| 2024/03/30(Sat) 08:40:04 編集(投稿者)
ランダンムな(全く方向性もない出鱈目な)突然変異と自然選択だけで複雑で多様な生物進化が成し遂げられるものか?という疑問に対して、当時、Yahoo!掲示板や他の掲示板でネオダーウィニズムを支持する人たちの間ではリチャード・ドーキンスが『盲目の時計職人』という書籍で引用していた「無限の猿定理」をベースとした猿のタイピングの常套句でもって説明していた。
創造論者の反論、進化論は例えば飛行機の部品が沢山ある廃棄場に竜巻が通り過ぎた後にジャンボジェット機が出来るようなもので非現実的であるという主張に対して、猿がパソコンキーを出鱈目に叩いていたとして、基本は一文字つづ消去するが一文字目、二文字目と『ハムレット』の文字列に合致した時にだけエンターキーを押し決定していく作業を延々と続ければ猿の出鱈目な入力もいつかはシェイクスピアの著作と同じものが完成するという常套句。
※出鱈目な入力がランダムな突然変異でエンターキーが自然選択という例え。
月蛇は臭覚を事例として副嗅覚系は扁桃体の近くにあり、突然変異でもって特定の匂いに反応する副嗅球神経回路が扁桃体と繋がることによって恐怖を引き起こすような個体が生まれ、反応する匂いがたまたま天敵のものであった場合には生存に優位となり種に拡散するというような主張をした。
これに対して私は自然界からの無数にある刺激への反応として、たまたま「もぞもぞはいまわる虫、高い場所、蛇や猛禽類などの天敵」など、特定の触覚や位置や気配に反応する個体が出鱈目な突然変異と自然選択によって生き残っていくなんてストーリーはSFでも不自然なものだあって、生後の外部刺激が入力されそれが子に伝わる、またはある種の方向性を有した変異で考えるのが普通の発想だろうと返信した。
当然、獲得形質遺伝を認めない月蛇は反発した。
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