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■32684 / inTopicNo.1)  ダンマパダ第五章・『愚かな人』73.74
  
□投稿者/ pipit -(2023/08/25(Fri) 15:54:32)
    みなさまこんにちは♪ ダンマパダ73.74です。

    They’d seek the esteem that they lack,
    and status among the mendicants;
    authority over monasteries,
    and honor among other families.

    彼らは自分に欠けている尊敬と地位を、出家僧の間で求めるだろう。
    僧院での権威を。
    在家者達からの敬いを。

    “Let both layfolk and renunciants think
    the work was done by me alone.
    In anything at all that’s to be done,
    let them fall under my sway alone.”
    So thinks the fool,
    their greed and pride only growing.

    「在家者も出家者も、この仕事は私一人によるものだと考えるように。
    何をするにしても全て、私一人の支配下に置かれるように。」
    そう愚か者は考える。
    彼らの貪欲と傲慢は増大するばかり。

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■32621 / inTopicNo.2)  Re[18]: ダンマパダ第五章・『愚かな人』72
□投稿者/ pipit -(2023/08/22(Tue) 21:24:59)
引用返信/返信 削除キー/
■32619 / inTopicNo.3)  ダンマパダ第五章・『愚かな人』72
□投稿者/ pipit -(2023/08/22(Tue) 19:47:29)
    2023/08/22(Tue) 19:48:13 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは。ダンマパダ72です。

    (Peter Feldmeierさん英訳)

    アクセス禁止になるので一部省略します。最後から四番目の
    Only to his detriment does knowledge arise in the
    fool.
    で始まる偈です。

    https://suttacentral.net/dhp60-75/en/feldmeier?lang=en&reference=none&highlight=false

    (英訳のpipit日訳)

    愚か者に知識が生じても、彼の不利益になるだけ。

    それは彼の幸運を破壊し、彼の頭を裂く。


引用返信/返信 削除キー/
■32524 / inTopicNo.4)  ダンマパダ第五章・『愚かな人』71
□投稿者/ pipit -(2023/08/17(Thu) 23:37:37)
    2023/08/18(Fri) 00:02:17 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは♪ダンマパダ71です。

    (Bhikkhu Sujatoさま英訳)

    For a wicked deed that has been done
    does not spoil quickly like milk.

    Smoldering, it follows the fool,
    like a fire smothered over with ash.

    (英訳のpipit日訳)

    為された悪い行いは
    牛乳のように、すぐに腐るのではない。

    くすぶりながら、愚か者を追う。
    灰に覆われた火のように。

引用返信/返信 削除キー/
■32487 / inTopicNo.5)  pipitさんへ
□投稿者/ パニチェ -(2023/08/15(Tue) 08:20:47)
    おはようございます、pipitさん。レスありがとうございます。

    No32485に返信(pipitさんの記事)
    > パニチェさん、こんばんは(^ ^)

    > No32468
    > ウパニシャッドの引用をありがとうございます!

    どういたしまして。^^

    > 興味深く拝読させていただきました。
    > BC800年頃の記述ということにもびっくりしました。

    > >じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、<

    > 数の概念という意味でもおもしろいなーと思いました。
    > 地面に棒で図を描いてたのかなとか想像しちゃいました。
    > それかインド人数学凄そう(※イメージです)なので、全部頭の中で浮かんでるのかなー

    ほんと面白いですね。
    諸説ありますが、数字のゼロを発見したのもインド人ってのが定説のようです。
    「シーニャ(空)」を数学的に表現したとか。。。
引用返信/返信 削除キー/
■32485 / inTopicNo.6)  パニチェさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/08/15(Tue) 00:50:18)
    パニチェさん、こんばんは(^ ^)

    No32468
    ウパニシャッドの引用をありがとうございます!
    興味深く拝読させていただきました。
    BC800年頃の記述ということにもびっくりしました。

    >じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、<

    数の概念という意味でもおもしろいなーと思いました。
    地面に棒で図を描いてたのかなとか想像しちゃいました。
    それかインド人数学凄そう(※イメージです)なので、全部頭の中で浮かんでるのかなー

    そういえば、田秋さんご紹介の論文で、インドの少し前まで使われてたのかな?貨幣が16進法というのもびっくりおもしろかったです。

    とても勉強になりました。ありがとうございます!
引用返信/返信 削除キー/
■32484 / inTopicNo.7)  田秋さんへ
□投稿者/ pipit -(2023/08/15(Tue) 00:33:43)
    2023/08/15(Tue) 08:34:11 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは(^ ^)

    No32467
    No32478

    古代インドで、「16分の一にも及ばない」という表現が定型文になっていたとは知りませんでした。論文を教えてくださりありがとうございました。
    数にかける情熱?が世界各国でありそうでおもしろいですね(^ ^)

    十六善神図の写真のご紹介もありがとうございます!
    仏教美術を見るときは今度から数にも注目してみたいと思いました。
    数の世界は奥深そうですね!(◎_◎;)


引用返信/返信 削除キー/
■32478 / inTopicNo.8)  Re[17]: ダンマパダ第五章・『愚かな人』70
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/14(Mon) 21:36:00)
    2023/08/14(Mon) 21:57:07 編集(投稿者)

    こんばんは、pipitさん

    十六が入ったもので、日本で有名な仏教関係のものと言えばまず十六羅漢が挙げられると思います。16人の阿羅漢さんということですが、十六羅漢と言うと、永くこの世に留まって、正法を守護し、伝達する羅漢さんという意味合いが生じます。十六羅漢、元は印度ですがこれが中国に入ると二人増え十八羅漢と言う形態も生まれました。

     もう一つ有名なものを挙げるなら十六善神を挙げることができます。これは大般若経を守るとされる16人の護法善神です。これが絵に描かれるときは釈迦+十六善神、又は釈迦三尊(釈迦、普賢、文殊)+十六善神で描かれることが多いですが、さらにこれに玄奘三蔵と深沙大将を加えることもあります。

    pipitさんのスレに写真を貼るのは畏れ多いのでボクの研究所に茨城県南部守谷市清瀧寺が所蔵する十六善神図を貼ります。釈迦三尊+十六善神+玄奘三蔵+深沙大将です。
引用返信/返信 削除キー/
■32468 / inTopicNo.9)  Re[16]: ダンマパダ第五章・『愚かな人』70
□投稿者/ パニチェ -(2023/08/14(Mon) 12:34:49)
    2023/08/14(Mon) 20:20:37 編集(投稿者)

    こんにちは、pipitさん。横レス失礼します。

    No32466に返信(pipitさんの記事)
    > (英訳のpipit日訳)
    > 毎月毎月、愚か者が草の葉の先端から食べ物を食べたとしても、
    > この教えを理解した者の16分の1の価値もない。

    > ------------------
    > (pipit感想)
    > 前半の文章は、一月に草の葉の先端に乗る程度の食べ物しか召し上がらない断食系苦行者のことを表現されてるのかなぁ
    > (・・;)
    > 「16分の1」という表現が何処からくるのかなぁ(釈尊の実感?執筆者の実感?はたまた違う由来?)とおもしろく感じました。

    田秋さんも指摘されている通り、古代インドでは十六分の一の数字が多用されます。
    pipitさんが引用された部分は、おそらく以下の初期ウパニシャッド(釈尊生誕以前のBC800年頃)『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド6・7』にある「十六分の一の部分によってヴェーダを思い出す」からきているのだと思います。

    **** 以下『中村元選集第9巻 ウパニシャッドの思想』よりの引用 ****

    一、〔父がいった。〕「愛児よ。人間は十六の部分からなるのだ。十五日間は、食物を食べてはならぬ。しかし、欲するままに水を飲め、気息(呼吸)は水からなるものであるから、水を飲む者の気息は絶えないであろう」と。
    二、そこで、かれは十五日間断食した。そののち、かれは父の側にすわった。
    〔子がいった、〕「ああ、なにをいいましょうか」と。
    〔父がいった、〕「愛児よ。讃歌、祭詞、旋律を唱えてみよ」と。
    子は答えた、「わたくしには、なにも思い浮かびません」と。
    三、〔父〕はかれにいった、「愛児よ。さかんに燃えたつ火のなかに蛍火ほどのひとつの炭火が残っていても、その炭火によってそこからふたたび火がさかんに燃えあがらないように、そのように、愛児よ。おまえの十六の部分のうちのひとつだけが残っていても、それによって、おまえはヴェーダを思い出すことはないのだ。さあ、食べなさい。そのあとで、わたくしの〔説くところ〕から理解せよ」と。
    四、かれ(シヴェータケートゥ)は食事をした。そして、父の側にすわった。父がかれになにを問うても、かれはすべてを答えることができた。
    五、〔父は〕かれにいった。「愛児よ。さかんに燃えたつ火のなかに残された蛍火ほどのひとつの炭火でも、草をくべて燃えたたすならば、それによってそれからふたたび火がさかんに燃えあがるように、
    六、そのように愛児よ。おまえの十六の部分のうちひとつだけが残っていたが、それは食物をつぎたされて(=かきたてられて)、燃えあがったのだ。それ(十六分の一の部分)によって、おまえはヴェーダを思い出したのである。なぜならば、愛児よ。じつに意(こころ)は食物からなり、気息(呼吸)は水からなり、ことばは熱からなっているからである」と。
    このことを、かれは父から教えられて理解することができた。

    *************** 引用終わり ***************

    上記以外にも『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』には「ブラフマンの十六分の一は東の方角である。その十六分の一は西の方角である。その十六分の一は南の方角である。その十六分の一は北の方角である。若き子よ。じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、『光輝あるもの』という名である。(牡牛の教え)」、「ブラフマンの十六分の一は地である。その十六分の一は虚空である。その十六分の一は天である。その十六分の一は大海である。若き子よ。じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、『無限なるもの』という名である。(火の教え)」、「ブラフマンの十六分の一は火である。その十六分の一は太陽である。その十六分の一は月である。その十六分の一は電光である。若き子よ。じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、『光明あるもの』という名である。(白鳥の教え)」、「ブラフマンの十六分の一は嗅覚である。その十六分の一は眼である。その十六分の一は耳である。その十六分の一は意である。若き子よ。じつにブラフマンの〈四分の一〉は〈十六分の一〉」の四つよりなるものであって、『よりどころのあるもの』という名である。(潜水鳥の教え)」等々ブラフマンを表現する数字として用いられています。
引用返信/返信 削除キー/
■32467 / inTopicNo.10)  Re[16]: ダンマパダ第五章・『愚かな人』70
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/14(Mon) 11:18:00)
引用返信/返信 削除キー/
■32466 / inTopicNo.11)  ダンマパダ第五章・『愚かな人』70
□投稿者/ pipit -(2023/08/14(Mon) 10:42:04)
    みなさまこんにちはーダンマパダ70です(^_^)

    (Bhikkhu Sujato様英訳)
    Month after month a fool may eat
    food from a grass-blade’s tip;
    but they’ll never be worth a sixteenth part
    of one who has fathomed the teaching.


    (英訳のpipit日訳)
    毎月毎月、愚か者が草の葉の先端から食べ物を食べたとしても、

    この教えを理解した者の16分の1の価値もない。

    ------------------
    (pipit感想)
    前半の文章は、一月に草の葉の先端に乗る程度の食べ物しか召し上がらない断食系苦行者のことを表現されてるのかなぁ
    (・・;)

    「16分の1」という表現が何処からくるのかなぁ(釈尊の実感?執筆者の実感?はたまた違う由来?)とおもしろく感じました。
引用返信/返信 削除キー/
■32424 / inTopicNo.12)  Pipitさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/08/11(Fri) 19:06:16)
    No32404に返信(pipitさんの記事)
    > マジモンさんありがとうー(^_^)
    >
    > 返信を考える中で、カントの「未成年」というキーワードを思い出しました。
    >
    > https://nikubeta.hatenablog.com/entry/20070223/1172246282

    これまた、貴重な情報ありがとうございます  _(-ω-`_)⌒)_ ハ ハ〜
引用返信/返信 削除キー/

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