□投稿者/ pipit -(2024/05/22(Wed) 20:53:46)
| 2024/05/23(Thu) 21:37:05 編集(投稿者)
みなさま、こんばんは! さて、図式沼の2番目♪♪
カントのカテゴリーは【量・質・関係・様相】の4種類。 このカテゴリー(純粋悟性概念)の図式とは、↓ No37249(御子柴先生訳) >純粋悟性概念の図式は、けっして形像化されえないようなものであり、もっぱら、概念一般に従った統一の規則---カテゴリーはこの規則を表現するものである---に適った純粋総合であり、また構想力の超越論的な産物である。(略) (A141f./B180f.)』 (『カント純粋理性批判』御子柴善之先生著、角川選書、p250より引用)<
この図式をカントは、 No37301 >カテゴリーの順序に従って早速(純粋悟性概念の図式についてを)説明していきましょう。<
とのことで、まず1番目の図式の説明として、量の図式は数である、と↓ No37320 > 悟性による概念としての量(quantitatis) の純粋な図式は、数---(同種的な量の)一つから一つへの継起的な加算という理解の一つの表象---である。<
それで、2番目は、【質】という悟性由来の純粋概念の図式、、、 そちらの J. M. D. Meiklejohnさんによる英訳がこちら↓
※英訳は画像で投稿してみます。
くぅー、大沼予感 ( ;∀;)
質のカテゴリーには、下位に(?)3項目立てられており、〔実在性、否定性、制限制〕の英訳は、〔Reality、Negation、Limitation〕となっています。 だから引用英訳の冒頭が、Realityの話題から入ってるんですね。 質の実在性と否定性の図式が、、、 うーむ、、、個人的にパーリ仏典の小空経が思い起こされるような、、、(めっちゃ誤解かもしれませんが) うむむ、沼予感 (ーー;)
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