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■30543  Re[10]: 超越論的分析論X−1
□投稿者/ pipit -(2023/05/04(Thu) 00:37:04)
    2023/05/04(Thu) 06:30:58 編集(投稿者)

    うましかさん、こんばんはー( ^ω^ )♪
    No30542
    >概念:「物体」 ← 表象:「金属」 ← ●(対象)  (;´・ω・)?<

    先程、思い浮かんでいたことを書かせていただきます。

    『ただ、直観以外のいかなる表象も直接的にその対象と関わることがないから、概念が直接的に連関付けられるのは、対象とではなく、対象についての何らかの他の表象(その表象が直観であるせよ、それ自身が既に概念であるにせよ)とである。
    それ故、判断は、対象の間接的な認識、従って対象の表象の表象である。』

    このカントの文章から考えるに、pipitの元の表現は[直観]を端折ってしまってて、[直観]も表現するなら、

    「物体」←「金属」←「直観」←●(対象)

    になるかなと考えています。

    「 」はみな、表象となりますが、「直観」だけが『直接的にその対象と関わる』ものであり、それ以外で、
    『直観の他には概念による認識以外のいかなる認識様式もない。従って、あらゆる悟性の認識は、少なくとも人間の悟性の認識は、概念による認識なのであり、直覚的〔intuitiv〕ではなく、思弁的〔diskursiv〕なのである。』
    とあるので、
    ある「直観」を「金属」と認識し、また別のある「直観」も「金属」と認識するなら、その認識に使用された「金属」という表象は概念とも呼ばれるのかなと思いました。
    その表象が、知性の統一作用に使用されたなら、概念と呼ばれるのかなと思いました。
    カントの言葉で言えば、概念とは高次の表象なのかなぁ?↓
    『従って、全ての判断は、私たちの諸表象の間を統一する機能〔Fanktionen der Einheit〕であって、つまりそこでは、直接的な表象の代わりに、この直接的な表象及び若干の諸表象をそれ自身のうちに含む一つの高次の表象が、その対象を認識するために使用され、多くの可能な認識が、このことによって一つの認識においてまとめあげられるのである。』

    『しかし私たちは、悟性の全ての働きを判断に還元することができ、従って悟性≠ヘ総じて判断する能力≠ニして考えられ得る。なぜなら、悟性は、前述の通り、思考する能力だからである。
    思考は概念による認識である。しかし概念は、可能的な判断の述語として、まだ°K定されていない対象についての何らかの表象と連関する。』


    「物体」←「金属」←「直観」←●(対象)

    @ある「直観」を「金属」と認識する。
    A「金属」を「物体」と認識する。

    このとき、@の判断は、「金属」という概念による認識であり、
    Aの判断は、「物体」という概念による認識である。

    このように概念による認識が思考であり、判断と呼べるなら、
    『全称判断』とは、人間がその事象を全称と判断したことであり、
    この判断に使われている概念は、、、例えば「Unity」、、、かな?
    「Unity」という概念による認識が、全称判断と呼ばれる判断になるのかな、と、考えました。

    今久しぶりに実家に遊びに来てて、手元に「純粋理性批判」がないので(Kindleにはあるけど)いつもにも増していい加減になって申し訳ないですが、考えたことを書かせていただきました。

    書き込みありがとうございます。
    おやすみなさいませー
    (-_-)zzz
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