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■27776  純粋経験
□投稿者/ パニチェ -(2022/12/03(Sat) 17:02:38)
    永井均著『西田幾多郎〈絶対無〉とは何か』の冒頭に紹介されている川端康成の『雪国』の書き出し。

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は「古池や 蛙飛びこむ 水の音」と同じく純粋経験的な記述である。

    それを見る主体と見られる(経験対象となる)ものとが不分離であり、そこに経験と分離した我や私はいない、経験に私が、あるいは〈私〉に経験が融け込んでいるということ。

    雪国の景色、蛙が飛び込んだ古池、水の音だけがそこにある。

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