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Re[32]: 時間論の系譜
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□投稿者/ rest -(2024/03/10(Sun) 20:32:36)
| 2024/03/11(Mon) 09:02:22 編集(投稿者)
パニチェさん こんばんは。丁重な返信ありがとうございました。こむつかしい書き方をしているのでたぶん読まれないだろうな、と思っていましたが安心しました。 パニチェさんに紹介していただいた「分数仮説」ですが1年の長さを人生の経過した年数で割った数字はなぜ時間の速さを示しているのか疑問です。人生の経過年数における1年の割合が時間の速さというのは理解に苦しみます。それよりも私が書いた > A、Bが並んで一定の速度で走っているとしよう。Bがスピードを上げるとAは段々と遅く走っているように見える。そしてBがスピードを落としていくとAは段々と速さを増していくように見える。Aを時計の針の変化、Bを意識の変化と考えれば同様のことがいえるのである。 のほうが時間の速さを明確に示しているのでわかりやすいと思うのですが。 > 鋭敏性仮説 >子どもの頃は初体験が多くそれぞれの出来事に対して感覚や感情が敏感に反応するが、歳をとるとともに経験が増え出来事に対しての目新しさがなくなり鈍感になる。一日の時間の流れでも印象的なエピソードが多ければ体験した時間は長く感じられるが少なければ早い。これに同じ。
上記の「鋭敏性仮説」のほうが私の仮説と重なっているような気がします。ただ 年をとると時間があっという間に過ぎるというのは個人差があるので、たとえば若くても新しい経験が少なくルーティン化していると時間がたつのが速く感じられるので必ずしも年齢によって決まるとは言えません。ジャネーの法則は傾向性とはいえても科学的法則とまではいえないと思います。ですから年とって時間が速くなったと感じたら、新しい経験を増やすとか、思考速度を速める訓練をすれば時間が経つのも遅くなるだろうと思います。
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