(現在 過去ログ2 を表示中)

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

No13802 の記事


■13802 / )  Re[9]: 恐怖
□投稿者/ flora -(2021/06/09(Wed) 17:28:24)
    No13799に返信(みのりさんの記事)
    > ■No13797に返信(floraさんの記事)
    >>■No13785に返信(みのりさんの記事)
    > >>■No13759に返信(パニチェさんの記事)
    >>
    >>パニチェさん、みのりさん、おはようございます
    >>
    >>横失礼します。
    >>
    >>>>>>『あまりにも東洋的。──何ですって?人間が彼を信仰するならば、人間を愛してくれる神だって!この愛を信じない者には怖るべき眼光と威嚇を投げつける神だって!何ですって?全能の神の感情としての但し書きつきの愛だって!名誉心や復讐欲をどうしても制しきれない愛だって!なにもかもが何と東洋的であることだ!「私が君を愛したとて、それが君に何のかかわりがあろう?」──こういうだけでもすでにキリスト教全体に対する十分の批判である。(悦ばしき知識 第141番)』
    >>>>
    > >>>>この文章でのニーチェの主旨について、私も同じような見解です。
    > >>>> 「あまりにも東洋的」というのは、どういう意味なんだろう?
    > >>>>よかったら教えていただけますか。
    >>>>
    >>>>さすが!鋭いですね。
    >>>>結論から言うとよく分かりません。
    >>>>ひょっとしたらヴェーダ神話とかウパニシャッド神話で神々が人間のような愛憎劇をやってますから、そのことを指しているのかもれませんが、自信はないです。
    >>
    >>>>すんまそん。。。^^;
    > >>
    > >>いやいや〜、鋭くはぜんぜんなくぼんやりしてますぅ〜。。。(^▽^;)
    > >>
    > >>「あまりにも東洋的」というのは、良い意味ではなく批判的に使っているのだろうな、というのは感じました。
    >>
    >>================
    みのりさん、こんにちは


    >>140番からの流れですと、ユダヤ教からの流れであるキリスト教の条件付きの神 つまり「人間が彼を信仰するならば、人間を愛してくれる神だって!この愛を信じない者には怖るべき眼光と威嚇を投げつける神だって!何ですって?全能の神の感情としての但し書きつきの愛だって!名誉心や復讐欲をどうしても制しきれない愛だって!」を批判し、それがパニチェさんのおっしゃるように、ヴェーダ神話とかウパニシャッド神話に似た愛憎劇になっているという理解でよいでしょうか? ただ、ヴェーダ神話とかウパニシャッド神話では神々間での愛憎劇になっている一方で、キリスト教は非常に感情的な神と人間との愛憎劇ですね。
    >
    > floraさん、こんにちは。
    > 私宛になってるようなのでレスさせていただきます。
    > まず、ニーチェに詳しくなく、『悦ばしき知識』も読んでいないので、推測のようにはなってしまうことをお許しいただければと思います。

    私の場合もそうです。ただネットで英訳そのものがフリーで入手できるので、それを読んでいました。

    > ユダヤ教〜キリスト教の神の性質について、「人間が彼を信仰するならば、人間を愛してくれる神だって!この愛を信じない者には怖るべき眼光と威嚇を投げつける神だって!何ですって?全能の神の感情としての但し書きつきの愛だって!名誉心や復讐欲をどうしても制しきれない愛だって!」とニーチェは語ります。
    > そうした神の性質は人間の(あまり良くない)性質と似通っていて、また、東洋の互いに争い合ったとされる神々の性質にも似ている、ということなのだと思います。
    >
    > おっしゃるように、旧約聖書には神と人間間の戦いだったり、神が人間に難題を
    > 迫る場面というのが出てきますね。

    再度考えたのですが、英訳では東洋的(oriental)となっているのですが、もしかすると、中近東を意味するかも知れません。またWIKIを見てみましたら、旧約ではOrientは、イスラエルとユダ王国の東を指すのでそうです。(旧約ではまだ確認していません)

    また、今が本が見つからず、確認できないのですが、E.サイードは『オリエンタリズム』の中で西洋では、19世紀ころまでオリエントは近東(エジプトを含む)を指していたと書いていたような気もしますので、ニーチェの当時のドイツでももしかしたらそうかな?とも感じました。

    この辺は答えが出ませんのでこの辺にしておきますね・・・すみません、思いついたことを書いてしまいました・・・

    とすれば、ユダヤ的と東洋的はシノニム関係にもなるのかな?とも感じています。

    キリストをユダヤ人と呼称したり、興味深いですね。

    >>142番では仏陀が出てきますね。
    >
    > おお、そうなんですか。^^

    あくまでも英訳から私が意訳しますので、パニチェさんのお持ちの著作とは異なるとは思いますが、こんな感じです〜

    142 香:仏陀が言う、『恩人(寄付者)に媚びてはいけない!』と。この言葉をキリスト教の教会で繰り返せば、一瞬にしてキリスト教的なものがすべて一掃される。

返信/引用返信 削除キー/


Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -