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■37285 / inTopicNo.1)  Re[51]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
  
□投稿者/ pipit -(2024/05/11(Sat) 20:24:46)
    続きの英訳です。後ほど日訳します。

    Venerable Sariputta saw him sitting there, and addressed him, “Rahula, develop mindfulness of breathing. When mindfulness of breathing is developed and cultivated it’s very fruitful and beneficial.”

    サーリプッタ尊者が登場されるかな?
    ラーフラ沙弥はお釈迦さまの計らいでサーリプッタ尊者の直弟子となったというお話を聞いた記憶があります。
    wikiのラーフラ尊者のページでは、
    『彼は母の耶輸陀羅に連れられ仏前に赴き、母から釈迦仏が父親だから「王位を継ぐので財宝を譲って下さい」というように言われ、そのようにすると釈迦は長老の舎利弗を呼び出家せしめたという説もある。この時の彼の年齢も6歳・9歳・12歳・15歳という諸説があるが、いずれにしても沙弥(比丘となるまでの年少の見習い修行者)となったという。』
    と述べられていました。
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■37284 / inTopicNo.2)  Re[50]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/05/11(Sat) 20:10:59)
    みなさまこんばんは(^ ^)
    No37262 英訳をpipitが日訳しました。

    ----------------------------

    ラーフラ沙弥は考えました。
    「今日、誰が村に托鉢に行くというんだい?
    ブッダから直々に助言していただいた後に」

    彼は立ち戻って、ある木の根元に足を交差させて座り、身体をまっすぐにして、彼の現前に気づき(念・マインドフルネス)を確立しました。

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■37262 / inTopicNo.3)  Re[49]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/05/06(Mon) 22:48:09)
    さて、釈尊から直接アドバイスの言を受けたラーフラ沙弥、、、
    托鉢に行く途中だったけど、、、

    Then Rahula thought, “Who would go to the village for alms today after being advised directly by the Buddha?” Turning back, he sat down cross-legged at the root of a certain tree, setting his body straight, and establishing mindfulness in his presence.

    、、、いやいや托鉢してる場合ではないぞ、精進します!瞑想します!
    と木の下で坐られるようですよ、、、

    日訳は後ほどチャレンジします。
    今日はおやすみなさい!(あら、ラーフラさまと正反対(-。-;)
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■37261 / inTopicNo.4)  Re[48]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/05/06(Mon) 22:39:55)
    No37260

    >一切の形態は、『これは、わたしのものではない。これは、わたしとして存在しない。これは、わたしの自己ではない』と、このように、このことが、事実のとおりに、正しい智慧によって見られるべきです」<

    とお釈迦さまから教えていただいたラーフラ沙弥は、
    「世尊(せそん)、形態(色)だけですか?善逝(ぜんぜい)、形態(色)だけですか?」とお尋ねしたら、

    お釈迦さまは、五蘊それぞれについてもそうだよ、とお話されたのですね。

    Bhikkhu Sujatoさまの英訳、関西パーリ語実習会さまの日訳では、

    色---form---形態
    受---feeling---感受〔作用〕
    想---perception---表象〔作用〕
    行---choices---諸々の形成〔作用〕
    識---consciousness---識知〔作用〕

    と訳されていました。
    これら全てが、
    >『これは、わたしのものではない。これは、わたしとして存在しない。これは、わたしの自己ではない』と、このように、このことが、事実のとおりに、正しい智慧によって見られるべきです<
    と。
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■37260 / inTopicNo.5)  Re[47]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/05/06(Mon) 22:19:32)
    2024/05/06(Mon) 22:20:32 編集(投稿者)

    みなさま、こんばんは(^ ^)
    続きです。

    “Only form, Blessed One? Only form, Holy One?”
    “Form, Rahula, as well as feeling and perception and choices and consciousness.”



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■37165 / inTopicNo.6)  Re[50]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 11:49:49)
    No37162に返信(pipitさんの記事)
    > ■No37161
    > (英訳のpipit日訳)
    >
    > そしてブッダはラーフラを振り返り仰りました、
    >
    > 「ラーフラ、あなたはどのような種類であれ全ての形あるもの(色・rupa)を---過去、未来、あるいは現在;
    >
    > 内、あるいは外; 粗い、あるいは細かい; 劣った、あるいは優れた; 遠くの、あるいは近くの; 全ての形あるもの(色・rupa)を---
    >
    > 『これは私のものではない、私はこれではない、これは私自身ではない』と正しい理解で事実の通りに見なくてはなりません。」と。
    >
    > (続きます。)

    パーリ仏典の教義的に大切な箇所だと思いますので、この箇所の原語から日訳された関西パーリ語実習会さまの日訳を引用させていただきます。
    m(_ _)m

    『そこで、まさに、世尊は、振り返って、尊者ラーフラに告げました。「ラーフラよ、それが何であれ、形態(色)としてあるなら、過去と未来と現在の、あるいは、内なるものも、あるいは、外なるものも、あるいは、粗大なるものも、あるいは、繊細なるものも、あるいは、下劣なるものも、あるいは、精妙なるものも、あるいは、それが、遠方にあるも、現前にあるも、一切の形態は、『これは、わたしのものではない。これは、わたしとして存在しない。これは、わたしの自己ではない』と、このように、このことが、事実のとおりに、正しい智慧によって見られるべきです」と。』
    https://suttacentral.net/mn62/jpn/kansai?lang=en&reference=none&highlight=false

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■37164 / inTopicNo.7)  色について
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 11:43:47)
    No23168に関連記事を投稿していたので、コピペで再投稿させていただきます

    『色は泡沫(ほうまつ)、
     受は水泡(すいほう)、
     想は陽炎(かげろう)、
     行は芭蕉(ばしょう)、
     識は幻にも喩えられる
     (「花の章」『泡沫経』)。』<

    (相応部22-95)
    『泡沫経』パーリ原文の、Bhikkhu Bodhi様による英訳を、pipitが日訳してみます。m(_ _)m


    『Connected Discourses on the Aggregates
    22.95. A Lump of Foam』

    まず、【色は泡沫(ほうまつ)】の箇所を訳してみます。
    (Bhikkhu Bodhi様による経文の英訳)

    On one occasion the Blessed One was dwelling at Ayojjha on the bank of the river Ganges. There the Blessed One addressed the bhikkhus thus:
    “Bhikkhus, suppose that this river Ganges was carrying along a great lump of foam. A man with good sight would inspect it, ponder it, and carefully investigate it, and it would appear to him to be void, hollow, insubstantial. For what substance could there be in a lump of foam? So too, bhikkhus, whatever kind of form there is, whether past, future, or present, internal or external, gross or subtle, inferior or superior, far or near: a bhikkhu inspects it, ponders it, and carefully investigates it, and it would appear to him to be void, hollow, insubstantial. For what substance could there be in form?

    ============

    (英訳のpipitによる日訳)

    ある時お釈迦さまはガンジス川のほとりのアヨージャにおられました。
    そこでお釈迦さまは比丘たちに語りかけられました。

    比丘たちよ、このガンジス川が大きな泡の塊を運んできたとしましょう。
    良い視力の人が、その泡を調べ
    、熟考し、注意深く観察すると、泡は空っぽで、中身がなくて、実体がないと見えるでしょう。
    泡の塊の中になんの変わらない実体がありますか?

    そのように、比丘たちよ、どんな種類の・・・過去・未来・現前・内・外・大きい・微細・劣悪・優越・遠い・近い・・・形(色)であれ、その形を調べ
    、熟考し、注意深く観察すると、形が空っぽで、中身がなくて、実体がないと見えるでしょう。
    形(色)の中になんの変わらない実体がありますか?

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■37163 / inTopicNo.8)  日記『色・rupa・ルーパ』
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 11:38:47)
    『色・rupa』が話題に出てきましたので、手持ちの本を再読しました。

    (片山一良先生の解説)※記号省略
    『「色」(rupa)は身体であり、また物質、そのエネルギーなどをさします。
     四大種色(地・水・火・風の要素)と四大種所造色(四大種より造られたもの)からなるものです。』
    (『パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ『大念処経』を読む』大法輪閣、p147より引用)

    (ポー・オー・パユットー先生、野中耕一先生訳の解説)※記号省略
    『色(Rupa = Corporeality)
     色法すべての構成要素。身体と身体のすべての行為。あるいは物質とそのエネルギーとその特性、および物質、エネルギーの様々な動き。』
    (『仏法 テーラワーダ仏教の叡智』サンガ、p29より引用)
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■37162 / inTopicNo.9)  Re[49]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 11:20:35)
    No37161
    (英訳のpipit日訳)

    そしてブッダはラーフラを振り返り仰りました、

    「ラーフラ、あなたはどのような種類であれ全ての形あるもの(色・rupa)を---過去、未来、あるいは現在;

    内、あるいは外; 粗い、あるいは細かい; 劣った、あるいは優れた; 遠くの、あるいは近くの; 全ての形あるもの(色・rupa)を---

    『これは私のものではない、私はこれではない、これは私自身ではない』と正しい理解で事実の通りに見なくてはなりません。」と。

    (続きます。)
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■37161 / inTopicNo.10)  Re[48]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 11:17:10)
    みなさまこんにちは、続きです(^ ^)
    お釈迦さまはラーフラ沙弥を振り返りお話しされます。
    -------------------

    Then the Buddha looked back at Rahula and said,
    “Rahula, you should truly see any kind of form at allーpast, future, or present; internal or external; coarse or fine; inferior or superior; far or near: all formー
    with right understanding: ‘This is not mine, I am not this, this is not my self.’”
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■37160 / inTopicNo.11)  Re[47]: 中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/04/23(Tue) 00:00:14)
    みなさまこんばんは。続きです。
    托鉢に入るお釈迦さまの後ろをついていくラーフラ沙弥♪
    ---------------------

    Then the Buddha robed up in the morning and, taking his bowl and robe, entered Savatthi for alms.

    そしてブッダは朝に着衣して、鉢と衣を持ってサーヴァティーに托鉢に入られた。

    And Venerable Rahula also robed up and followed behind the Buddha.

    ラーフラ尊者もまた着衣して、ブッダの後に続きました。
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■37158 / inTopicNo.12)   中部経典62『大ラーフラ教誡経』
□投稿者/ pipit -(2024/04/21(Sun) 00:15:32)
    2024/04/21(Sun) 06:33:58 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは(^_^)

    Middle Discourses 62
    中くらいの言説(中部経典)62

    The Longer Advice to Rahula
    ラーフラへの長いアドバイス(大ラーフラ教誡経)

    So I have heard.
    このように私は聞きました。

    At one time the Buddha was staying near Savatthi in Jeta’s Grove, Anathapindika’s monastery.
    ある時ブッダはサーヴァッティ(舎衛城)に近い
    ジェータ林のアナータピンディカ園の僧院(祇園精舎)に滞在されていました。

    https://suttacentral.net/mn62/en/sujato?lang=en&layout=plain&reference=none&notes=asterisk&highlight=false&script=latin

    ---------------------

    このように始まる、中部経典・第62『大ラーフラ教誡経』を読んでいきます。

    > サーヴァッティ<

    サーヴァッティは、古代インドのコーサラ国にあった首都だそうです。

    > ジェータ林のアナータピンディカ園の僧院(祇園精舎)に<

    ジェータ(祇陀)
    林(樹)
    アナータピンディカ(給孤独)
    園林(園)
    僧院(精舎)

    『漢訳では「祇樹給孤独園精舎」、略して「祇園精舎」と称するようになった。』
    祇園精舎 - Wikipediaより

    wikiに古代インドの地図がありました。
    KOSALAがコーサラ国ですね。(多分)
    https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/28/Mahajanapadas_%28c._500_BCE%29.png

    同じくwikiより。現在の祇園精舎の写真だそうです。
    https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Jetavana.jpg#mw-jump-to-license

    この祇園精舎でお釈迦さまがラーフラ沙弥にお話しされた内容を、お付きのお坊様が、『如是我聞・・・・』と結集で伝えて、経典にされたということですかね。 
    (^ ^)
引用返信/返信 削除キー/

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