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No32763 の記事


■32763 / )  ザビビのふくろうさんへ
□投稿者/ 時 -(2023/08/31(Thu) 00:04:15)
    ザビビのふくろうさんへ。こんばんは。レスをありがとうございます。

    No32761

    > う〜ん、やはり私としては、唯物論というのは実在するのは100%物だけ、とする考えだと思いますので、7-3の唯物論者っていうのは、やはり、理解し難いですね。
    > ご説明いただいたのに、すみません。

    うーん、そうですか、、了解しました。ちなみになのですが、ザビビのふくろうさんは、100%の唯物論者でしょうか?それとも、100%の観念論者でしょうか?私の場合は、どちらかといえば、観念論を指示していますので、6-4か7-3あたりでの観念論者という事になりそうですが。これが脳科学者であろうと他の科学者であろうとその比率は変化しても、その中間的な認識をする人が存在する、つまりは、同じようになるかなと思ったのですね。逆に言うと、100%の観念論者は存在するように感じますが、100%の唯物論者は存在するのでしょうか?と思ってしまいます。^^

    > ただ、こういう絶対的観念論者、絶対的唯物論者ではなく、たとえば、言語相対主義的な観念論、唯物論というのであれば、考えられると思います。
    > きわめてラフに言うと、要するに存在する世界は唯一同一として一元論をとりますが、その世界を現象言語(主観記述)で描出した世界像が観念論的世界、物理言語(科学的客観記述)で描出した世界像が唯物論的世界として、どちらの言語(記述)も可能だとみなす、といった立場です。
    > まあ喩えるなら、一つの図形である反転図形が、異なった二つの絵として把握できるような感じ、と言えばわかりやすいでしょうか。

    なるほど。。言語相対主義というのを調べてみましたが、私には難しいですね。(笑)でも上記のご説明で、多分、私は言語相対主義的な観念論者なのだろうと想像しました。要は、観念論だ唯物論だとどちらかには偏らないという意味でですが。丁度、自由意思があろうとなかろうと同じ事だと言った意味合いでですが。

    > それに対して、絶対的観念論は、物理言語は現象言語に還元可能、絶対的唯物論は物理言語に現象言語は還元可能(消去可能)とし、どちらの立場も、いわば世界の実相を描出するのはどちらか一方の言語だと主張するわけです。
    > (以上の説明は、分析哲学的な説明に寄っていますし、わかりやすくイメージをつかんでいただくためにおおざっぱで正確とは言えない説明となっていますので、ご了承ください。)

    了解しました。毎回、ご丁寧なご説明を、ありがとうございます。m(__)m

    つまりは、絶対的観念論者と絶対的唯物論は、互いにどちらか一方に偏っての主張になるということですよね。

    > ところで、時さんの仏教的世界観では、どういう立場ということになるんでしょうか?
    > さしつかえなければ、教えてください。

    全く差支えはありませんが、私の理解している仏教は哲学ではないと思いますので、どうでしょう。。

    私の仏教的世界観では、観念論とか唯物論とかではなくて、変化するものが存在するものですし、学びにより自らの苦に気づき、把握して、それを滅尽させるためだけの世界になるでしょうか。それを可能にするために、この世の一切を尊重せずに、最終的には、どのような見解をも持ちません。(笑)もしも何かを識別してしまうとそこには、多少なりとも偏った見解が生じますので、苦の滅尽が叶わないばかりか、最終的に解脱の妨げとなり、再度、輪廻転生してしまいます。ですので、現在において、やがては訪れるであろう私の肉体の死の直前に行うべきことというのは、把握しているつもりです。

    どういうのでしょうか。。相手が怒っていてもそれを受け取らない心の状態とか、その時々に自然に沸き起こる快不快等の感情を制御できるようになるとか、、なぜ識別しないことが輪廻しないことに繋がるのかとか・・無意識にでも貪ればどのようになるのかとか。学べなければ気づかないことだらけでした。

    そうですね。。漠然とした表現になりますが、私の仏教的世界観では、四聖諦(苦とは?苦の原因は?苦の滅尽とは?その方法は?)を学び実践するだけの立場という事になるでしょうか。お尋ねの内容とは噛み合っていないかもしれません。上手く表現できずにすみません。m(__)m
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