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■24325  2つの法
□投稿者/ pipit -(2022/07/03(Sun) 17:34:48)
    うーむ、
    止観について、中村元先生のダンマパダ訳に偈と解説があるのを見つけて、やったーと投稿しようと思ったんだけど、
    原文は、『二つの法』とだけの記述で、
    中村先生は、【止観】の二つの法で考えられてて、
    正田大観先生は、例えば【善悪】の二つの法で考えられてて、

    あらー、どうしましょう、と。
    伝統的註釈書でも、もしかしたら複数の註釈があるのかな?

    ==========
    まず、パーリ原文引用しますね。(記号未記入)

    ダンマパダ384(第二六章 バラモン)

    Yada dvayesu dhammesu,
    paragu hoti brahma&#7751;o;
    Athassa sabbe samyoga,
    attham gacchanti janato.

    ※パーリ語辞典では、
    dvaya 二種の、一対、両者 
    とあり、
    dhammesu は、法 という意味だと思います。

    ============

    それで、二つの法の解釈が分かれてる訳例として、(彼岸の解釈も分かれてるかな?)

    @中村元先生訳
    『バラモンが二つのことがら(=止と観)について彼岸に達した(=完全になった)ならば、かれはよく知る人であるので、かれの束縛はすべて消え失せるであろう。』

    A正田大観先生訳
    『婆羅門が、〔対立する〕二つの法(事象)について、彼岸に至る者(善悪の彼岸にいる者)として〔世に〕有るとき、しかして、彼の、〔あるがままをあるがままに〕知っている者の、一切の束縛は〔自ずと〕滅却に至る。』

    https://suttacentral.net/dhp383-423/jpn/daikan?reference=none&highlight=false

    ちなみに、
    BBhikkhu Sujato様訳
    When a brahmin
    has gone beyond two things,
    then they consciously
    make an end of all fetters.

    https://suttacentral.net/dhp383-423/en/sujato?layout=plain&reference=none&notes=asterisk&highlight=false&script=latin




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