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■No37145に返信(restさんの記事) > > 「それだから内感の対象だけの心が、死後にも存続するということは、まだ証明されていないし、また証明され得るものでもない。」(カント著『純粋理性批判』B414) > 「我々は、心が死後に分離されてもなおその実際的存在を維持し得るかどうかという問題に関する限り、我々の心の性質については、たとえどんな仕方によるにせよ、何事も認識し得ない、と。」(同著B420) > カントにおいては理論理性では「霊」は存在証明ができない、と同時に非存在も証明できないので認識不可能ということ。「物自体」と同様に認識できない、つまりわからないということが理性的態度ではないか。 > 「ところで私としては、神の存在に関する教説はまさにこのような理論的信に属するものであると言わざるを得ない。理論的な世界認識に関しては、世界の現象を説明するための条件としての{神の存在という}思想を必然的に前提するものを用意してはならない。」(同著B854) > 「神」もまた霊的存在と同様に認識不可能だから世界の現象の必然的前提としてはならないということであり、信仰としてのみ成り立つということ。 > カントの「不可知論」的立場を支持したい。
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/.txt/.lzh/.zip/.mid
1) 画像は初期状態で縮小サイズ600×600ピクセル以下で表示されます。
2) ファイル名が不適切な場合は自動変更されます。
3) アップ可能ファイルサイズは1回
2048KB
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■38045
/ inTopicNo.1)
Solitude
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□投稿者/ rest
-(2024/07/27(Sat) 10:43:52)
過去ログより
投稿者/ rest -(2019/09/29(Sun) 22:53:35)
Red Garland Quintet with John Coltrane -Solitude
https://www.youtube.com/watch?v=cyIGgGGMf94
引用返信
/
返信
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■37902
/ inTopicNo.2)
永遠
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□投稿者/ rest
-(2024/07/20(Sat) 10:30:47)
2024/07/20(Sat) 21:05:17 編集(投稿者)
2024/07/20(Sat) 20:40:04 編集(投稿者)
過去ログより
投稿者/ rest -(2019/11/15(Fri) 09:18:42)
西脇順三郎詩集(現代詩文庫pp.72-73)
「意識は過去だ
意識の流れは追憶のせせらぎだ
時の流れは意識の流れだ
進化も退化もない
変化するだけだ
存在の意識は追憶の意識だ
「現在」は文法学者が発見したイリユージョンである。
「話す人」の位置だ
永遠は時間でない
時間は人間の意識にすぎない
人間に考えられないものは永遠だ」
「進歩といっても単に
回転するだけだそれもやがては
太陽とともに回転しなくなる
でも永遠は永遠にのこる
ヒョウタンも人間もムギも
エーテルもアトムもなくなる
だがすべての物質がなくなるとも
永遠だけはのこる
永遠はただ一つの存在で
存在の根元として残る
永遠という意識は人間の
脳髄にのこされた宝石だ」(同著pp.98-99)
Ella Fitzgerald - Let`s Do It
https://www.youtube.com/watch?v=lXYKGL6MgKM
引用返信
/
返信
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■37901
/ inTopicNo.3)
無題
▲
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■
□投稿者/ rest
-(2024/07/20(Sat) 10:20:51)
No.35947
2023/12/31(Sun)より
パニチェさん 貴重なレスありがとうございます。
■
No35924
に返信(パニチェさんの記事)
> 2023/12/30(Sat) 17:57:27 編集(投稿者)
>
> こんばんは、restさん。横レス失礼します。
>
> 私の知識ではrestさんの投稿内容が完全に咀嚼できてないところもあり、ロムのみになっていますがいつも興味深く読ませていただいてます。
> 今回は全く違う観点というか先入観から時間の遅れついて思うところをカキコしてみます。
>
> そもそも過去から未来に不可逆的に流れている時間なんてものがあるのか?
> 私たちの感覚器官では空間(距離)や運動は知覚できても時間なるものを感知できません。
>
> 時間なるものは運動を記述するためにつくりだされた仮象ではないか?ということです。
> 熱力学の第二法則であるエントロピーの増大則はあくまでも運動の不可逆性であり時間の不可逆性ではないということ。
「超弦理論」において10次元のうち6次元は証明されていませんが、残る4次元は一般相対性理論+量子場によって説明しています。ビッグバン以降の宇宙膨張はエントロピーの膨張であり、時間の不可逆性としてとらえているようです。時間の実在性を前提にしていますが、われわれの感覚器官で知覚できるのは3次元までであり4次元以上は想像力でしか、あるいは数学的な類推しかできません。数学的には無限に次元は考えられますが、現実か非現実かの個別化が必要です。科学は類推と個別化のバランスが大切だと考えています。
>
> 過去から未来に不可逆に流れる時間なんてものが実在しないのなら、時間の遅れなんてものも成立しない。
> おそらくrestさんも言及しているように重力によって物理的な運動が影響を受けているということ。
> 加齢による老化現象や生物年齢もウェルナー症候群など早老症と同じく細胞の物理的な運動の問題であって時間なるものの影響ではない。
>
> 量子力学の不確定性原理、位置と運動の不確定性は感覚的に理解できても、時間とエネルギーの不確定性というものがどういうものなのかさっぱり分からない。
> シュレディンガーも猫の思考実験にしても「いつ毒ガスが発生したのか?」というのは時間の不確定性ではなく、運動の不確定性とすることに何の差異があるのかも(私の知識では)分からない。
>
>
電子を観測したとき、その電子の波動関数が崩壊するので粒子は確率解釈にしたがい観測される。多世界解釈では波動関数が崩壊しないため確率解釈を導出できない。そのため定式化できない、という問題があるようです。波動エネルギーの波も時間という周期性で測定されますが 位置と運動量を同時に測定できないため正確な測定はできないということでしょう。
シュレディンガーの猫においては観測するまでは生きていた。というよりも生きている猫と死んだ猫が共存していた。重ね合わせの状態です。確かに時間の変化というよりラジウムのα崩壊の半減期という物質の変化後の出来事の判断でもいいと思います。
引用返信
/
返信
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■37845
/ inTopicNo.4)
Autumn In New York
▲
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□投稿者/ rest
-(2024/07/14(Sun) 19:11:08)
2024/07/14(Sun) 19:13:00 編集(投稿者)
Ella Fitzgerald & Louis Armstrong - Autumn In New York
https://www.youtube.com/watch?v=fMZ7mF1bZQ0
引用返信
/
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■37841
/ inTopicNo.5)
Re[47]: Sonny Clark
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□投稿者/ rest
-(2024/07/13(Sat) 22:50:27)
2024/07/13(Sat) 23:09:59 編集(投稿者)
過去ログより
□投稿者/ rest -(2019/10/23(Wed) 23:40:11)
> 因果関係は行為の責任主体としての自由意志の責任を問う、という追及の仕方を自然現象にまで投影したものである。発熱の原因を、ある特定の病原菌を責任主体として疑似人間のように扱うことによって糾明するのである。人間の投影である以上それに属さない現象もでてくるのが自然だ。なぜなら自然は人間中心に造られていないからだ。恒等関係もそうだろう。総じて因果性はアプリオリといえないかもしれない。しかしだからこそ逆に自由意志の可能性は拡がるともいえる。
発熱の原因である病原菌は発熱を目的に意図的に、それこそ責任主体として登場してきたのではなく、ただ弱肉強食の自然の法則に従って人間の体に忍び込んできたに過ぎない。時計が壊れたのはある部品が原因だがその部品が意図的に責任主体として壊したのではなく、自然現象として部品の寿命がきていたり、あるいは自然現象として部品がさびていたりする。つまり疑似人間として責任を追及するところの原因というのはわれわれ人間の側の勝手な価値判断であって、客観的に因果という法則が存在するわけではない。因果性が成り立っているのは人間の都合である。
発熱は病原菌が捕食の過程で生じた身体の反応である。ある意味ヒュームの恒常的連接に近いかもしれない。カントのアプリオリを信じてみたい気もするがどこか無理がある。カントは第一原因を自由意志としているが、原因という概念を造っているのが自由意志なのであってつまり因果概念の主体であって、因果の法則に従うものではない。もっと因果から自由になってもいいのではないか。
□投稿者/ rest -(2019/10/29(Tue) 09:22:30)
私は買い物に行きます、というときその原因は何かという問いは普通しない。時計が壊れた、というときその原因は何かという言い方はする。つまり原因を問う、というのは何か問題があったときである。水道の蛇口から水もれがする。その原因はパッキンの破損ないしはさびた金属の破片やごみがはさまれていたりする。原因を問うのは何か問題が発生したときと決まっている。航空機事故の原因はとかそういう問題が生じたときに使われるのが原因だ。何か問題が起きた時その責任を追及する、という仕方が原因の意味である。カントは責任主体を人格と呼んだが、原因追及は責任追及と酷似している。その結果をもたらした者は誰か、と類似した形で原因を追及する。
原因をアプリオリな悟性的カテゴリーとしていまえばそれ以上の追及はできないいわばブラックボックス化してしまう。因果は発見なのかあるいは発明なのか、前者がカントであり、後者がヒュームである。アプリオリとなると結局思考停止に陥ってしまう。それ以上は追及できないからだ。しかし理性はもっと自由に推理してもいいのではないか。物自体を自由に推理するように。
引用返信
/
返信
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■37765
/ inTopicNo.6)
Sonny Clark
▲
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□投稿者/ rest
-(2024/07/07(Sun) 20:41:27)
2024/07/10(Wed) 21:07:08 編集(投稿者)
2024/07/07(Sun) 21:22:15 編集(投稿者)
Sonny Clark - Blue Minor
https://www.youtube.com/watch?v=UgbwRzh0WGs
過去ログより
□投稿者/ rest -(2019/10/20(Sun) 01:05:37)
2019/10/20(Sun) 11:29:22 編集(投稿者)
自然の事象を捉える場合、因果関係だけで見るのは一面的過ぎる。もう一つの見方がある。恒等関係だ。因果関係は時間的に継起的だが、恒等関係は同時的である。
磁石のN極とS極の関係もそうだ。N極とN極は反発し対立しあうがN極とS極は親和的で結合する。個性原理もそうだ。同じ個性だと反発しあうが、個性が違うと親和的だ。これらの二つの現象に因果関係はない。同業種の企業は対立競争するが、異業種の企業は親和的である。第三類推の同時性も因果関係に収れんするので該当しない。二つの現象の関係は因果関係ではなく、数学的恒等関係である。因果では語れない事象があるということである。構成的原理か統整的原理かというと個別の経験的現象を全体として恒等関係として捉える統整的原理といえる。
因果関係は行為の責任主体としての自由意志の責任を問う、という追及の仕方を自然現象にまで投影したものである。発熱の原因を、ある特定の病原菌を責任主体として疑似人間のように扱うことによって糾明するのである。人間の投影である以上それに属さない現象もでてくるのが自然だ。なぜなら自然は人間中心に造られていないからだ。恒等関係もそうだろう。総じて因果性はアプリオリといえないかもしれない。しかしだからこそ逆に自由意志の可能性は拡がるともいえる。
追記。2024 7/10 20:37
カントの概念によれば現象から概念を構成するのが構成的原理なので市場という現象から個性原理を構成し、さらに農村という現象から類的原理あるいは共同体的原理を概念として構成する構成的原理に対して、個性原理と共同体原理のバランスを理想とする全体像を統整的原理と呼ぶ。恒等関係を因果関係に対置するものとして理想としての自由意志の根拠とみなすなら広義の意味で統整的原理といえなくはない。
引用返信
/
返信
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■37737
/ inTopicNo.7)
Re[45]: 飛ぶ矢のパラドックス
▲
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□投稿者/ rest
-(2024/07/07(Sun) 08:57:53)
2024/07/07(Sun) 09:10:46 編集(投稿者)
2024/07/07(Sun) 08:59:41 編集(投稿者)
restkant restkant 調整中 完了
引用返信
/
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■37734
/ inTopicNo.8)
Re[44]: 飛ぶ矢のパラドックス
▲
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□投稿者/ rest
-(2024/07/07(Sun) 01:15:46)
パニチェさんへ
No37418
までは私のパスワードで編集機能が使えるのですが、次の
No97419
以降はERROR-パスワードが違いますと表示されます。window10からwindow11へバージョンアップしてから(パソコンもかえました)です。なんとか編集機能を回復する方法はないものでしょうか。よろしくお願いします。
引用返信
/
返信
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■37733
/ inTopicNo.9)
Re[43]: 飛ぶ矢のパラドックス
▲
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□投稿者/ rest
-(2024/07/07(Sun) 00:47:23)
過去ログより
□投稿者/ rest -(2019/10/14(Mon) 00:14:44)
このコップはじっとしている。因果性のカテゴリーはこの先もじっとすることを予測する。ところが私が動かそうという意志によって動いてしまう。つまりこのコップの必然性は途中で途切れてしまった。私の自由意志はこのコップの位置を変えることができる。トータルとしての自然は必然性ではないことがわかる。
同じように独裁体制の続く国家は必然性であるようにじっと固定しているように見える。何もさわらなければそのまま自然状態としてその体制は続く。しかし人々の自由意志がこの必然性を途中で途切れさせることができる。それが市民革命だ。
ヒュームのいうように必然性とは慣習による恒常的連接に過ぎないのかもしれない。慣習が変われば恒常的連接も変わらざるを得ない。カントのアプリオリな悟性のカテゴリーという見方も可能(第二類推)だが、第三アンチノミーにおいて自然因果性を自由因果性と対立するという見方はやめて、トータルとして人間の自由意志が存在するかぎり自然因果性は必然性ではないことを自覚すべきだろう。
地球環境問題は自由意志の負の側面として捉える必要がある。平均気温1度強の上昇は平均に騙されてはいけない。夏場の気温が50度近く異常に上昇しても冬の気温がマイナス49度に下がれば平均は1度上昇ということになってしまう。だから平均しかみていないと現実を見誤ってしまう。異常気象の問題は平均の問題ではないのだ。それは地球という自然に働きかける自由意志の負の側面として自覚し、厳しく反省しなくてはいけない。反省こそ人類と動物を区別するものであり、反省こそが人類に進歩をもたらすものである。
引用返信
/
返信
削除キー/
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■37732
/ inTopicNo.10)
Re[45]: Chet Baker
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□投稿者/ rest
-(2024/07/07(Sun) 00:33:41)
■
No37418
に返信(restさんの記事)
> 2024/07/07(Sun) 00:27:53 編集(投稿者)
>
> Chet Baker - Almost blue
>
>
https://www.youtube.com/watch?v=z4PKzz81m5c
>
ただいま調整中(編集機能)
>
過去ログより
>
□投稿者/ rest -(2019/10/14(Mon) 00:14:44)
このコップはじっとしている。因果性のカテゴリーはこの先もじっとすることを予測する。ところが私が動かそうという意志によって動いてしまう。つまりこのコップの必然性は途中で途切れてしまった。私の自由意志はこのコップの位置を変えることができる。トータルとしての自然は必然性ではないことがわかる。
同じように独裁体制の続く国家は必然性であるようにじっと固定しているように見える。何もさわらなければそのまま自然状態としてその体制は続く。しかし人々の自由意志がこの必然性を途中で途切れさせることができる。それが市民革命だ。
ヒュームのいうように必然性とは慣習による恒常的連接に過ぎないのかもしれない。慣習が変われば恒常的連接も変わらざるを得ない。カントのアプリオリな悟性のカテゴリーという見方も可能(第二類推)だが、第三アンチノミーにおいて自然因果性を自由因果性と対立するという見方はやめて、トータルとして人間の自由意志が存在するかぎり自然因果性は必然性ではないことを自覚すべきだろう。
地球環境問題は自由意志の負の側面として捉える必要がある。平均気温1度強の上昇は平均に騙されてはいけない。夏場の気温が50度近く異常に上昇しても冬の気温がマイナス49度に下がれば平均は1度上昇ということになってしまう。だから平均しかみていないと現実を見誤ってしまう。異常気象の問題は平均の問題ではないのだ。それは地球という自然に働きかける自由意志の負の側面として自覚し、厳しく反省しなくてはいけない。反省こそ人類と動物を区別するものであり、反省こそが人類に進歩をもたらすものである。
引用返信
/
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■37644
/ inTopicNo.11)
Re[46]: 遺伝子と自由意志
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□投稿者/ rest
-(2024/06/30(Sun) 21:01:19)
■
No37643
に返信(restさんの記事)
>
> 過去ログより
>
> □投稿者/ rest -(2019/12/05(Thu) 10:57:54)
> 我々の行動はかなり遺伝子に規定されているように思えるが、本当にそうだろうか。我々が教室で学ぶ場合黒板に書かれた文字は遺伝子の中に組み込まれているわけではない。本を読む場合分厚い本の文字はあらかじめ遺伝子の中に書き込まれているわけではない。遺伝子にはない外部から吸収して成長していくという面がある。それが意志だろう。遺伝子に規定されない外部の文字をあるいは経験を学習していく意志の側面が独立して存在しているようだ。遺伝子という環境に規定されない自由意志が存在しているのは明らかだ。ただ意志に弱い、強いの度合いがあるのも事実だ。不可抗力と思える環境に押しつぶされていく人間、それをはねかえして肥やしにして成長する人間、実に様々だ。定石がない、ということか。環境につぶされそうになったとき、誰かに助けを求めるというのも賢明だ。自力も他力も混然一体となって道を切り開く、ということかもしれない。ヒュームの経験論による因果説も恒常的連接を主観的必然性と考えると主観性ゆえに自由意志の可能性が開く。ヒュームは同意しないかもしれないが、自由意志は習慣を変えることができるゆえに、必然性に規定されない。
Chet Baker-Tenderly
https://www.youtube.com/watch?v=5Kg1xosXKkI
引用返信
/
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■37643
/ inTopicNo.12)
遺伝子と自由意志
▲
■
□投稿者/ rest
-(2024/06/30(Sun) 20:33:54)
過去ログより
□投稿者/ rest -(2019/12/05(Thu) 10:57:54)
我々の行動はかなり遺伝子に規定されているように思えるが、本当にそうだろうか。我々が教室で学ぶ場合黒板に書かれた文字は遺伝子の中に組み込まれているわけではない。本を読む場合分厚い本の文字はあらかじめ遺伝子の中に書き込まれているわけではない。遺伝子にはない外部から吸収して成長していくという面がある。それが意志だろう。遺伝子に規定されない外部の文字をあるいは経験を学習していく意志の側面が独立して存在しているようだ。遺伝子という環境に規定されない自由意志が存在しているのは明らかだ。ただ意志に弱い、強いの度合いがあるのも事実だ。不可抗力と思える環境に押しつぶされていく人間、それをはねかえして肥やしにして成長する人間、実に様々だ。定石がない、ということか。環境につぶされそうになったとき、誰かに助けを求めるというのも賢明だ。自力も他力も混然一体となって道を切り開く、ということかもしれない。ヒュームの経験論による因果説も恒常的連接を主観的必然性と考えると主観性ゆえに自由意志の可能性が開く。ヒュームは同意しないかもしれないが、自由意志は習慣を変えることができるゆえに、必然性に規定されない。
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