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■29695 / inTopicNo.85)  純粋理性批判を掘り崩す カントの誤診
  
□投稿者/ パニチェ -(2023/02/19(Sun) 08:21:38)
    おはようございます、knowing itselfさん。レスありがとうございます。

    No29683に返信(knowingitselfさんの記事)

    > アンチノミーといわれてみれば、永井哲学はすべてアンチノミーといえないこともないかな。
    > 「独在性の矛は」終盤でのカント的なアンチノミーとの関係についていえば、〈私〉に時間論や記憶の問題が絡んでくるので、難解になっていてよくわからないです。

    私が知るところのカントの時空間に関するアンチノミーは無限か有限かということですが、これがどう「独在性」と絡むのか私の頭ではよく分かりません。^^
    あと記憶の問題というのは具体的にはどのようなものでしょうか。もしよければ教えて下さい。

    > 永井さんは次の著作として、「純粋理性批判を掘り崩す カントの誤診」を予定されています。そこでカントのアンチノミーのさらに奥にあるアンチノミーを論じるのだと思います。ウェブ春秋の連載だったかな。

    そうなんですね。

    > 「青色本を掘り崩す ウィトゲンシュタインの誤診」という著書はわたしの手元にあって解読中ですが、今度はカントでそれをやろうとしているのでしょう。

    上記の書籍はどうも読み進めないんですねぇ〜。読んでは放置してます(笑)

    > ウィトゲンシュタインやカントの「誤診」といっても、もちろん、彼らは間違っている、オレの方が正しいとマウントを取っているのではなく、ウィトゲンシュタインやカントが哲学の素材として最高だという敬意の表現だと思います。

    それはそうなんでしょうね。
    ただ私はカントの時代においては哲学史に残る仕事をやり遂げたと思っているのですが、ある部分は現代脳科学の知見を(現代哲学は)大いに取り入れるべきだと思っています。

    > 永井さんは、ヘーゲルの弁証法はつまらないが、ウィトゲンシュタインは弁証法をやっている、それ以上に最高の弁証法はカントだと言っています。

    この辺はなんとも分からないです。^^

引用返信/返信 削除キー/
■29683 / inTopicNo.86)  「純粋理性批判を掘り崩す カントの誤診」
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/18(Sat) 16:06:22)
    パニチェさん

    >究極的なアンチノミーですか。

    アンチノミーといわれてみれば、永井哲学はすべてアンチノミーといえないこともないかな。

    「独在性の矛は」終盤でのカント的なアンチノミーとの関係についていえば、〈私〉に時間論や記憶の問題が絡んでくるので、難解になっていてよくわからないです。

    永井さんは次の著作として、「純粋理性批判を掘り崩す カントの誤診」を予定されています。そこでカントのアンチノミーのさらに奥にあるアンチノミーを論じるのだと思います。ウェブ春秋の連載だったかな。

    「青色本を掘り崩す ウィトゲンシュタインの誤診」という著書はわたしの手元にあって解読中ですが、今度はカントでそれをやろうとしているのでしょう。

    ウィトゲンシュタインやカントの「誤診」といっても、もちろん、彼らは間違っている、オレの方が正しいとマウントを取っているのではなく、ウィトゲンシュタインやカントが哲学の素材として最高だという敬意の表現だと思います。永井さんは、ヘーゲルの弁証法はつまらないが、ウィトゲンシュタインは弁証法をやっている、それ以上に最高の弁証法はカントだと言っています。
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■29623 / inTopicNo.87)  Re[12]: 永井哲学
□投稿者/ パニチェ -(2023/02/14(Tue) 20:26:16)
    こんばんは、knowing itselfさん。レスありがとうございます。
    knowing itselfさんのHNの意味が今回初めて分かりました。^^

    No29606に返信(knowingitselfさんの記事)
    >> 「哲学探究3 独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか」は読んでいません。どんな感じでしたか。
    > 哲学探究シリーズはこれが打ち止めのようです。カントの問題意識のさらに奥に探りを入れるようなことをやっているのかと思いました。
    > 永井さんによると、捉え方によっては60年以上も考えてきた「この問い」、もちろん例の永井哲学的な「問い」のことですが、「この問い」は恐ろしく奥が深いが、そのさらに奥があることを感じているらしいです。
    > 非常に難解でよくわかりませんが、これはカントの発見したアンチノミーとは別の、しかしこれこそが真に究極的なアンチノミーの存在に発見につながると永井さんは考えているようです。
    > この本の帯にも、「カントも発見しなかった究極的なアンチノミーの開始を告げるゴングが鳴る」と凄いことが書いてあります(笑)。
    > 時間をかけて読んでいきたいですね。

    読むか読むまいか迷うところです。
    ちょっと偉そうなことを言えばなんか最近の永井さんは〈私〉をこねくり回してる感じがするんですねぇ〜。
    新しい発見とか刺激が足りません。

    究極的なアンチノミーですか。
    今、ふっと思うのは「独我論(唯一無二の〈私〉だけが独在する)」と「全我論(全ては〈私〉であり〈私〉以外のものはない)」のアンチノミー。
    または〈私〉と〈〈私〉〉のアンチノミーとか。。。

    いつでもいいので、またknowing itselfさんなりの読解を教えて下さい。

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■29621 / inTopicNo.88)  「私の哲学をアップデートする」
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/14(Tue) 18:43:52)
    >復刊ですが、「〈私〉の哲学を哲学する」永井均・入不二基義・上野修・青山拓央

    「私の哲学をアップデートする」が今年の一月後半か二月前半に出る予定です。上野さんの代わりに谷口さんが入ってあとは同じ執筆陣のようです。

    二つを較べながら読むのは大変そうですが、これは避けて通れないかな。
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■29606 / inTopicNo.89)  Re[11]: 永井哲学
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/13(Mon) 18:47:51)
    パナチェさんレスありがとうございます。

    >「哲学探究3 独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか」は読んでいません。どんな感じでしたか。

    哲学探究シリーズはこれが打ち止めのようです。カントの問題意識のさらに奥に探りを入れるようなことをやっているのかと思いました。

    永井さんによると、捉え方によっては60年以上も考えてきた「この問い」、もちろん例の永井哲学的な「問い」のことですが、「この問い」は恐ろしく奥が深いが、そのさらに奥があることを感じているらしいです。

    非常に難解でよくわかりませんが、これはカントの発見したアンチノミーとは別の、しかしこれこそが真に究極的なアンチノミーの存在に発見につながると永井さんは考えているようです。

    この本の帯にも、「カントも発見しなかった究極的なアンチノミーの開始を告げるゴングが鳴る」と凄いことが書いてあります(笑)。

    時間をかけて読んでいきたいですね。
引用返信/返信 削除キー/
■29545 / inTopicNo.90)  Re[10]: 永井哲学
□投稿者/ パニチェ -(2023/02/11(Sat) 16:50:33)
    こんにちは、knowing itselfさん。レスありがとうございます。

    No29543に返信(knowingitselfさんの記事)

    > 永井さんの新しい著書は、「哲学探究3 独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか」、

    「哲学探究1 存在と時間」と「哲学探究2 世界の独在論的存在構造」は読みましたが「哲学探究3 独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか」は読んでいません。どんな感じでしたか。

    > 「〈私〉をめぐる対決」森岡正博氏との共著、

    上記も読んでいません。

    > あとは復刊ですが、「〈私〉の哲学を哲学する」永井均・入不二基義・上野修・青山拓央

    これは2010年10月4日の第1刷刊行を読みました。

    > これらは読むのが大変ですね。最後のは現代日本の気鋭の哲学者たちとの共同作業で、難解ですね。

    確かに。^^

    > あとは、永井さんのTwitterを書籍化したのが三冊も出ています。
    > Twitter書籍化の方は未購入ですが書店で目を通しています。これは
    > まったく以外なことをたくさん知らされて面白いです。元がTwitter文なので読みやすいですね。

    そうなんですね。何かのきっかけや機会があれば読んでみようとは思います。
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■29544 / inTopicNo.91)  ハンドル名の意味
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/11(Sat) 16:30:02)
    「死は存在しない」光文社新書は、科学や哲学の書ではなく、精神世界ものであることは確かでしょう。

    私はこの本は推しです。

    たとえば、p306にある下の文

    宇宙の歴史とは、宇宙の根源である量子真空が、「本来の自己」を、次第に知っていく過程に他ならない。

    これは私のハンドル名、knowingitselfに込められた意味に通底していると強く思った。
    私は田坂さんからの影響はまったくないのだが、時代のパラダイムは同じだから、薄々感じていることは似てくるのでしょう。

引用返信/返信 削除キー/
■29543 / inTopicNo.92)  Re[9]: 永井哲学
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/11(Sat) 15:54:39)
    パナチェさんレスありがとうございます。

    永井さんの新しい著書は、「哲学探究3 独在性の矛は超越論的構成の盾を貫きうるか」、
    「〈私〉をめぐる対決」森岡正博氏との共著、あとは復刊ですが、「〈私〉の哲学を哲学する」永井均・入不二基義・上野修・青山拓央

    これらは読むのが大変ですね。最後のは現代日本の気鋭の哲学者たちとの共同作業で、難解ですね。

    あとは、永井さんのTwitterを書籍化したのが三冊も出ています。

    Twitter書籍化の方は未購入ですが書店で目を通しています。これは
    まったく以外なことをたくさん知らされて面白いです。元がTwitter文なので読みやすいですね。



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■29433 / inTopicNo.93)  Re[8]: 永井哲学
□投稿者/ パニチェ -(2023/02/08(Wed) 20:22:34)
    こんばんは、knowing itselfさん。レスありがとうございます。

    No29354に返信(knowingitselfさんの記事)
    > 以前にも何本か観ていますが、今回検索したら、一、二ヶ月前の新しい動画がありました。非常に元気そうでしたね。

    あっ、ご存じでしたか。それは失礼しました。

    > Kの方のクリシュナムルティも、「死は存在しない」に引用がありましたね。
    > 「世界は、あなたであり、あなたは世界である」同書p316
    > これはというビーグネームは片っ端からぶちこんでる感じです。

    確かに。少し確証バイアスかかってますね。^^


    No29416に返信(knowingitselfさんの記事)
    > 永井さんの著書がだいたい一年くらいで、五冊刊行されている。もっとかなもしかして?私は三冊購入しました。

    凄いですね。最近はあまり追っかけてません。
    何か新しい展開とか刺激、またはknowing itselfさんにとって再発見等々があれば教えてもらえたら有難いです。
    ちなみに「年齢とは単なる数字でしかない。」という誰かの名言に激しく同意です。

引用返信/返信 削除キー/
■29416 / inTopicNo.94)  永井哲学
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/08(Wed) 07:24:46)
    永井さんの著書がだいたい一年くらいで、五冊刊行されている。もっとかなもしかして?私は三冊購入しました。

    哲学研究者の活動は年齢を積み重ねるほど深まるはずだ。

    現代は執筆や対話、記憶保存のためのツールが進化しているし、医学や栄養学などの発展で、かなりの高齢に至っても頭脳の明晰さを維持できる時代になっている。私も若い頃は、人間は50を過ぎればもう知的活力はなくなるんじゃないかと思っていてが、とんでもない。85歳を過ぎて明晰な人はごろごろいる。
引用返信/返信 削除キー/
■29284 / inTopicNo.95)  Re[6]: knowing itselfさん
□投稿者/ knowingitself -(2023/02/04(Sat) 12:56:50)
    田秋さんお久しぶり。

    私にはトピの私有意識はまったくなくて、パナチェさんの好意にも関わらず放置していた方に問題があるのかと。
    私が書き込んでいないときに、誰がどのような書き込みをしても私の方ではまったくかまいません。

    「死は存在しない」の「物質と意識」については、p293から294にかけて記述がありますね。

    物質の意識といっても、人間や他の生物のような意識より遥かに単純で原始的な意識を、著書は想定しているのだと思います。

    「陽子」と「電子」が結びついて「水素」を形成するということは、「陽子」と「電子」が互いに相手を認識し、引き合い、結びつくという意味で、「最も原初的な意識の形態」であると言える。(同書p294)

    素粒子レベルで、相手を特定しあい、結びつく作用、それだけのことを意識の最もシンプルな原初形態とみているのではないでしょうか。この「意識」が自己組織化し、複雑化し、生物の発達段階に応じた「意識」として進化させてきた、と。
引用返信/返信 削除キー/
■29279 / inTopicNo.96)  Re[5]: knowing itselfさん
□投稿者/ 田秋 -(2023/02/04(Sat) 11:26:26)
    おはようございます、knowingitselfさん  暫くです。

    まずは、一つ前のknowingitselfさんのトピを、そうとは気づかずに下らない言い争いで埋めてしまったこと、申し訳なく思います。すみませんでした。

    さて、件の本の中に書いてある意識と物質(※)の関係ですが、如何にして地球上に生命が誕生したのか?について、仮に物質の中に意識(或いは生命の根源のようなもの)があるとしたら、生命の誕生の説明が少しは楽になるのかなと思ったわけです。それが素粒子なのか別の何かなのか皆目見当もつきませんが。まあ、大胆な仮説とも巧妙な逃げ道とも言える代物ではあります。

    ※この場合の物質というのは、ボクは太陽とか地球を作っている物であると解釈しています。
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