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Re[15]:『ノートブック』該当部分 1.
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□投稿者/ flora -(2026/01/25(Sun) 01:57:25)
| パニチェさん、こんにちは。
>“ニーチェ 22の覚書”でググってみたところ「ニーチェの『最後の22のノートブック』1886年から1889年にかけてのニーチェの最後のノート(遺稿)をまとめたもの」というのが出てきました。
はい、そうだと思います。その『最後の22のノートブック』は翻訳されているのかどうか、私には分かりませんので、ダーウィン/ダーウィニズムに関係する箇所を英語から日本語に訳して見ました。もちろん哲学のことはまったく分かりませんし、ましてニーチェのことは・・ ですので訳に関しては誤訳も有ると思いますが、ご参考になれば。
訳はこのリンクから h ttps://archive.org/details/fn-notebooks-1886-1889/page/9/mode/1up?q=darwin
頁番号、エントリー番号、書かれた時期の順です。
1)126―127頁7 [25] 1886年末―1887年春 反ダーウィニズム:器官の使用は、その起源を説明するものではない。むしろ、その逆である。ある特性が形成される最も長い期間において、それは個体を保存することはなく、個体にとって何の役にも立たない。ましてや、外部環境や敵との闘争においてはなおさらである。結局のところ、「役に立つ」とは一体何なのか?「何に関して役に立つのか」を問わなければならない。
例えば、個体の寿命に有益なものが、その強さや輝きに不利に働くこともあり得る。個体が受け取るものは、同時にその成長を維持し、阻害することもある。一方、欠乏や退化は、他の器官への刺激となる限りにおいて、最大の利益となることもある。同様に、緊急事態は、個体を自らを支え、自らを消耗させないレベルまで引き下げる限りにおいて、生存の条件となり得る。個体そのものが部分同士の闘争(食物・空間などへの)であること:その発達は、個々の部分の勝利・優位性、あるいは衰退・他部分への「器官化」と結びついている - ダーウィンは「外的状況」の影響をナンセンスなほど過大評価している; 生命過程の本質的部分は、まさに「外部環境」を搾取し利用する、内側から湧き上がる途方もない形成力・形態創造力にある… - 内側から形成される新たな形態は目的を持って形成されるのではなく、部分同士の闘争において、部分的な利用関係なしには新たな形態は長く存続せず、利用に応じて次第に完璧に発達していく - もし永続的に有用性が証明されたものだけが存続するなら、そもそも有害な破壊的・溶解的な能力、―それは無意味な偶然性な・・・・
2)132頁 7 [44]、1886年末 -1887年春 ダーウィニズム生物学における「有用」とは、すなわち他者との闘いにおいて有益であることを証明する意味である。しかし私にとって、闘いにおける有用性とは別に、より強くなる感覚、実際の進歩そのものから生まれる感覚こそが、闘争意志を生み出す唯一の源泉である。
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