで私たちは話し合うことが出来る。
    「この関係ペアリングは客体情報として妥当だろうか?」と。

    客観妥当性のあるこの概念に見合う内容なのか?と。
引用返信/返信 削除キー/
■37649 / inTopicNo.5)  Re[18]: 日記
□投稿者/ pipit -(2024/07/01(Mon) 01:25:19)
    悪魔ちゃん、こんばんは!

    No37641
    > 時間と空間で見る学問って、物理学の方があってると思う。<

    うん、確かに!とも思うんだけど、、
    違ったらごめんだけど、、、
    カントは『数』も時間が必要と考えてる感じで、、、
    1+1=2も、感性(空間と時間)と知性の結びつきで得られる数学的概念と考えてるのかなーと今のところ思ってます。(つまり、時間も必要ってこと??)

    ちなみにカントは、【量、質】を『数学的カテゴリー』、【関係、様相】を『力学的カテゴリー』って称してるみたい。
    難しくてまだ内容を理解してないけど(><)
    今読んでる図式論の最後らへんでも出てくるのをちらっと見たなー
    図式論でさえ辿り着ける気がしないよ(T . T)

引用返信/返信 削除キー/
■37641 / inTopicNo.6)  Re[17]: 日記
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2024/06/30(Sun) 18:50:19)
    時間と空間で見る学問って、物理学の方があってると思う。
引用返信/返信 削除キー/
■37639 / inTopicNo.7)  日記
□投稿者/ pipit -(2024/06/30(Sun) 16:45:58)
    カント的には、数学は時間と空間の学問ってなるのかなー ってふと思った

    (・・?)

引用返信/返信 削除キー/
■37638 / inTopicNo.8)  『はじめアルゴリズム』日記
□投稿者/ pipit -(2024/06/30(Sun) 16:29:32)
    アップルカードの残額で本が購入できるということで、読めていなかった『はじめアルゴリズム』第9巻を電子本で買ってみた。
    おもしろかった。

    https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000326605

    集めてた時に9巻だけ購入しなかったんだけど、今読めた。
    こういう出会い方もあるんだねー 

    ちなみに家には、同じ巻で2冊あるものもある...
    本屋から帰ってビニールを開けて読んで気づいた時の絶望感....
引用返信/返信 削除キー/
■37632 / inTopicNo.9)  パニチェさんへ
□投稿者/ pipit -(2024/06/30(Sun) 00:00:36)
    パニチェさん、こんばんはー(^O^)
    No37629
    書き込みありがとうございます!

    私は仏教のアビダンマ的な認識論にも少し興味を持っていて、本で読んだ、物質と心の刹那的な生滅のイメージにかなり影響されていると思うのですが、パニチェさんの引用してくださった脳科学の説明も興味深く、違和感なく読ませていただきました。

    >花火のようように広範囲な頻繁発火になることでもって後付で意識するのが顕在意識ってことになります。<

    後付け意識と自我意識が関連してるのかもしれないなーと思いました。
    なんとなく少し気が軽くなる気持ちになりました(^-^)
引用返信/返信 削除キー/
■37629 / inTopicNo.10)  Re[13]: 意識と時間と打ち上げ花火
□投稿者/ パニチェ -(2024/06/29(Sat) 22:13:46)
    こんばんは、pipitさん。横レス失礼します。

    No37627に返信(pipitさんの記事)

    > ワンくんの散歩から帰ってオロナミンC飲んでてふと思いついた。
    > 打ち上げ花火が咲いてるのが意識と考えてみたらどうかなって。
    > (触発だね。)
    > 爆発してる間だけ顕在意識。
    > 眼識、耳識、意識、、
    > カント的に言えば顕在意識は内官に生じた表象となるのかなぁ?

    オロナミンC飲んでですか?(笑)
    素晴らしいインスピレーションですね。
    脳科学的にはその通りです。

    以下、『Panietzsche Room > 探究 > 脳科学 > 4.意識ガンマ波説』より

    『意識のもとはガンマ波だと強く主張しているは、DNAの螺旋構造を発見してノーベル賞を共同受賞した生物学者のフランシス・クリックと、同僚のクリストフ・コッホである。数多くの実験で確認されているが、被験者が意識を伴った経験を報告するとき、その脳ではかならず40ヘルツの活動が検知される。しかも40ヘルツの活動が起こる領域は、意識的なその経験に関係あると思われる領域と重なっているのだ。通常の注意状態──完全に目が覚めていて、いまどういう状況にあるかを自覚しているが、特定の何かに意識が集中しているわけではない──では、神経細胞が40ヘルツの速さで発火する領域がたくさんある。ところが、ひとつのことに注意が向くと、全体的な発火頻度は落ちて、対象に関係が深い領域だけ40ヘルツを保つ。たとえば暗闇で道に迷ったときに草むらで物音が聞こえたら、五感で情報を拾う領域だけ40ヘルツで発火するが、それ以外の場所は15〜30ヘルツと静かになる。どうやら40ヘルツという発火頻度は、脳が積極的に「使われている」状態であり、それ以外の場所はオフラインになっているらしい。そうすると、脳が40ヘルツで活動することが意識的な経験だと考えたくなる。・・・しかし当然のことながら、やはり話はそう単純ではない。・・・40ヘルツの脳波は、麻酔で眠っている人間にも確認されている。・・・麻酔をかけた患者にロビンソン・クルーソーとフライデーの物語をテープで聞かせて、脳波を調べた実験がある。すると一部の患者に40ヘルツの脳波が見られた。・・・この脳波が出た患者だけは、テープで聞いた話を「取りこんで」いることがわかった。ただし物語の意識的な記憶が意識上にあるわけではない。「フライデー」という言葉から何を連想するかと聞かれて、「ロビンソン・クルーソー」と答えていただけである。40ヘルツの脳波が記録されなかった患者からは、この名前は出てこなかった。記憶は潜在的なもので、本人はそのことを意識していないが、実際の行動には影響を及ぼした。(原書房刊 リタ・カーター著 養老孟司監修 脳と意識の地形図)』

    局所的な発火は意識に上らない。
    発火が連鎖反応して広範囲に及びしかも発火頻度が平均40ヘルツ以上になった時に意識に上るようです。
    意識が脳の随伴現象であるならば、無意識で生じた脳の活動が打ち上げ花火のようように広範囲な頻繁発火になることでもって後付で意識するのが顕在意識ってことになります。

引用返信/返信 削除キー/
■37627 / inTopicNo.11)  意識と時間と打ち上げ花火
□投稿者/ pipit -(2024/06/29(Sat) 18:16:02)
    2024/06/29(Sat) 18:16:41 編集(投稿者)

    ワンくんの散歩から帰ってオロナミンC飲んでてふと思いついた。

    打ち上げ花火が咲いてるのが意識と考えてみたらどうかなって。
    (触発だね。)

    爆発してる間だけ顕在意識。

    眼識、耳識、意識、、

    カント的に言えば顕在意識は内官に生じた表象となるのかなぁ?

    (´-`).。oO?

    YouTubeショート 打ち上げ花火
    https://youtube.com/shorts/4mToB8Wj9ZE?si=v9kPnm1b6CuNn626

引用返信/返信 削除キー/
■37615 / inTopicNo.12)  日記
□投稿者/ pipit -(2024/06/29(Sat) 00:06:48)
    関係のカテゴリー

    関係をwikiでみると、
    『何か(人・もの・こと)が他の何か(人・もの・こと)と何らかのかかわりを持つこと。』とあった。

    何かと何かのかかわりを、
    『Of Inherence and Subsistence』
    @内在性と実体性(実体と偶有性)

    『Of Causality and Dependence』
    A原因性と依存性(原因と結果)のかかわりと捉える、

    『Of Community』
    B相互性(能動者と受動者との交互作用)と捉える、

    え?この3パターンだけ?? 

    むー、何かと何かがかかわってると捉える際の3パターン...

    クイズ1.
    @「何かは何かである。」A「もし何かが何かなら、何かは何かである。」B「何かは、何かであるか、何かであるか、何かであるかのいずれかである。」この3つの文に出てくる関係性を述べよ。

    pipitが考えたこと.
    @何かは何かの特徴、A前が条件、後ろが前に依存、B何かと何かと何かが同条件

    何かは何かである。→ @内在性と実体性(実体と偶有性)→ 定言的判断

    もし何かが何かなら、何かは何かである。→ A原因性と依存性(原因と結果)→ 仮言的判断

    何かは、何かであるか、何かであるか、何かであるかのいずれかである。→ B相互性(能動者と受動者との交互作用)→ 選言的判断


    論理機能だけだと無時間でOKかもなんだけど、超越論的論理学では、時間も条件に組み込まれていくのかなぁ...
    あ、そうかぁ?図式が時間規定だから、、、
    持続性と継起と、同時性?

    規定(する)となると、ちょっと能動的っぽいよね
    規定(される)だと、受動なのかなぁ、

    自分で束縛する&される、もあるよね
    自由であることは難しい!

    、、、とお茶を濁して今日も日訳せずにおやすみするpipitであった...
    おやすみなさい!☆彡
引用返信/返信 削除キー/

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