■36575 / ) |
Re[34]: つれづれなるままに
|
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2024/02/18(Sun) 16:43:35)
| No36016の(n)なんだけど、 追加して再掲しとく。
(n)『想像しているとき、私は、知覚された諸対象を切り離している隔たりを消します。私の意識の中心は消えます。・・・・・・・・ 意識は、諸対象の世界で生きるのをやめ、自分にもたらされた光景のなかに身を「置かなければ」ならないのです。主観的なものと客観的なものは崩壊しています。このとき、問題になるのが言い表しがたい第三の次元です(サルトル『イマジネール』参照)。主観的−客観的という区別の手前にとどまることが、夢幻的意識の固有性なのです。・・・・・・神話はこの第三の夢幻の秩序に属しています。著者〔サルトル〕はこの第三の秩序を、著作の後半から導入します。この秩序は健康な大人の覚醒した知覚と「虚構」のあいだにあります。』(p76)
|
|