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Re[9]: 純粋理性批判B157
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□投稿者/ pipit -(2023/08/15(Tue) 12:35:27)
| 2023/08/15(Tue) 12:39:14 編集(投稿者) 2023/08/15(Tue) 12:37:01 編集(投稿者)
みなさまこんにちは! No32417の続きです(^ ^)
Transcendental Deduction of the universally possible employment in experience of the Pure Conceptions of the Understanding § 22
https://www.gutenberg.org/cache/epub/4280/pg4280-images.html#chap51
タイトルも長いー
『経験における 純粋な知性概念の 普遍的に可能な使用 についての 超越論的根拠づけ』かな。
↓本文の訳文を読んでpipitが内容をまとめてみました。後で当該箇所の英訳を投稿します。
------------------------ @ まず形而上学的な根拠づけで、カテゴリーが知性による一般的論理と同一の起源を持つことをカント的には証明した。 ------------------------ A 次に超越論的な根拠づけで、カテゴリーが直観の対象一般についてのアプリオリな認識をもたらす可能性をカント的には示した。 ------------------------ B 問題点の提起 アプリオリな、知性由来の起源をもつカテゴリー(@)が、「直観一般の対象」についてもアプリオリな認識をもたらす可能性が成り立つ(A)のはなぜか? しかもその「直観一般の対象」が、直観する形式ではなく、それらの結合または統合の(知性の)法則に従ってアプリオリに認識される、というのは如何にして可能となるのか?
------------------------ ※このCはpipitの私見がすごく入ってますので、誤解釈の可能性が大いにあります。
C 問題Bが説明できないなら、 知性により導き出された法則に、現象が従う理由がわからなくなる。 (pipit想像)例えば、人間が考えた計算法則によって組まれたプログラムに従って、現実世界でロケットが宇宙まで行って、また地球に帰ることが可能となる理由が、カント的にはわからなくなる?? 全然違ってたらカント先輩ごめんなさい!!
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