■22698 / inTopicNo.86) |
Re[3]: 超越論的感性論 第六項:Z−4
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□投稿者/ pipit -(2022/04/21(Thu) 00:11:12)
| 2022/04/21(Thu) 00:12:58 編集(投稿者)
エイプリル うましかさん、こんばんはー (^○^)♪
■No22690
Σ(・□・;) もしや、おもしろ箇所のとこな感じが。。。 エイプリルうましかさんの書き込みを読ませていただいて、思うこと書かせていただきますね m(_ _)m
> --- No.22067 からの続き --- > > ◇ もし私たちが、私たち自身を内的に直観し、この直観を介して全ての外的直観をも表象力〔Vorstellungs-Kraft〕の内でとらえる私たちの@l式を捨象し〔abstrahieren〕、したがって、諸対象を、それらがそれ自体そのもので存在するとおりのものだと解すれば、時間は何ものでもない〔,so ist die Zeit nichts〕。<
? わかりそうでわからないカント言説 (^_^;)
> ◇時間は現象に関して客観的な妥当性を持つに過ぎない。<
物自体に関するわけではない、ということかな?
>というのは、 現象というものが既に、私たちが私たちの諸感官の諸対象〔Gegenstaende unsrer Sinne〕≠ニして想定する諸物に他ならないからである。<
>しかし、私たちの直観の感性〔der Sinnlichkeit unsrer Anschaung〕が、したがって私たちに特有であるような表象様式〔Vorstellunsart〕が捨象され、諸物一般〔Dingen ueberhaupt〕≠ェ問題とされる場合には、時間は、もはや客観的ではなくなる。<
感性的対象に付随する?時間しか、客観的(対・感性的対象)ではない、ということかなぁ。 セット。
あ!集合体の形式! (すみません、今仏教トピ関係でいろいろありまして…)
> ◇それゆえ、時間はもっぱら私たちの(人間的な)直観(私たちの直観はいつでも感性的である。言い換えれば、私たちが対象によって触発される限り、そうである。) の一つの主観的な条件〔*1〕であり、だからそれ自体では主観を離れては何ものでもない。それにもかからず、時間は、全ての現象に関しては、したがって経験において私たちに現れ得る全ての物に関しても、必然的な仕方で客観的である。 > > *1 Bedingung 「制約」とする訳もある。<
この段落なんかおもしろい匂い?が 条件を、制約と捉えることも、わたしにはおもしろいです。
> ◇私たちは、「全ての物は時間の内にある〔: alle Dinge sind in der Zeit〕」とは言い得ない。というのは、諸物一般という概念を問題とする場合、諸物の直観のあらゆる様式が捨象されるが、しかしこの直観は、時間がそのもとでの対象の表象に属する本来の条件であるからである。<
諸物一般という概念、ってなにかなぁ 「全ての物」を表すことが(含めることが)できる概念、ってことかな。 時間は直観の形式で、直観の対象に属する。 主観 と 客観
時間は主観の形式。
> ◇ところで、この条件が物という概念に付加され、「全ての物は現象(感性的直観の対象)として時間の内にある〔:alle Dinge, als Erscheinungen (Gegenstaende der sinnlichen Anschaung), sind in der Zeit〕」と言われるなら、この原則はその十分な客観的正当性〔seine gute objektive Richtigkeit〕とア・プリオリな普遍性〔Allgemeinheit a priori〕をもつのである。<
物自体としての客体、と、現象としての客体、ふた通りの客体を思考することが可能で、 現象としての客体はすべて、時間の内にある、ってことかなぁ。
眠難いけど、カント哲学について、思考するの楽しいな♪ エイプリルうましかさんのおかげです、ありがとうございます!
> † 原佑訳上巻、p.165〜p.166参照。他に、石川文康訳上巻、有福孝岳訳も参照。 > †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。 > † 翻訳は参照しますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。 > † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。 > † ◆〜は原典における段落とします。 > > ******* > > Z−1 No.21262、Z−2 No.21969、Z−3 No.22067、Z−4 No.22690 > Y−1 No.20986 > X−4 No.20772 > X−1 No.20568、X−2 No.20578、X−3 No.20699 > W−10 No.20434 > W−7 No.19817、W−8 No.20105、W−9 No.20168 > W−4 No.19542、W−5 No.19668、W−6 No.19682 > W−1 No.18802、W−2 No.19157、W−3 No.19216 > V−7 No.18378、V−8 No.18764 > V−4 No.17945、V−5 No.18058、V−6 No.18323 > V−1 No.17515、V−2 No.17588、V−3 No.17841 > U−1 No.16741、U−2 No.16783 > T−1 No.16440、T−2 No.16454、T−3 No.16495 > > ******* > > 第一項 No.16440,16454,16495,16741,16783 > 第二項 No.17515,17588,17841,17945,18058,18323,18378,18764 > 第三項 No.18802,19157,19216,19542,19668,19682,19817,20105,20168,20434 > 第四項 No.20568,20578,20699,20772 > 第五項 No.20986 > 第六項 No.21262,21969,22067,22690 >
おやすみなさい沼ー ☆彡
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