□投稿者/ 時 -(2024/02/18(Sun) 19:23:21)
| pipitさんへ。こんにちは。
■No36577に返信(pipitさんの記事)
> 『比丘たちよ、正精進とは何か。未発生の不善(akusalanam)は、これが生じないよう、比丘らは関心を持って努力し精進(ヴィーリャ)することである。発生した不善は、これを解消するよう、比丘らは関心を持って努力し精進することである。未発生の善は、これが生じるよう、比丘らは関心を持って努力し精進することである。発生し成された善は、これが拡大するよう、比丘たちが関心を持って努力し精進することである。比丘たちよ、これを正精進と呼ぶ。』
不善を生じないよう勤める事。 既に生じた不善を除こうと勤める事。 善を生ずるよう勤める事。 既に生じた善を増すように勤める事。 の4つで正精進という説明ですね。これらは、別名”四正勤・四正断”とも表現されているようです。
正精進とは、邪見の捨断の為、正見の具足の為に励む事。邪思惟の捨断の為、正思惟の具足の為励む事。邪語の捨断の為、正語の具足の為励む事。も、各人の正精進だという仏典内での説明もあるようです。
総じて、正精進は、苦の滅尽や解脱に正しく向かう為の努力やエネルギーの継続の事を言うのでしょうか。
言葉にすると難しいですね。
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