TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

No36638 の記事


■36638 / )  Re[28]: 戒名外道論
□投稿者/ 時 -(2024/02/24(Sat) 20:04:44)
    pipitさんへ。こんばんは。ご返信並びに貴重な情報をありがとうございます。

    No36635に返信(pipitさんの記事)

    > お釈迦さまが亡くなられた時、ある一人の弟子の、「あーうるさく言う人がいなくなったーこれから好きなことできるぞー」みたいな発言を聞いたマハーカッサパ長老(阿羅漢)が、こりゃいかん、教えをまとめるぞー、と、阿羅漢ばかりのメンバー限定で教えの編集を行ったそうです。(第一結集)

    ん?このお話は、どこかで見たように思うなぁという事で探してみたところ、前段の「あーうるさく言う人がいなくなったーこれから好きなことできるぞー」みたいな発言というのは、長部16経の大般涅槃経に記載があるようです。が、後段の「こりゃいかん、教えをまとめるぞー」的なマハーカッサパの発言らしきものが、実際にはあるのかもしれませんが、現時点では見つかっていません。でも多分、この辺りがpipitさんが仰る第一結集の切っ掛けとなるのでしょうね。

    > 当時のインドは口伝文化だったので、各グループが経典を担当分けして伝承していたのですが、ある時飢饉や戦争などで比丘の数がすごく減ってしまって、初めて葉っぱに書写して文字化して伝えようと決意されたそうです。(第四結集)

    > https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E9%9B%86

    貴重な情報をありがとうございます。m(__)m

    > この話を聞いてpipitが思うのは、第一結集での阿羅漢のお坊様たちの利他の行いです。
    > お釈迦さまもそうですよね、利他行されて説法されました。

    > 大乗仏教も元来はすごく優しい心から生まれたものだとpipitは思っています。
    > (でも戒名で大金を要求するとかは仏教として変だ、と思います。)

    そうですね。時の仏典内容から受ける印象でも、憐憫の情で仏陀は説いていたようですので、利他での行為ですね。

    時は、仏典以外の歴史的事実(と思われる)事柄については詳しくなく、どちらかといえば、基本的に分からないというのが本音であり、スタンスなのですね。

    歴史的には、仏陀の没後に大乗や小乗等に分かれていったのでしょう。しかしこれは、、仏教の歴史辞典的な学者になろうとは考えていない、現代日本で生活している時には無関係な事なのですね。。。時にとって重要なことは、その仏典内容のみでしょうか。ですので、それ以外の事柄につきましては、ほぼ無知なのです(笑)どこかでも書いたかもしれませんが、仏陀は何を説いていたのか?だけが時にとっての重要項目であり、果たしてそれが実践可能なのか?が重要なのです。

    仏陀が存命中には分裂しなかった僧伽が、その没後に分裂したという事のみ、知っていることなのですね。そして時に巷で聞く様な利他の大乗、利己の小乗と時は分けられないのです。(一般的に言われていることは承知していますが)上手く伝わるでしょうか。

    貴重な情報をありがとうございました。
返信/引用返信 削除キー/


Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -