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No35230 の記事


■35230 / )  Re[13]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/12/01(Fri) 20:08:16)
    No35201のハイデガーの――(H)
    No25556のメルポンの――(M)
    の、わたしの憶測と感想。

    (H)によると、「君タチガ『存在する』トイウ言葉ヲ使うトキ、イッタイ君タチハ何ヲ意味スルツモリナノカ、」って、プラトンは「『存在する』トイウ言葉ヲ」って言ってるみたい。
    でもハイデガーにおいてはいつのまにか『今日、「存在」という言葉を』って、「存在」になっちゃってる。

    わたしのばあい、「存在する」っていう言葉と、「存在」っていう言葉、なんか使い方(意味)が異なる感じがしてる(雰囲気的にね)。

    (M)で、メルポンにおける「哲学的問いかけ」は、
    『結局は「何があるのか」、さらには「あるとは何か」ということである。』(滝浦静雄/木田元 共訳) 
    『最終的には「何が存在するか」という問い、「あるというのはどういうことか」という問いである。』(中山元 訳)
    っていうことみたい。
    「ある」っていうの、動詞的だと見てるから、「存在する」ってなるんだと思う。「存在」っていう名詞的なんじゃなくて。
    「何があるのか」→「何が存在するのか」
    「あるとは何か」→「存在するとは何か」
    「あるということはどういうことか」→「存在するということはどういうことか」
    でいいんだと思う。
    「何が存在のか」とか「存在とは何か」とか「存在ということはどういうことか」じゃなくて。

    (1)「存在する」という言葉で何を意味するつもりなのか?
    (2)「存在」という言葉で何を意味するつもりなのか?

    プラトンの場合(1)、メルポンも(1)の方なんだと思う。
    (2)はハイデガーに聞かないとわかんない。

    わたしが「ある」っていうのを使うときは、「○○がある」みたいに、かな。
    「ある」を「存在する」として、「○○が存在する」。
    で、「○○」に、「存在」と「存在する」を入れて見るのね。
    (a)「存在が存在する」
    (b)「存在するが存在する」
    ってなるんだけど、前に書いたけど、(a)のように、「存在」っていうのがどこかに“ある”わけじゃない、ってわたし思ってる。
    (b)だと、な〜んとなく見える感じだけど。

    メルポンに倣って、幼児で見て見るね。
    幼児にとって、初めて見る「もの」ばかり。
    初めて見る「もの」を「○○」ってするね。幼児にとってはまだ「○○」がなんなのか知らない(fremd)のね。
    幼児は「○○」を見て、〈これなあに?〉って、言いかえると〈「○○」ってなあに?〉ってなってるんだと思う。
    でもね、その前に、
    幼児は「○○」に志向して(意識が向いて)、〈「○○」(何か)がある〉、ってなってるんじゃないかしら?
    簡単に、〈○○がある〉→〈○○とは何か〉っていう流れ。
    この〈○○がある〉っていう〈ある〉に問いかけてるのが、メルポンの言う「ある(存在する)ということはどういうことか」、なんじゃないかしら、って。

    「存在する」ことにかんしてのを、「存在」で見ちゃうと分け分かんなくなっちゃうのかも?わたしのばあい。

    わたしのこのごろのテーマ、〔世界における(への)存在としての「私」〕のなかの〔存在〕を〔存在する〕と言いかえると〔世界のなかに(へ)存在する「私」〕っていうことになるかな。

    なんか言葉で上手に表現できないから長くなっちゃけど、こんな感じ〜、っていうことで。

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