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No36141 の記事


■36141 / )  Re[81]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2024/01/12(Fri) 18:57:52)
    No36015の(3)、「想像力」imagination
    これがわたしには分かりやすかったので、その一部を、

    (v)〔…再生産的想像力と創造的想像力に分けられる‥‥‥現象学は、知覚と想像とは意識の対象に対するかかわり方が本質的に異なることを明らかにした。知覚は対象を現にここに存在するものとして定立するが、想像とは対象を無として定立し、現実を超え出る作用である。・・・・・・意識の非現実化する優れた作用である想像力は、現実世界との交通を遮断して、可能性の世界を開示する能力である。〕

    現象学における「想像」についての書き写しはこれでだいたい書けたかな。

    あ、もう一つ、コトバンクの「想像」、日本大百科全書のなかにあったのを、

    〔日常語では、現に存在する対象を欠いた表象を「想像」とよび、知覚から区別するが、哲学で用いられる「想像」も、一般に、「事物がそうあるようにではない仕方で事物を覚知する」働きとされる。ただし、西洋近代哲学では、ほぼ明確に「知解」intellectio(ラテン語)との対比において用いられ、たとえば、2点間を最短距離で結ぶ線や、四つの内角がすべて直角である平面図形という形の把握が「知解」であるのに対して、眼前にある知覚物としての机の端を直線として覚知したり、その机の上の本の表面を長方形として覚知する感性的経験を「想像」的という。またカントによれば、実体性や因果性は純粋悟性概念であるのに対して、それらを感性的現象の場面で具体化したもの、つまり「図式」は、想像力(構想力)の所産である。「想像」のこの種の用法も、「事物がそうあるようにではない……」という規定における「事物」を広義に解し、概念的なものまで含めるならば、一般の用法から逸脱するものではない。〕

    そろそろ、簡単に見る作業にとりかかろっかな。

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