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■20166 / inTopicNo.49)  Re[28]: 一夜飾り
  
□投稿者/ flora -(2021/12/30(Thu) 17:13:52)
    No20159に返信(田秋さんの記事)
    田秋さん、おはようございます


    > 我が家では正月飾りや神棚、山の神さんの祠の掃除は大晦日にしていました。子供の頃からそうだったので、深く考えもせずずっとそうしてきました。
    > 去年のことです。大晦日にホームセンターへ行ったら門松が半額になっていました。けっこう立派なものだったので、これは安い!と買ったのですが、何か訳があるのかもしれないと思い、ネットで調べてみたら「一夜飾りはNG」という記事に幾つも出会いました。大晦日に飾るのは一夜飾りということになるらしく、作法から外れているのだそうです。だから半額だったのか!

    全く知りませんでした(田秋さんも私が知っているとは絶対思っていない!^^)、つらつらと考えてみると私の実家は30日ごろにお正月の飾りつけをしていたような気もするんですが、
    おそらく31日はもっともっと忙しいということでそうなっていたと思います。(両親も知っていたとは思えない)

    日本ではクリスマスがあり、そしてお正月のデコレーションが大変ですね。
    こちらではクリスマスの飾りつけは1月6日に片づけるようになっているようです。

    どうもイエスの誕生日12月25日から12日間を祝うんだそうで、1月6日のイエスの洗礼を記念する(東方3博士の到着?)「公現祭」に繋がるようです。

    ただクリスマス関係の食品等はスーパーなどから姿を消し、なんと今度は「イースターエッグ」チョコが売られていました・・・

    > で今回は昨日が大安ということもあり28日に注連縄などを飾り付けました。神棚、山の神の祠も掃除し、お酒やらお米、お餅を供えました。ついでに祠の鈴緒も新調しました。

    祠かわいらしくていいですね。自宅の敷地内にあるなんてすごいですね!
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■20159 / inTopicNo.50)  一夜飾り
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/29(Wed) 15:11:51)
    おはようございます、floraさん

    我が家では正月飾りや神棚、山の神さんの祠の掃除は大晦日にしていました。子供の頃からそうだったので、深く考えもせずずっとそうしてきました。
    去年のことです。大晦日にホームセンターへ行ったら門松が半額になっていました。けっこう立派なものだったので、これは安い!と買ったのですが、何か訳があるのかもしれないと思い、ネットで調べてみたら「一夜飾りはNG」という記事に幾つも出会いました。大晦日に飾るのは一夜飾りということになるらしく、作法から外れているのだそうです。だから半額だったのか!

    で今回は昨日が大安ということもあり28日に注連縄などを飾り付けました。神棚、山の神の祠も掃除し、お酒やらお米、お餅を供えました。ついでに祠の鈴緒も新調しました。

    もしネットがなかったら調べることもせず、ずっと大晦日に飾っていたと思います。まだ慣れず、ちょっと早いんじゃないの?と感じます。
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■20152 / inTopicNo.51)  Re[26]: 民族学博物館
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/27(Mon) 07:57:31)
    こんばんは、floraさん

    >大阪でまた万博(?)ありますよね?
    2025年に大阪・関西万博があるみたいですね。コロナが治まってたら行こうかな。

    >田秋さんのフットワークの良さはスーパーマリオ並みです^^
    百聞は一見に如かずですからね。CDとホールの臨場感の違いを経験しているので、出来るだけ実物に触れて理解する様にしています。

    >あのう・・・まず、スマホにアプリをダウンロードするのですか?
    貸出機器自体がスマホ(のようなもの)なのです。

    写真はミクロネシアのヤップ島の石貨です。大きさではなくそれが持つ謂れ(由緒)によって価値が決まるのだそうです。
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■20141 / inTopicNo.52)  Re[25]: 民族学博物館
□投稿者/ flora -(2021/12/26(Sun) 17:45:56)
    No20129に返信(田秋さんの記事)
    > 2021/12/26(Sun) 06:43:01 編集(投稿者)

    田秋さん、おはようございます。
    >
    > 昨日は大阪にある民俗学博物館へ行ってきました。実際にどこかの民俗博物館へ行ってレポートを書くことが文化人類学の課題です。近くだとここか犬山にあるリトルワールド野外博物館なのですが、冬に野外は寒い!というこいとで大阪の方にしました。ここは昔大阪万博の会場になった処で今でも太陽の塔があります。

    大阪でまた万博(?)ありますよね? その前にコロナが落ち着くといいですね〜。今回のコロナの件で、なんとなくわかったのですが、英国人は基本的に自粛したり、マスクをして人に迷惑をかけない(人からかけられない)という感覚が非常に薄いんですね。だから国家がなにをするかというと、国民にバンバンワクチンを打つことなんですね・・・・もう第4回目の接種の話も出ているようです。マジか!?

    > いつもは博物館や美術館は2時間が限度(疲れちゃう)なのですが、昨日は5時間もいました。授業の課題ということもありますが、内容が大変面白く、しかもあんまり人気もないので人がまばらで興味あるものを好きなだけ鑑賞することが出来ました。写真撮影も自由でした。

    よかったですね!、田秋さんのフットワークの良さはスーパーマリオ並みです^^
    >
    > 博物館や美術館で首からかけてイヤホンで聞くガイドシステムってあるでしょう?展示物に番号がふってあって、ぶら下げている機器でその番号を選ぶと説明が流れます。昨日のところはスマホをクビに掛け、展示物をスマホで映すと画面に再生ボタンが現れそれを押すと説明が始まるのです!イヤホンも無線で、首にかけ耳元から音声が聞こえるシステムです。しかもここは無料貸し出しでした。スバラシ!ただ操作に慣れるのに時間がかかりました。

    あのう・・・まず、スマホにアプリをダウンロードするのですか?
    >
    > 写真はモンゴルのゲルという移動テントです。これも授業で見ました。右にオートバイが写っているの、わかります?今の羊飼いはオートバイに乗ってるんだそうです。写真には写ってませんがテントの左にパラボラアンテナが設置してあり、スマホも自由に使えるんだそうです。片手にスマホを持って誰かと喋り、もう片手でオートバイを操って牧畜してる姿を想像すると何やら面白いです。

    私も4年ほど前にTVで特集っぽいものを見たことがあるんですが、若者はやはりパオの生活は嫌みたいですね。 屋根にはソーラーパネルもありますね^^ おそらく電波がほとんど飛んでいないので、パラボラで電波を集める必要があるんでしょうね。

    楽しそうでよかったです^^
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■20129 / inTopicNo.53)  民族学博物館
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/26(Sun) 06:38:34)
    2021/12/26(Sun) 06:43:01 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    昨日は大阪にある民俗学博物館へ行ってきました。実際にどこかの民俗博物館へ行ってレポートを書くことが文化人類学の課題です。近くだとここか犬山にあるリトルワールド野外博物館なのですが、冬に野外は寒い!というこいとで大阪の方にしました。ここは昔大阪万博の会場になった処で今でも太陽の塔があります。

    いつもは博物館や美術館は2時間が限度(疲れちゃう)なのですが、昨日は5時間もいました。授業の課題ということもありますが、内容が大変面白く、しかもあんまり人気もないので人がまばらで興味あるものを好きなだけ鑑賞することが出来ました。写真撮影も自由でした。

    博物館や美術館で首からかけてイヤホンで聞くガイドシステムってあるでしょう?展示物に番号がふってあって、ぶら下げている機器でその番号を選ぶと説明が流れます。昨日のところはスマホをクビに掛け、展示物をスマホで映すと画面に再生ボタンが現れそれを押すと説明が始まるのです!イヤホンも無線で、首にかけ耳元から音声が聞こえるシステムです。しかもここは無料貸し出しでした。スバラシ!ただ操作に慣れるのに時間がかかりました。

    写真はモンゴルのゲルという移動テントです。これも授業で見ました。右にオートバイが写っているの、わかります?今の羊飼いはオートバイに乗ってるんだそうです。写真には写ってませんがテントの左にパラボラアンテナが設置してあり、スマホも自由に使えるんだそうです。片手にスマホを持って誰かと喋り、もう片手でオートバイを操って牧畜してる姿を想像すると何やら面白いです。
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■20116 / inTopicNo.54)  ゴクラクという訳語
□投稿者/ knowing itself -(2021/12/25(Sat) 19:08:48)
    三位一体の神とは、愛の交わりそのものをいうとか、愛である神を三位一体の神といったりします。とにかく、人間の言語能力や理性では表現不可能、どういう言語表現をしようがそれを遥かに超える、もちろん、愛という人間の言語じゃ語り尽くせない、それを三位一体の神というんだと。

    喩えとして、キスする者=父、キスされる者=子、交わされるキス=聖霊。これが三位一体の神だという説明です。キリスト教の救いとは、このキスのただ中に入れてもらうことなので、「ゴクラク」という訳語もニュアンスをうまく伝えていると解することはできますね。その意味では、「神」より優れているとみる人がいても不思議ではないと思います。
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■20115 / inTopicNo.55)  Re[22]: 聖典と言語
□投稿者/ knowing itself -(2021/12/25(Sat) 18:55:32)
    こんばんは ディディモさん

    > >人間はおろか、いかなる生物も、それ以前に物質も、いや宇宙それ自体さえ存在しない段階にも、唯一存在していたのが、神です。
    >
    >
    > 禿しく同意です。
    > いや、そんなネット用語を使うことが憚られるほどその言説にはレジティマシーがあります。

    この言説に加えて、「その神が人間として受胎した」ですかね。この二つを真として受け入れることがキリスト教だと考えます。神学、教義学、聖書解釈のすべてはこの二つのシンプルな言説から展開されるのではないでしょうか。

    > 【世の始めに、すでに言葉(ロゴス)はおられた。言葉(ロゴス)は神とともにおられた。言葉(ロゴス)は神であった。この方は世の始めに神とともにおられた。一切のものはこの方によって出来た。出来たものでこの方によらずに出来たものは、ただの一つもない・・・】(塚本虎二訳、カッコ内は引用者注入)
    >
    > 有名なヨハネ伝の第一章です。(これによっても knowing itselfさんの言説が正しいことが分かります)
    > この塚本訳を、1837年に(黒船来航より前!( ゚Д゚))ギュツラフが漂流民の音吉の手を借りて訳し、シンガポールで刊行されたヨハネ福音書(約翰福音之伝)と比べてみます。これは現存する最古の日本語訳聖書です。
    >
    > 【ハジマリニ カシコイモノゴザル、コノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル、コノカシコイモノワゴクラク。ハジマリニコノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル。ヒトワコトゴトク ミナツクル、ヒトツモ シゴトワツクラヌ、ヒトワツクラヌナラバ】


    > しかし、再びよくよく考えてみると・・こういう文章によって当時の日本の庶民の宗教感覚・意識がどんなものであるか、その言葉使いから手に取るように分かってくることも事実で、その効果の方にも「ホ、ホ〜ゥ、これは面白い」という応力を感じ、私にとっては別の驚きがあったのです。

    > 【言葉→カシコイモノ】という二つの訳語を比べた場合、ロゴスの元々の意味(書かれたギリシャ語の意味ではなく、著者とされるヨハネが元々持っていたヘブライ思想にあったもの)からすると、むしろ後者のカシコイモノという訳の方が優れているのではないかと。
    >
    > 【神→ゴクラク】の場合は、後者が優れているとまでは言えないものの、少なくとも神聖四文字(ヤハウェ)を中国語訳聖書からの借用で「神」と訳したのは安易で稚拙だし、神道の八百万の神との混乱も起きる・・それならいっそキリシタン時代に戻って、神を「デウス」のままにしておいた方が余程ましだ、と。

    ここはまったく同意します。「神」という訳語は非常に問題があると思います。はっきりいって「よくない!」(笑)

    > カシコイモノ・・江戸時代での庶民の言葉によるこの訳が、明治時代以降の翻訳委員会の専門家が雁首をそろえて捻り出した翻訳に勝るという、私にしてみたら(いや、私だけかも知れませんが)奇跡のような顛倒が起きたわけで、そこが途方もなく面白いんです。
    >
    > で、そのヨハネが元々持っていたヘブライ思想とは何か、それがなぜ新約聖書で「ロゴス」というギリシャ語で登場し、「言葉」という日本語に訳され、それを私が「言葉」より「カシコイモノ」の訳の方が良しとするのか・・これが私のこの投稿の主題です。
    >
    > 今回、ヨハネ伝の冒頭の部分を、聖書協会から刊行されている各訳書からではなく、塚本虎二訳という個人訳を選んだのには理由があります。
    > ちなみに聖書協会の最も古い訳である文語訳の冒頭はルビ付きで【太初(はじめ)に言(ことば)あり】です。それに続く聖書協会訳の口語訳、新共同訳、聖書協会共同訳もすべて【初めに言があった】となっており、大差はありません。
    >
    > それに対して塚本訳では、この部分は【世の始めに、すでに言葉はおられた】となっています。
    >
    > このヨハネ伝冒頭の訳において、聖書協会訳【初めに言があった】よりも、塚本訳の【世の始めに、すでに言葉はおられた】の方が(丁寧な)意訳に近いように耳に響きます。そしてこれは名訳だと私は思います。
    > 塚本訳からそういう感覚を受けるのは、すでに「言葉」は「おられた」と敬語を使うことによって、この【言葉】は単なる「ことば」ではなく、ある種の擬人化された存在であるかのように書かれてある、という理由からでしょう。聖書協会訳の【初めに言があった】だけでは文脈を追った後でなければ何の事かわけが分かりません。とくに初読の者や未信者であってみればなおさらのことです。そこで塚本氏は「言葉」の本質を一言で、敬語によって表しているんですね、つまり・・言葉は、あの方だと。そして、この「言葉」の擬人化こそがヘブライ思想の中から出現してきたものであり、塚本訳が敬語を使うことによってそのこと(ヘブライズム)を見事に捉まえており、私がこの投稿において聖書協会訳ではなく、塚本訳を引用した所以です。

    それはいえますね。言葉、言、こういう表現は抽象的すぎますからね。みことばとは、まず何をおいても、神のペルソナ(位格)ですから、こちらの訳の方がそのニュアンスは出ていると言えます。キリストを単なる抽象的な原理にしたら、それはキリスト教から大きく外れてしまう。



    > また、三位一体という言葉についても然りです。
    > 「三位一体の改革」云々と言われても、私にとっては「はぁ?」なんですが・・これは「国庫補助負担金の廃止・縮減」と「税財源の移譲」と「地方交付税の一体的な見直し」を言うそうです。
    > じゃあ三位一体を持ち出すならば、その意味は「一つの実体(あるいは本質)、三つのペルソナ」になるのですが、その見直しの何が「一つの実体」に当たるんですか?と問いたくなりますね。

    三位一体の使われ方はひどいと思います。違う三つに分割してそれを一つに合体させるとか、まとめて具体的に解決するとか、「三位一体論」と真逆の理屈になっているのがほとんど。


    > 余談から戻って・・結論を急がなきゃ。 ^^;
    >
    > 「言葉」の擬人化がヘブライ思想の中にあった・・ということでしたね。
    > 長くなりすぎるので、これをあっさり、端的に、いや、いささか乱暴に表現すると・・知恵文学、これは旧約聖書の中の箴言、ヨブ記、伝道の書と、続編でのシラ書その他を指す文学の一ジャンルなんですが、そこで主題となっている知恵(ホクマー)がヨハネ伝で言葉(ロゴス)となったということです。
    >
    > 箴言1:20以下には
    > 【知恵は、ちまたに呼ばわり、市場にその声をあげ、城壁の頂で叫び、町の門の入り口で語る】
    > とあり、人間のように行動しています。さらに同9:1以下には
    > 【知恵は自分の家を建て、その七つの柱を立て、獣をほふり、酒を混ぜあわせて、ふるまいを備え、はしためを遣わして】
    > とあって、これも擬人化されております。さらにシラ書では1:1以下で、
    > 【すべての知恵は主から下る、それは常に神の傍(かたわら)にある・・・知恵はあらゆるものに先んじて創造された】
    > とあります。つまり知恵は人格であって、天地の出来る前から神の傍らにあって、創造もしたことになっています。
    >
    > こうなると、
    >
    > 【世の始めに、すでに言葉はおられた。言葉は神とともにおられた。言葉は神であった。この方は世の始めに神とともにおられた。一切のものはこの方によって出来た。出来たものでこの方によらずに出来たものは、ただの一つもない・・・】
    >
    > というヨハネ伝での「言葉(ロゴス)」と、箴言・その他での「知恵(ホクマー)」は、言葉を入れ替えて読んでも違和感はなく、これは明らかに相関関係にあると言っても良いでしょう。
    >
    > そしてヨハネ伝の結論として、言葉が受肉(インカネーションincarnation)して人となったのがイエスだとしているわけです。ですから、私が塚本訳での敬語を説明した折に書いた「言葉は、あの方だ」ということになるわけです。
    >
    > ということで、水手(かこ)の音吉さんは、ひょっとしてギリシャ語の「言葉(ロゴス)」の由来がヘブライ語の「知恵(ホクマー)」からだと知っていた??ので、知恵と言うなら文字通り「カシコイモノ」と訳して良いではないか、とギュツラフ氏に言挙げしたのか知らん、と驚きがあったわけです・・江戸期の庶民に過ぎない一水手が短い期間でそんな聖書知識を得ているなんて・・まさか?とは思いますが。

    イエスが誕生する以前の旧約聖書も、そのすべてのページがイエスを指し示すというのがキリスト教の立場ですね。預言の部分だけじゃなくすべてがそうだと。全旧約聖書はイエスを示す指なんだと。もちろん第二のペルソナであるイエスだけじゃなく、第一のペルソナの父なる神、第三ペルソナの聖霊も指し示すのはもちろんです。旧約聖書的には全面に出るの第一ペルソナの神だけで、イエスと聖霊は基本的には隠れています。

    あと、伝統的な神学では、父なる神を洞察に喩えて、イエスは神の洞察の内的言語表現に喩えることがあります。同じ神なので別ではないんですが、位格の関係を説明するためにそういう喩えが使われたりするようです。
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■20091 / inTopicNo.56)  Re[24]: ご連絡〜
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/24(Fri) 16:15:18)
    おはようございます、floraさん

    そろそろ安否をお尋ねしようかと思ってました。沈没しなくて良かったですね!

    スペースシャトルの大気圏脱出における加速度は最大3Gだそうですから、6Gを経験していれば大丈夫です(何が大丈夫なんだろ)。
引用返信/返信 削除キー/
■20089 / inTopicNo.57)  ご連絡〜
□投稿者/ flora -(2021/12/24(Fri) 15:34:32)
    田秋さん、ディディモさん、おはようございます。

    今回ブースターに使われたのはファイザー製でした。ワクチンはミックス接種がいいとか色々なところに記事が出ていたと思いましたが、私の場合もアストラゼネカx2、そしてファイザーのブースターでした。

    副作用はほとんどなかったのですが、接種した腕がまだ痛いです。それとドーンとした脱力感があります。重力6くらいのところに居る感じ?(と言っても居たことないけど^^;)

    でも、最初の完全沈没に比べれば〜「天と地」の違いがあります^^。

    痛み止めには「パラセタモール」(アセトアミノフェン)を勧められました。

    ご連絡でした〜。

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■20088 / inTopicNo.58)  Re[22]: 聖典と言語
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/24(Fri) 06:16:29)
    おはようございます、ディディモさん

    膨らみと奥行きのある文章で、長文にも拘わらず最後まで一気に読めました。

引用返信/返信 削除キー/
■20085 / inTopicNo.59)  Re[21]: 聖典と言語
□投稿者/ ディディモ -(2021/12/23(Thu) 23:29:29)



    こんばんは、knowing itselfさん。


    >人間はおろか、いかなる生物も、それ以前に物質も、いや宇宙それ自体さえ存在しない段階にも、唯一存在していたのが、神です。


    禿しく同意です。
    いや、そんなネット用語を使うことが憚られるほどその言説にはレジティマシーがあります。

    その上でモノ申しますと・・私が言いたかったのはミクロのことで、いわゆる訳語の問題点なんですね。キリスト教が伝わる前の日本人には縁の薄かった概念である「霊の体」のことを前に申し上げましたが、今回はknowing itselfさんが「ことば」に言及されておりますので、これについて取り上げます。

    【世の始めに、すでに言葉(ロゴス)はおられた。言葉(ロゴス)は神とともにおられた。言葉(ロゴス)は神であった。この方は世の始めに神とともにおられた。一切のものはこの方によって出来た。出来たものでこの方によらずに出来たものは、ただの一つもない・・・】(塚本虎二訳、カッコ内は引用者注入)

    有名なヨハネ伝の第一章です。(これによっても knowing itselfさんの言説が正しいことが分かります)
    この塚本訳を、1837年に(黒船来航より前!( ゚Д゚))ギュツラフが漂流民の音吉の手を借りて訳し、シンガポールで刊行されたヨハネ福音書(約翰福音之伝)と比べてみます。これは現存する最古の日本語訳聖書です。

    【ハジマリニ カシコイモノゴザル、コノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル、コノカシコイモノワゴクラク。ハジマリニコノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル。ヒトワコトゴトク ミナツクル、ヒトツモ シゴトワツクラヌ、ヒトワツクラヌナラバ】

    これ↑です。
    私がこれをはじめて読んだとき、後ろにブッ倒れました。^^;

    言葉→カシコイモノ
    神→ゴクラク

    という訳語の奇矯さと、その文体に魂消たのですが・・よくよく考えてみるとこのヨハネ伝は江戸時代の庶民である一水手(かこ)の手を借りて訳されたものであり、二葉亭四迷から鴎外・漱石にかけて成された明治期の文章日本語の改革はまだ見えておりません。・・ですから、一庶民である助手が宣教師に伝える言葉がこういう日本語になるのはある意味自然なことなのでしょう。
    (もっとも、このギュツラフのヨハネ伝は不完全な訳文であり、意味の通らない文章も多く、それに音吉の出身地の尾張方言混じりの日本語もあり、到底のちの時代のスタンダードには成り得なかったそうです)

    しかし、再びよくよく考えてみると・・こういう文章によって当時の日本の庶民の宗教感覚・意識がどんなものであるか、その言葉使いから手に取るように分かってくることも事実で、その効果の方にも「ホ、ホ〜ゥ、これは面白い」という応力を感じ、私にとっては別の驚きがあったのです。

    そして徐々に奇矯さの驚きよりも、面白さの驚きの方がまさっていきました。
    というのは、最初に申し上げた「ミクロのこと・訳語の問題」がそこにあったからです。要するに・・

    【言葉→カシコイモノ】という二つの訳語を比べた場合、ロゴスの元々の意味(書かれたギリシャ語の意味ではなく、著者とされるヨハネが元々持っていたヘブライ思想にあったもの)からすると、むしろ後者のカシコイモノという訳の方が優れているのではないかと。

    【神→ゴクラク】の場合は、後者が優れているとまでは言えないものの、少なくとも神聖四文字(ヤハウェ)を中国語訳聖書からの借用で「神」と訳したのは安易で稚拙だし、神道の八百万の神との混乱も起きる・・それならいっそキリシタン時代に戻って、神を「デウス」のままにしておいた方が余程ましだ、と。

    カシコイモノ・・江戸時代での庶民の言葉によるこの訳が、明治時代以降の翻訳委員会の専門家が雁首をそろえて捻り出した翻訳に勝るという、私にしてみたら(いや、私だけかも知れませんが)奇跡のような顛倒が起きたわけで、そこが途方もなく面白いんです。

    で、そのヨハネが元々持っていたヘブライ思想とは何か、それがなぜ新約聖書で「ロゴス」というギリシャ語で登場し、「言葉」という日本語に訳され、それを私が「言葉」より「カシコイモノ」の訳の方が良しとするのか・・これが私のこの投稿の主題です。

    今回、ヨハネ伝の冒頭の部分を、聖書協会から刊行されている各訳書からではなく、塚本虎二訳という個人訳を選んだのには理由があります。
    ちなみに聖書協会の最も古い訳である文語訳の冒頭はルビ付きで【太初(はじめ)に言(ことば)あり】です。それに続く聖書協会訳の口語訳、新共同訳、聖書協会共同訳もすべて【初めに言があった】となっており、大差はありません。

    それに対して塚本訳では、この部分は【世の始めに、すでに言葉はおられた】となっています。

    このヨハネ伝冒頭の訳において、聖書協会訳【初めに言があった】よりも、塚本訳の【世の始めに、すでに言葉はおられた】の方が(丁寧な)意訳に近いように耳に響きます。そしてこれは名訳だと私は思います。
    塚本訳からそういう感覚を受けるのは、すでに「言葉」は「おられた」と敬語を使うことによって、この【言葉】は単なる「ことば」ではなく、ある種の擬人化された存在であるかのように書かれてある、という理由からでしょう。聖書協会訳の【初めに言があった】だけでは文脈を追った後でなければ何の事かわけが分かりません。とくに初読の者や未信者であってみればなおさらのことです。そこで塚本氏は「言葉」の本質を一言で、敬語によって表しているんですね、つまり・・言葉は、あの方だと。そして、この「言葉」の擬人化こそがヘブライ思想の中から出現してきたものであり、塚本訳が敬語を使うことによってそのこと(ヘブライズム)を見事に捉まえており、私がこの投稿において聖書協会訳ではなく、塚本訳を引用した所以です。

    実は、以下は余談になってしまいます・・ただ、これ↓が内心で言いたかったことカモ・・と思い付いて書きますが・・
    【太初(はじめ)に言(ことば)あり】は日本でもあまりにも有名な言葉として巷間に流布しておりますが、そのほとんどがヨハネ伝の文脈からはずれ、様々な場所において、いわゆる金言めいた使われ方をされております。

    特に政治の場などで見られることですが・・そこで重要なことは論理よりも胆力・パワーですから、こんな光景↓がよくあります。
    ・・国会に上程した政府・与党の原案を覆そうとするために、野党の議員からガンとして修正に応じない政府に対し「はじめに言葉ありき」みたいな態度では駄目だ・・と言って批判・追及したりします。時によっては強行採決になったりすることもあります。
    この場合の「言葉ありき」というワードの使い方には全く原義の欠片もなく、的外れもいいとこです。おそらくその議員の「言葉」の意は、万葉集に出てくる言霊のようなものとして使っているのではないかと想像しています。
    「それは言葉じゃないよ、み言葉だよ・・あの方だよ」とテレビの前で囁いている自分がいます。あぁ、そうです・・フランシスコ会訳では「み言葉」になっていました。これも良いですね。「み」を付けるだけで言葉から受ける印象も意味も随分変わります。(^^)

    また、三位一体という言葉についても然りです。
    「三位一体の改革」云々と言われても、私にとっては「はぁ?」なんですが・・これは「国庫補助負担金の廃止・縮減」と「税財源の移譲」と「地方交付税の一体的な見直し」を言うそうです。
    じゃあ三位一体を持ち出すならば、その意味は「一つの実体(あるいは本質)、三つのペルソナ」になるのですが、その見直しの何が「一つの実体」に当たるんですか?と問いたくなりますね。

    とにかく日本では聖書やキリスト教で使われている言葉や慣用句の誤用が多いですね。これは教養の問題というより、根本的な宗教文化の違いによるものですから、過誤に気付かずにウッカリ使ってしまい、非常に危険です。特に外交などにおいては実害が及ぶ場合もあります。

    余談から戻って・・結論を急がなきゃ。 ^^;

    「言葉」の擬人化がヘブライ思想の中にあった・・ということでしたね。
    長くなりすぎるので、これをあっさり、端的に、いや、いささか乱暴に表現すると・・知恵文学、これは旧約聖書の中の箴言、ヨブ記、伝道の書と、続編でのシラ書その他を指す文学の一ジャンルなんですが、そこで主題となっている知恵(ホクマー)がヨハネ伝で言葉(ロゴス)となったということです。

    箴言1:20以下には
    【知恵は、ちまたに呼ばわり、市場にその声をあげ、城壁の頂で叫び、町の門の入り口で語る】
    とあり、人間のように行動しています。さらに同9:1以下には
    【知恵は自分の家を建て、その七つの柱を立て、獣をほふり、酒を混ぜあわせて、ふるまいを備え、はしためを遣わして】
    とあって、これも擬人化されております。さらにシラ書では1:1以下で、
    【すべての知恵は主から下る、それは常に神の傍(かたわら)にある・・・知恵はあらゆるものに先んじて創造された】
    とあります。つまり知恵は人格であって、天地の出来る前から神の傍らにあって、創造もしたことになっています。

    こうなると、

    【世の始めに、すでに言葉はおられた。言葉は神とともにおられた。言葉は神であった。この方は世の始めに神とともにおられた。一切のものはこの方によって出来た。出来たものでこの方によらずに出来たものは、ただの一つもない・・・】

    というヨハネ伝での「言葉(ロゴス)」と、箴言・その他での「知恵(ホクマー)」は、言葉を入れ替えて読んでも違和感はなく、これは明らかに相関関係にあると言っても良いでしょう。

    そしてヨハネ伝の結論として、言葉が受肉(インカネーションincarnation)して人となったのがイエスだとしているわけです。ですから、私が塚本訳での敬語を説明した折に書いた「言葉は、あの方だ」ということになるわけです。

    ということで、水手(かこ)の音吉さんは、ひょっとしてギリシャ語の「言葉(ロゴス)」の由来がヘブライ語の「知恵(ホクマー)」からだと知っていた??ので、知恵と言うなら文字通り「カシコイモノ」と訳して良いではないか、とギュツラフ氏に言挙げしたのか知らん、と驚きがあったわけです・・江戸期の庶民に過ぎない一水手が短い期間でそんな聖書知識を得ているなんて・・まさか?とは思いますが。
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■20050 / inTopicNo.60)  Re[24]: 看護婦さんにしかられて・・・
□投稿者/ 田秋 -(2021/12/22(Wed) 05:38:12)
    こんばんは、floraさん

    >看護婦さんに叱られて、結局本日の夕方ブースターを接種することにしました。
    そうなんですか!看護婦さん、強権発動!?

    副反応が軽微であることをお祈りしています。

    元気なことが確認出来たらまた色々書きますね。


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