| 田秋さん レスありがとうございます
> >「無人島に持っていくバッハの曲を一つ」という難しい質問がされることがありますが、田秋さんなら何にしますか? > > これは1曲とは言えないとは思いますが、バッハという限定ならバイオリン無伴奏ソナタ&パルティータ6曲を1セットとして持って行かせて下さい。
> これを1セットとする理由が無いわけではありません。ボクの同級生のバイオリンにバッハをライフワークとしている人がいます。その人は毎年、6曲全部を一晩の演奏会で弾く、という驚異的なことをしています。その人が言うには > 「私はバッハが書いた順番通り(1番のソナタ&パルティータ、2番のソナタ&パルティータ、3番のソナタ&パルティータ)に弾く。そうするとそこには『神の創造(神が世界をを作る)、人間の歴史、キリストの誕生、苦難、復活、この世に精霊が現れ、最後は天国』という物語がある。疲れるでしょう、という人もいるけれど、最後(3番のパルティータ)を弾く頃には幸せ一杯になって疲れを忘れる」 > のだそうです。 > > バッハ自身がそういう計画を持ってこれを書いたのかはわかりませんが、言われると確かにそういう流れを感じます。
質問してよかった!回答ありがとうございます。こういう発想は普通は思いつきませんね。
六曲それぞれが名曲で単独で聴かれることが多く、パルティータ2番のシャコンヌはそこだけでも演奏されます。無人島には「シャコンヌ」、人生で一つは「シャコンヌ」という人も時おり出会います。
六曲を一曲としてまとめて聴く、それで初めて聴こえてくる、見えてくる、わかってくるという深みは間違いなくあると思います。一年に一回くらいは聴いてみたいですね。
長いといっても、「第九」プラス数十分くらいですか。
> もし、バッハに限らず「何か1曲を持って無人島へ」というシチュエーションは以前からよく考えていました。 > > only 1というと凄く迷うのですが、only 2なら > 春祭と第九です。 > > ただ誰の演奏かとなると、これまたバッハを含めてどれも迷ってしまいます。 > > それにしてもバルトークがベスト2に入らないのは自分でも意外です。
一つというのは、後は捨てろということですから、なかなか難しいですね。
最も自由な余裕のある設定でならいくらでも楽しめるような気ます。
弦楽四重奏曲からベスト3
弦楽五重奏曲からベスト3
弦楽六重奏曲からベスト3
室内楽からベスト3
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲からベスト3
ベートーヴェンの第九の演奏からベスト3
ブラームスのすべてのジャンルからベスト3
バルトークから一つ、二つ、三つ、あるいは五つ
などなど
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