| 自己愛に関連して、仏教の経典思い出してたんですよね。
私的にはおもしろいんですよー。以下途中までは、正確なものではなく記憶で書きますね。
王様が愛妻に、 「君は誰が一番好き?(もちろんボクだよねー)」 と聞くと、王妃は 「私は私が一番好きです。」 と答えるんです。 ムムっとした?王様に王妃は 「では、王様は誰が一番好きですか?」 と聞くと 「そうだなー、わたしもわたしが一番好きだなー」 と。
めちゃおもしろく感じます。
後日王様がそのことをお釈迦さまにお話しすると、 お釈迦さまが詩を唱えられるのですが、(詩は中村元先生の訳本から引用させていただきます。) 『どの方向に心でさがし求めてみても、自分よりもさらに愛しいものをどこにも見出さなかった。そのように、他の人々にとっても、それぞれの自己が愛しいのである。それ故に、自己を愛する人は、他人を害してはならない』(中村元先生訳、岩波文庫『ブッダ神々との対話サンユッタ・ニカーヤT』p170)
で、 みのりさんが健全な自己愛という言葉を書かれていて、その言葉からこの詩を勝手に連想していました。
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