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No36650 の記事


■36650 / )  Re[28]: 戒名外道論
□投稿者/ 時 -(2024/02/25(Sun) 12:17:29)
    2024/02/25(Sun) 12:48:10 編集(投稿者)

    パニチェさんへ。こんにちは。返信をありがとうございます。

    No36647に返信(パニチェさんの記事)

    > あと、結集が口伝中心で行われたのは釈尊の尊い教えは自らの身につけるべきもので、忘れないために書きとめるということからして、書きとめる行為自体が教えを身から離すことになると考えられていたようです。

    > 結集についてはピピットさんも返信されていましたが、第一回の結集は釈尊の死の翌年であり、口伝の期間は400年とも500年とも言われています。
    > 最初に文字にしたのはマウリア王朝の第三代のアショーカ王(BC269?〜BC232?第三結集が行われた時期)が上座部仏教の信者となり、石碑や摩崖に刻んだとのこと、(仏弟子による書写は諸説あるようですが一説には)BC100年頃に上座部の正統派マハーヴィハーラの比丘たちによって書写されたとのことでした。

    多くの情報を、ありがとうございます。

    > はい。私の中道解釈は拡大解釈だという自覚はありますが、実生活のさまざまな場面での指針にはしています。
    > 例えば子育てにおいても過保護も過放任もよくないとか、右だと思った時には左も想定してみて、自身のバランス感覚を省みる。。。etc。

    はい。その通りですね。時も可能な限り生活の中での指針にしています。ここ最近では当たり前になっているネット検索でも、どうしても興味のある事柄のみ、一方向のみの項目、内容を検索しがちになりますね。そうすると自らが良いと思う方の結果しか出てきません。ですので、自らにバイアスがかからないようにという意識のもと、対極の事柄も検索をかけたりします。他いろいろと書き出しますときりがないくらいです。

    > これは後学のためにお聞きします。
    > パーリ律蔵 大品(マハーヴァッガ)にある有名な「箜篌の喩」。釈尊が肉体を極限にまで追い詰める苦行から離れたとさせる逸話(中村元博士の見解によれば、後に創作されたエピソードとされているようですが)は、断・常の二見や有・無の二辺より、もう少し広範囲な教説だと思うのですが、如何でしょうか。

    https://zeropointbuddha.hatenablog.com/entry/veena_body1
    「箜篌の喩」このお話もどこかで見たような記憶がありますが、律蔵自体は見ていませんので、なんとも言えませんが、上記ページの内容がそれにあたるのであれば、時自身の理解でのこのお話の内容は、普通に素通りしています。張りすぎず緩めすぎず、ほどほどにね。と言った感じでしょうか。

    例えば、苦と楽の中間の不苦不楽を維持しなさい。というのがあった場合に、これは解釈次第ではほどほどですとか、ましてや中道ですというのも違うように思いますしね。その時々の対象により、その表現は変わるのではないでしょうか。

    仏陀が苦行から離れた時のお話は、苦行に明け暮れていた当時、このままでは駄目(証得できない)だろうという自らの判断で、固形の食を少しづつ取り始めたのですね。特段拘ることではないとは思うのですが、経典の中にその言葉表現としての定義があるのであれば、一応、その通りに理解しているだけなのです。

    > 私は聖徳太子が仏教精神を政治的に体現した「十七条憲法(和をもって尊しとなす)」や神仏習合(外来の仏教と神道を融合させた)は日本人的な和の心を重んじる原点だと考えています。大乗仏教自体も日本に伝来する途上でインドや中国の神々も集合しており、仏教の懐の深さをあらわしていると思っています。

    ご認識は、了解しました。時自身は、良く調べられてはいませんので漠然とした表現になるのですが、日本人的な和の心を重んじる原点は、縄文文化にあるように感じています。

    > 素晴らしい!その通りです。
    > 永劫回帰の問いに“Yes”と答えることは、最高にして最も厳しい自己肯定だと思います。
    > 現在の自分を肯定するなら、自身を形成したこれまでの生も全肯定せよ、と。

    ありがとうございます。アドヴァイタの深い処での理解と共通するものがあるように感じました。akaimiさんならば、ご理解頂けそうですが^^

    では、この辺りで。ご返信をありがとうございました。
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