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■35048 / inTopicNo.61)  Re[32]: 明晰夢
  
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/15(Wed) 14:26:37)
    knowingitselfさん、パニチェさん こんにちは。

    横レス失礼します。

    明晰夢の正確な理解ではないかもしれませんが、夢の中で「これは夢だ」と思うことを明晰夢ということにしての自分の体験です。

    学生の頃、よく強迫観念による嫌な夢を見ました。音楽学校には実技試験というものがあります。自分の番が来て先生の前へ立つのですが、そこで試験曲がまだ決まっていなかったことに気づく、という夢です。これはよく見ました。

    この手の夢は就職し試験を受けなくなってからもたまに見るのですが、その時は「この歳で試験なんか受けるはずがない、これは夢だ」と安心するのです。そのあと、怖いことが始まるのですが、全部「これは夢だから大丈夫」と思って乗り越えていきます(この辺り、あんまり正確には覚えていません)。

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■35036 / inTopicNo.62)  Re[31]: 明晰夢
□投稿者/ knowingitself -(2023/11/14(Tue) 18:48:22)
    パニチェさん レスありがとうございます

    >チベット仏教でも明晰夢を取り上げているんでしょうか?

    チベット仏教はあまり詳しくないんですが、明晰夢的なものを古くから仏教修行に本格的に取り入れているのがチベット仏教だと理解しています。これは仏教の他の宗派にはほとんどないのではないでしょうか?「ドリームヨーガ」でも何人ものリンパチェの考え方が紹介されています。


    >ちなみにknowing itselfさんは明晰夢をみることはありますか?

    明晰夢にもいろんなレベルがあると思いますが、現実と同じ感覚的なリアリティがあって、みている瞬間に夢であることを自覚しているという程度のものであれば、けっこう見ますね。
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■35017 / inTopicNo.63)  明晰夢
□投稿者/ パニチェ -(2023/11/12(Sun) 17:58:16)
    こんばんは、knowing itselfさん。レスありがとうございます。

    No35016に返信(knowingitselfさんの記事)

    > >>死とは光が消えることではない。夜が明けたからランプを消しているだけなのだ。
    > >>byタゴール
    >>仮に死が新たなる目覚めであるなら、覚醒と睡眠、現実と夢が逆転しますね。

    > この引用はタゴールの著作でみつけたのではなく、チベット仏教系の明晰夢関連の本(「ドリームヨガ」アンドリューホレセック)に引用されていました。同書p390。

    明晰夢関連、しかもチベット仏教系の書籍ですか。興味あります。
    明晰夢と言えばマレーシア山岳部族セノイ族が有名ですが、チベット仏教でも明晰夢を取り上げているんでしょうか?

    > タゴール思想の解説やこの引用文の意味には言及がありませんでしたが、チベット仏教や古今東西の神秘思想が志向している境地を示していることは、著者全体からいって明らかだと思います。
    > すばらしく含蓄のあるタゴールの喩えですね。

    ほんと、そうですね。
    ちなみにknowing itselfさんは明晰夢をみることはありますか?

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■35016 / inTopicNo.64)  Re[29]: タゴール
□投稿者/ knowingitself -(2023/11/12(Sun) 17:21:48)
    パニチェさん レスありがとうございます


    >>死とは光が消えることではない。夜が明けたからランプを消しているだけなのだ。
    >>byタゴール
    >
    > 仮に死が新たなる目覚めであるなら、覚醒と睡眠、現実と夢が逆転しますね。

    この引用はタゴールの著作でみつけたのではなく、チベット仏教系の明晰夢関連の本(「ドリームヨガ」アンドリューホレセック)に引用されていました。同書p390。

    タゴール思想の解説やこの引用文の意味には言及がありませんでしたが、チベット仏教や古今東西の神秘思想が志向している境地を示していることは、著者全体からいって明らかだと思います。

    すばらしく含蓄のあるタゴールの喩えですね。
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■34994 / inTopicNo.65)  Re[28]: タゴール
□投稿者/ パニチェ -(2023/11/11(Sat) 07:52:55)
    No34908に返信(knowingitselfさんの記事)
    > 死とは光が消えることではない。夜が明けたからランプを消しているだけなのだ。
    > byタゴール

    仮に死が新たなる目覚めであるなら、覚醒と睡眠、現実と夢が逆転しますね。
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■34908 / inTopicNo.66)  タゴール
□投稿者/ knowingitself -(2023/11/04(Sat) 07:54:54)
    死とは光が消えることではない。夜が明けたからランプを消しているだけなのだ。
    byタゴール
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■34875 / inTopicNo.67)  Re[26]: リヒテル
□投稿者/ knowingitself -(2023/11/02(Thu) 13:47:20)
    田秋さん レスありがとうございます

    リヒテルは西側に登場したときの特徴と晩年では違った顔を見せていたのかもしれませんね。アメリカ登場のときは、ブラームスのピアノ協奏曲2番を、ラインスドルフ+シカゴ響でやっています。まだ聴いたことがありませんが、こういうのはテクニックがすごくないとできないような気がします。もっともリヒテル本人によると、最低評価でした。

    好きな録音はけっこうありますが、前期では、チェロ音楽の新約聖書に喩えられる、ベートーヴェンのチェロソナタ全集をロストロポーヴィチと一緒にしています。これは当然ながら素晴らしい。

    ベートーヴェンのチェロソナタ全集は、ベートーヴェンの初期、中期、後期の特徴の雛形が2枚のディスクに納められているので、量的に長い交響曲全集、弦楽四重奏曲全集、ピアノソナタ全集などを通して聴くより、ベートーヴェンの生涯の展開をフォローするには、とっつき易いだろうとされています。そう思いますね。

    ベートーヴェン後期の、第九、ピアノソナタ、弦楽四重奏曲は、ことばを失うくらい感動的ですが、私は中期も大好きです。交響曲の「エロイカ」、弦楽四重奏曲の「ラズモフスキー」、ヴァイオリンソナタの「クロイツェル」、先にあげた、ロストロポーヴィチ+リヒテルによるチェロソナタ第3番、オペラの「フィデリオ」など。



    >ご存じの様にこのように終わります。バレーだと乙女が1人で踊り、息絶え横たわったところを最後、全員で持ち上げて終わります。
    下のスコアは、その最後の部分で、右にコントラバスの譜面を拡大して載せています。コントラバスの譜面はヘ音記号で書かれていて、その一番最後の音を下から読むと、レ、ミ、ラ、レで、これを英語の音名に直すとD、E、A、D、「DEAD」となります。
    音を聴いていただけではまず気がつきません。しかし、ストラヴィンスキーが乙女の死をこのコントラバスの和音で意図的に表わそうとしたのはほぼ間違いありません。

    たしかにそうなってますね。さすがです。こういった暗号解読をまっているディテールというは、まだまだ埋もれているのかもしれません。


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■34799 / inTopicNo.68)  Re[25]: リヒテル
□投稿者/ 田秋 -(2023/10/29(Sun) 09:29:09)
    おはようございます、knowingitselfさん

    リヒテルの思い出は幾つかあります。
    姉がピアノをやってた関係からか、うちにリヒテル=カラヤンのチャイコフスキーのピアノコンチェルトのレコードがありよく聴いていました。演奏のことはよく覚えていませんが、ジャケットの裏にレコーディングの時リヒテルが「あと2回録音しよう」と言ったみたいなことが裏話的に書かれていたのを覚えています。

    次の思い出は高校生の時リヒテルが来日し、同級生3人で花束1つ買って共立講堂へ聴きに行った時のことです。これも演奏のことはよく覚えてないのですが、アンコールのあと、3人で花束持っていって、握手をしてもらいました。無茶苦茶手が大きかったのを覚えています。一緒に花束持って行った1人はピアノ科で結構体も大きいのですが
    「オレの手がすっぽり入った!」
    と驚いていました。
    オクターブを外へ外すと噂で聞いたことがあります。

    それからずっと後になって留学していたころ、リストアカデミーでリヒテルのリサイタルを聴きました。その時はメガネをしていて全部譜面を見て弾いていたので
    「ああ、何か暗譜で失敗したことがあったのかなあ」
    と思った記憶があります。
    今、ウィキペディアで調べるとアカデミーでリヒテルを聴いたのは彼が67〜8歳のころのことなので、まだそんなお爺さんではないのですが、こちらがまだ30になっていなかったからか、随分老けたなという印象がありました。

    リヒテルのどこが好きかというと、奇をてらったところが全くないところです。テクニックを見せびらかすこともないし、感情過多でもないし、非常に普通なところが素晴らしいと思います。

    ===
    話変わって、最近知った春祭の秘密です。秘密というか、ストラヴィンスキーが施したちょっとしたメッセージです。
    春祭の一番最後は生け贄の乙女の踊りです。
    https://www.youtube.com/watch?v=EkwqPJZe8ms&t=13s
    これはラトル=ロンドンシンフォニーの演奏、生け贄の踊りは30'06"からです。本当はそのあたりから聴くのがベストですが、秘密のメッセージは本当に一番最後の音なので面倒なら33'22"位から聴いてみて下さい。

    ご存じの様にこのように終わります。バレーだと乙女が1人で踊り、息絶え横たわったところを最後、全員で持ち上げて終わります。
    下のスコアは、その最後の部分で、右にコントラバスの譜面を拡大して載せています。コントラバスの譜面はヘ音記号で書かれていて、その一番最後の音を下から読むと、レ、ミ、ラ、レで、これを英語の音名に直すとD、E、A、D、「DEAD」となります。
    音を聴いていただけではまず気がつきません。しかし、ストラヴィンスキーが乙女の死をこのコントラバスの和音で意図的に表わそうとしたのはほぼ間違いありません。
1000×666 => 600×399

dead.jpg
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■34787 / inTopicNo.69)  リヒテル
□投稿者/ knowingitself -(2023/10/28(Sat) 08:36:39)
    ピアノを弾いているのはリヒテルです。

    リヒテルはレパートリーが広大で、録音も膨大に残っています。ところがリヒテルによると、5つくらいの録音だけ残して、後は無くしてしまえれば、どんなにいいだろうと。リヒテルからみると自分の残した仕事は傷だらけで我慢がならないとでも言わんばかりでした。

    バッハの「平均律」は大家が競い合って録音を残していますが、リヒテルを残すかな。他にも素晴らしい演奏多数。リヒテル本人はほとんどが気に入らなかったのだろうか。

    リヒテルによると、最も完全な(だったかな?)作曲家はモーツァルトとストラビンスキー。

    リヒテルが一番好きな作曲家は、ワーグナーとドビュッシーとショパン。このうち誰が好きかはそのときによって変わるらしい。
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■33988 / inTopicNo.70)  ショスタコーヴィッチのビオラソナタ
□投稿者/ knowingitself -(2023/10/16(Mon) 18:56:18)
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■33928 / inTopicNo.71)  ショスタコーヴィッチのビオラソナタ
□投稿者/ 田秋 -(2023/10/14(Sat) 23:31:40)
    こんばんは、knowingitselfさん

    シンフォニー引用の件、全く知りませんでした。この曲は1978年の大学院の卒演の時、バルトークのビオラコンチェルトとのカップリングで弾きました。そもそもその頃、ショスタコーヴィチのシンフォニーで知っていたのは5番(革命)、7番(レニングラード)、9番、10番くらいだったと思います。

    言い訳1
    シンフォニー15曲が引用されているということが示されたのは2006年に発表された論文だそうなので・・・

    言い訳2
    あの当時、インターネットないし情報得るのはすごく大変。。。

    ===
    あの始まり方は衝撃的でした。あと印象に残ってるのは、2楽章の4度の重音スケール。難しかったなあ。今じゃ、絶対弾けない。。。
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■33909 / inTopicNo.72)  ショスタコーヴィッチのビオラソナタ
□投稿者/ knowingitself -(2023/10/14(Sat) 09:41:20)
    無人島に一枚とか一曲という問いは、本やレコードが貴重で嵩張る時代からのものだが、現代はCDボックスが片方の掌に乗っかってしまう。ハイドンの交響曲全集ボックスですら片手でもてる。

    誰かの交響曲全集1セットならどれにするか?というのも十分可能な問いでしょう。

    わたしなら、やはりベートーヴェンかな。

    ところで、ショスタコーヴィッチのビオラソナタには、彼の15の交響曲からの引用があるそうですね。
    無人島に誰かの交響曲全集ボックス1セットならショスタコーヴィッチという人も、いるでしょうね。
    一曲ならショスタコーヴィッチのビオラソナタという人もいるかもしれない。わたしといえば、そこまでショスタコーヴィッチ好きではない。
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