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■27787  深沙大将
□投稿者/ 田秋 -(2022/12/04(Sun) 12:35:08)
    2022/12/04(Sun) 15:51:40 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    ワーグナーのドラマ(?)ありがとうございます。言葉が英語、字幕がイタリア語で理解するのに悪戦苦闘しています(T_T)。

    12月2〜3日、天橋立と舞鶴へ行ってきました。今回の眼目は舞鶴の金剛院にいらっしゃる深沙大将拝観です。

    2日昼前に天橋立に到着、モノレールで丘の上まであがり、恒例「股のぞき」で天橋立を見てきました(写真は普通に撮ったものです)。何故このようなことをするかについては以下のような記事がありました。
    「この点について、20年以上前に天橋立の股のぞきの景色に魅了された立命館大学の東山篤規教授や、大阪大学の足立浩平教授などが学術的な研究を行い「股の間から風景をのぞくと小さく見え、遠近感がつかみづらくなる」ということが2006年学術論文で発表され、2016年にイグノーベル賞知覚賞を受賞し、世界に知られるようになりました。」
    https://japanesehistoryexplorer.com/amanohashidate-matanozoki-776
    ボクの隣のおばさんは「なんでこんなことするの?」と訝っていました。

    このあと天橋立を歩き向こう側まで行ってみました。約50分かかりましたが良い運動です。途中井戸があります。こんなところの井戸なのに真水が出るのです。不思議と言えば不思議です。

    対岸には元伊勢籠神社、真名井神社、成相寺などがあります。コロナになる前、日フィルの先輩たちとここへ来たことがあり、殆ど忘れていましたが、記憶が色々蘇ってきました。いま、伊勢神宮に奉られる天照大神や豊受大神は元々この地にいらっしゃったそうです。
    夕方舞鶴へ移動しました。

    3日はまず金剛院へ赴き、深沙大将さまにお目にかかってきました。ここの深沙大将は快慶の若い頃の作で、足の何処にそれを示す墨書があります(高野山の深沙大将が快慶作とわかったのは割と最近です。因みに高野山の深沙大将は快慶後年の作です)。深沙大将の特徴である髑髏の瓔珞や蛇はありまぜんが(作られたときにはあったものが取れて紛失した様で、それらがつけてあった小さな穴の痕跡があります)、膝の象や表情から紛れもなく深沙大将です。

    住職さんと共にお堂にはいると、阿弥陀如来、多聞天、増長天、執金剛神、そして深沙大将がいらっしゃいました。びっくりしたのは住職が般若心経を唱えられ、その後に唄を歌われたことです。歌われたと言っても演歌やJポップスではなく声明のようなものです。その後、仏像の説明もして頂いたのですが、この住職、深沙大将の研究をなさっているそうで、話を聞いていると、造詣も深く独自の説もお持ちで(深沙は硫化水銀のことではないか?蛇からの連想で深沙大将は水の神ではないか?など)うれしくなりました。

    1時間ほど金剛院にいた後は、舞鶴湾内の遊覧船巡りや世界で唯一のれんが博物館の見学、後は市場へ行き、沖ギス、はたはた、サバのへしこ、丹波の黒豆などを買って帰りました。
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