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■26476

　Re[18]: 哲学ってなあに？

□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/09/18(Sun) 11:45:55)

「現象学事典」の、たしかに、現象学から見たものであったり、またぎき、なのかもしれない。
でも、しばらくこれをわたしにわかりやすいものにしていく。

〈人は外界の物事をどのように「認識」しているのか〉を探究するのが「認識論」、ってわたしのばあいなったんだけど、
No26276を見てゆくことにしま～す。

（1）〔事物が意識から独立してそれ自体で実在する〕のが「実在主義」
（2）〔外界の事物は意識の現象や所産だとする〕のが「観念主義」

カント以前は、
(3）〔精神や意識から独立に存在する実体、意識の外にそれ自体で存在するもの〕を[subjectum]
(4）〔外的事物が心に対して投げかけられて表象されている状態〕を[objectum]

カント以降は逆になったみたいで、
(5）〔精神や意識から独立に存在する実体、意識の外にそれ自体で存在するもの〕を[object]
(6）〔外的事物が心に対して投げかけられて表象されている状態〕を[subject]

日本語の「主観」「客観」はカント以降の意味で訳されたのかな？
だって、〔精神や意識から独立に存在する実体、意識の外にそれ自体で存在するもの〕を「主観」ってしたら、ヘンよね。
いちおうカント以降ので見ていくことにして、
(7）〔精神や意識から独立に存在する実体、意識の外にそれ自体で存在するもの〕を「客観」
(8）〔外的事物が心に対して投げかけられて表象されている状態〕を「主観」

こう見たとき、（1）と（7）、（2）と（8）は同じようなこと言ってる気がする。
ちょっと並べて見ると、

（1）〔事物が意識から独立してそれ自体で実在する〕のが「実在主義」
（7）〔精神や意識から独立に存在する実体、意識の外にそれ自体で存在するもの〕を「客観」

（2）〔外界の事物は意識の現象や所産だとする〕のが「観念主義」
（8）〔外的事物が心に対して投げかけられて表象されている状態〕を「主観」

ほら。

「外界の事物」と「意識」との関係性についていってるみたい。

「実在論」「観念論」「主観」「客観」を結びつけて、わたしに分かりやすくしちゃうと、
(x) 私の外にある事物は、私の意識から独立してそれ自体で存在する。
(y) 私の外にある事物は、私の意識のうちで構成されたものとして存在する。
ってなった。
(2)の〔意識の現象や所産〕を〈意識のうちで構成されたもの〉ってしました。

「私」を「主」、「私の意識」（私の意識に現れてるもの）を「主観」、「私の外にある事物」を「客」として、
（y）を見ると、
〈ｙ〉「客」は、「主観」のうちで構成されたものとして存在する。
この「構成されたもの」を「客観」ってすると、「客観」は「主観」のうちに在ることになる。
私の意識には主観と客観が同居してる、っていうことになる。
わたし、こう見る派。

「(x)か(y)か」じゃなくて、「(x)と(y)」で見ることにしてるわたしは、こうも見る。
「私の外にある事物」と「私の意識」は、「私」で結びついているって。
「私」の「外にある事物」、「私」の「意識」、だから。
（1）〔事物が意識から独立してそれ自体で実在する〕のが「実在主義」
は、「私」や「見ること」が抜けてる。

カントのは、（ｘ）を認め、（ｙ）なんだとわたし見てる。
でも、カントのは、単に「主観」じゃなくて、あくまでも「”超越論的”主観」でなければならないみたい。
ここんところは後で見ていくことにしま～す。

ここでのわたしのまとめは、
（ｘ）と（ｙ）。

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