HOME HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

ログ内検索
・キーワードを複数指定する場合は 半角スペース で区切ってください。
・検索条件は、(AND)=[A かつ B] (OR)=[A または B] となっています。
・[返信]をクリックすると返信ページへ移動します。 (*過去ログは表示されません)
・過去ログから探す場合は検索範囲から過去ログを選択。

キーワード/ 検索条件 /
検索範囲/ 強調表示/ ON (自動リンクOFF)
結果表示件数/ 記事No検索/ ON
大文字と小文字を区別する

No.25165 の関連記事表示

<< 0 >>
■25165  Re[21]: 言葉の意味
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/07/24(Sun) 17:55:26)
    ■25153、
    そうね、「単語」だけ取り出しても、よね〜。
    文章全体の文脈のなかで、言葉の意味を、よね。
    わたしもそう思うんだけど、

    具体的に、
    メルポンの『見えるものと見えないもの』の山中元さんの日訳、
    「絡み合い――キアスム」という題での書き出し部分の一節をを書き写して見るね。

    ******

    哲学が反省や合致を自称すると同時に、自分がみいだそうとするものをすでに前提としているという批判が正しいとすれば、哲学は最初からすべてをやり直す必要がある。反省や直観が手にいれた道具を投げ捨て、まだ反省も直観も区別されていない場所に身をおくこと、「主観」と「客観」、実存と本質が混ざり合ったまま、一挙にわたしに与えられ、まだ「加工されてない」経験のうちに、これらをふたたび定義しなおせるような場に身をおく必要がある。見ること、語ること、さらにある意味では考えることまでもが(というのは、見ることと考えることを絶対に区別し始めると、すでに反省の領域に入っているからだ)、この種の経験、否定できないとともに、謎めいた経験なのである。この経験は、すべての言語において名前を与えられているが、同じくすべての言語において、群れ集まる複数の意味を。すなわち固有の意味と比喩的な意味の群がりをそなえている。このためこの経験に与えられた名前は、科学で使われる名前のように、名づけられたものの範囲を決定する意味を与え、それを照らし出す光のようなものではない。この名前は、反復される暗示のようなもの、執拗に呼び出すもの、なじみ深いものでありながら、説明されたことのない神秘のようなもの、周囲を照らし出すが、その本体はくらがりのうちにある光のようなものである。見ることと語ることの経験のうちに、言語においてこのようなものとして運命を与える生きた指示関係をみいだすことができれば、わたしたちは新しい道具を作り出す方法を学ぶことができるだろうし、まずわたしたちの探求、わたしたちの問いそのものを理解できるようになるだろう。

    *****

    この文章から、マジモンさんの場合、どのようなことが見えます?

    見えなかったら、「答え」なくていいよ。
記事No.24914 のレス /過去ログ3より / 関連記事表示
削除チェック/



<< 0 >>

パスワード/

HOME HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -