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No41236 の記事


■41236 / )  Re[57]: pipiさまへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2025/03/16(Sun) 18:36:08)

    No41234
    pipiさま、ありがとございま〜す。

    カントの言う「ア・プリオリ」、
    @生得的という意味ではない
    A「根源的獲得」(一切の先なる所有者を、また先なる根源を前提しない概念)
    B知性がその自己活動によって知性自身から獲得したという意味である
    C「経験に由来しない」という意味を出ない
    Dその目印は「普遍妥当性」と「必然性」をもつことである
    な〜んとなくわかってきた感じで〜す。

    わたしのばあい、
    「ア・プリオリ」⇒生まれつき備わっている
    ってして見ちゃってるから、これ、生得的(性質などが生まれつきであるさま)的な意味あいが強くなってるのかも。
    カントのは、『「経験に由来しない」という意味を出ない』っていうことで
    「ア・プリオリ」⇒経験に拠るものではない、あるいは経験的ではない
    ってするより、「非経験的なもの」って見た方がいいのかな。
    そしてその「非経験的なもの」うちで、「知性自身から獲得した」ものであること。
    っていうふうに見ることにしました。
    ただ、ちょっと気になるのがここで言われてる「知性」ね。

    Dについては、
    (本Ko)に、
    〔さて、カントが普遍的なものを求める際のキーワードは「ア・プリオリ」です。この用語が『純粋理性批判』に頻出します。そのメルクマールは、本文中で説明するように、普遍性と必然性です。カントがこの用語を用いて行う主張は、人間の認識からア・プリオリな(すなわち経験に依存しない)形式を取り出し、その正当性を主張します。〕(p7)
    ってありました。
    これから、
    〈それが「ア・プリオリ」なものである、と言えるのはそれが「普遍・必然性」であることから〉
    って見て、

    で、ちょっとまとめると、
    私たち人間には、知性自身から獲得した非経験的なものがあって、それを見つける目印になるのが普遍・必然性であること。
    簡単に、
    〈普遍・必然性をもつ知性自身から獲得した非経験的なもの〉
    このようなものをカントは「ア・プリオリ」と呼んでいる。
    こんな感じになるのかな?なんかよけいやこしくしちゃったかもだけど。

    「根源的獲得」って言うい方、「獲得」だから〈なかったものを獲得する〉っていうふうにも思えちゃうから、わたしにとってはややこしくなるのね。もっとも〈根源的に獲得されているもので、その先なる根源を前提しない概念〉って見たらいいのかな。

    >幼児はまだ、自分の持つ能力から、総合判断を可能にするアプリオリな概念を引き出してない、手元に使えるように獲得してない、と考えられるのかな?<
    なるほど〜。
    っていうことは、「発達」っていうことも視野に入れないとかな?

    わたしのばあい数学のア・プリオリ、なかったみたい (- -;)トホホ

    おかげでいろいろ思いつきました(^o^)

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