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No42860 の記事


■42860 / )  Re[15]: 重ね合わせと確率解釈
□投稿者/ SumioBaBa -(2025/04/29(Tue) 15:39:33)
    パニチェさんへ

    >上記の間違いはもうひとつある。放射性元素のβ崩壊は時間とともに崩壊する確率があがる。

    それは違うと思います。「観測していない時」という条件付きで、a《未崩壊》+b《崩壊済》(a≠0、b≠0)…@という重ね合わせになり、bが0から1に向かって増えていく、です。aとbは複素数にまで拡張できますが、ここでは実数として説明します。

    >これを観測するとその瞬間に初期状態に戻る。

    これも違うと思います。観測前は@という重ね合わせ状態だった世界W1が、観測すると、確率「aの2乗」で《未崩壊》であった世界W1aと、確率「bの2乗」で《崩壊済》であった世界W1bとに、分裂する、です。

    >これを利用して観測の頻度を上げれば都度初期状態に戻ってしまうから、β崩壊を遅らせることができるというもの。

    これも違うと思います。「(その)都度初期状態に戻ってしまう」のだったら、ずっと連続的に観測した場合、β崩壊は永久に起こり得ないことになります。なぜ、そのうちに起こるのでしょうか?

    >観測してない時には電子が発生している状態と電子が発生していない状態が重ね合わせになる(共存する)ことには変わりない。

    ここまでは意見が一致しているのですね。

    そしてどちらなのかを観測すると、@で表された我々の世界W1が、《未崩壊》に確定した世界W1aと、《崩壊済》に確定した世界W1bとに分裂します。それぞれの確率が、aの2乗とbの2乗です。これがSumioBabaの説明です。

    >ずっと観測してたら、いつかは電子が発生するでしょ、という話、SumioBabaさんはここも理解できていないと思う。

    初期状態《未崩壊》からずっと時間をΔtおきに観測するとし、《崩壊済》に達するまでの時間をτとすると、Δt→0の極限でτ→∞になる、というのが「量子ゼノン効果」です。


    パニチェさんへ

    >>例えば、1個の放射性元素がβ崩壊を起こして電子を発生させます。ちょうど半減期を経過した時点で、電子が発生しているのかどうかを観測していなければ、電子は確率1/2で「存在する」、確率1/2で「存在しない」、という状態になります。

    >>どちらなのかを観測すると、「不定」だった我々の世界W1が、「存在する」に確定した世界W1aと、「存在しない」に確定した世界W1bとに、分裂します。

    >>SumioBabaが理解している量子力学では、W1aでは電子の存在確率が1、W1bでは電子の存在確率が0、W1では電子の存在確率が1/2、となります。

    > >パニチェさんの量子力学ではどうなるのでしょうか?

    >観測前では電子が存在している状態と電子が存在していない状態が共存している(電子という波が存在している)ということになります。

    >多世界解釈にも公理というものがあり、一般的には、観測前の共存度そのものが何であるかは定義しない。

    「共存度」を定義もせず、存在確率を計算さえできないのが、パニチェさんの量子力学なのですね。

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