□投稿者/ うましか -(2021/11/04(Thu) 20:58:50)
| 2021/11/04(Thu) 20:59:58 編集(投稿者)
pipitさん、皆さん、こんばんはー
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◆ 3 このア・プリオリな必然性に、全ての幾何学的な諸原則の確然的な確実性と、それらの諸原則のア・プリオリな構成の可能性とが根拠づけられている。すなわち空間というこの表象が、一般的で外的な経験から得られた一つのア・ポステリオリに獲得された概念であるとすれば、数学的規定の最初の諸原則は知覚以外の何ものでもなくなるだろう。それゆえ、それらの諸原則は知覚のあらゆる偶然性をもつことになり、だから二点間にはただ一つの直線があるということも、必ずしも必然的ではなくなり、経験がこのことをそのようにいつでも教えるということになるであろう。経験から借用してきているものは比較的な普遍性、つまり帰納による普遍性しかもってはいない。それゆえ人が言いうるのは、いままで認められたかぎりでは三次元以上をもついかなる空間も見いだされていないということだけであろう。
--- No.18058 からの続き ---
◇ 4〔*1〕 空間は、諸物一般の諸関係についてのいかなる論弁的な〔diskursiver〕概念ないしは、よく言われるように、一般的な〔allgemainer〕概念ではなく、一つの純粋な直観である。なぜなら、第一に、人は唯一の空間〔einigen Raum〕を表象し得るに過ぎず、だから多くの諸空間についての語るときには、それらを同一の唯一の空間の諸部分と解しているに過ぎないからである。
*1 第二版では3
※1 空間とは諸物一般の諸関係についての一つの純粋な直観である(;´・ω・)? ※2 なぜなら、人は唯一の空間を表象し得るに過ぎないからである。
◇これらの諸部分もまた、すべてを包括する唯一の空間のいわば諸構成要素(それからこの空間の合成が可能であるような)として、この唯一の空間に先行するのではなく、この唯一の空間のうちで≠フみ、思考されるに過ぎない。
※3 全てを包括する唯一の空間(;゚Д゚)
† 原佑訳上巻、p.151〜p.152参照 †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。 † 翻訳は参照しますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。 † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。 † ◆〜は原典における段落とします。
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V−4 No.17945、V−5 No.18058、V−6 No.18323 V−1 No.17515、V−2 No.17588、V−3 No.17841 U−1 No.16741、U−2 No.16783 T−1 No.16440、T−2 No.16454、T−3 No.16495
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No.16440,16454,16495,16741,16783,17515,17588,17841,17945,18058,18323
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