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観測していない時に電子は存在するか?
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□投稿者/ SumioBaBa -(2025/04/30(Wed) 11:08:04)
| パニチェさんへ
今は「多世界解釈」の話をしているので、そこだけに注目します。
>2. 多世界解釈(エヴェレット) >観測は波動関数を収縮させず、宇宙は観測結果ごとに分岐する。
>→ 電子は存在するが、私たちの見る「結果」は枝分かれした一つの世界。
1個の放射性元素がβ崩壊するときに1個の電子を発生させる話です。初期状態はt=0で《未崩壊》です。観測しないままt=T(Tは半減期)に到達しました。この時の状態は、a《未崩壊》+b《崩壊済》(a=1/√2、b=1/√2)…@で表されます。
この@という状態にある我々の世界W1で、《未崩壊》すなわち電子は「存在しない」か、それとも、《崩壊済》すなわち電子は「存在する」か、を観測すると、確率1/2で電子は「存在しない」に確定した世界W1aと、確率1/2で電子は「存在する」に確定した世界W1bとに、W1が分裂します。
@という状態で、このような実験を200回行うと、電子は「存在しない」が約100回、電子は「存在する」も約100回、起きることになります。だから、@という状態での電子の存在確率は1/2だ、というのがSumioBabaの説明です。
パニチェさんの説明、
>→ 電子は存在するが、私たちの見る「結果」は枝分かれした一つの世界。
には無条件に「電子は存在するが」と書いてあります。ということは、@という状態にある世界W1でも電子は「存在する」、電子が「存在しない」に確定した世界W1aでも電子は「存在する」、電子が「存在する」に確定した世界W1bでも電子は「存在する」、ということなのでしょうか?
しかし、@の状態でも電子が「確率1で存在する」のであれば、ちょうど半減期t=Tで観測しているというのに、200回観測すると200回すべてが《崩壊済》だということになり、パニチェさんの説明はつじつまが合わなくなりますね。
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