□投稿者/ pipit -(2022/01/07(Fri) 20:27:03)
| みなさまこんばんは!山下和也先生の『カントとオートポイエーシス』を読んでます!(1ページ分。。。)
【生命システム】
『認識を考える場合、その出発点は生命システムとなる。生命システムとは生体器官を構成素とし、身体を構造とするオートポイエーシス・システムである。当然、目や耳、鼻や舌、さらに皮膚のような感覚器官は生命システムの構成素に含まれるし、脳をはじめとする神経系もまた同じであるから、認識論はここから始めなければならない。』 (『カントとオートポイエーシス』山下和也先生著、p15より引用)
ちょっと復習。 No19305 「オートポイエーシス・システムとは、 産出物が次の産出プロセスを作動させるという仕方で連鎖する産出プロセス群が作るネットワークの、 循環的に作動して閉鎖した自己完結的閉域である。 閉域形成に参与する産出物をシステムの構成素と呼ぶ」
産出物が次の産出プロセスを作動させる連鎖からなるって、、、 縁起だね!(十二因縁も形式的にはそうですよね。AによりてBが生じる。BによりてCが生じる、の連鎖。) それが閉鎖されるとオートポイエーシスシステムなんだね。 それで用語だけど、 産出プロセスによって産出されたものを「構成素」と言うんだよね。
「構造」は↓ No20239 >『ネットワークの閉鎖により構成素が作る一つのまとまりが「システムの構造」である。』 『カントとオートポイエーシス』山下和也先生著、晃洋書房、p5より引用終了< ということで、 この本での【生命システム】とは、
【生命システムとは生体器官を構成素とし、身体を構造とするオートポイエーシス・システムである。】 ↓ 産出プロセスで目や鼻などを産出してるシステムであり、 構成素がそれら生体器官であり、構造を身体とするシステム。
だね!
とりあえず、生命システムを見ていくみたい、、、、
んー、いや、チラ見してるけど、、、 読める(わかる)かなぁ(・・;)
次、p16から読んでみます。
|
|