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No36482 の記事


■36482 / )  Re[8]: 超越論的分析論\−1
□投稿者/ おくたがわ -(2024/02/09(Fri) 16:53:02)
    No36429に返信(うましかさんの記事)
    うましかさん、pipitさん、こんにちは

    > T 超越論的原理論
    > 第二部門 超越論的論理学
    > 第一部 超越論的分析論
    > 第一篇 概念の分析論
    > 第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕
    > 第二章 純粋悟性概念の演繹について
    >
    > 第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について
    >
    > ◇ 法律学者たち〔Rechtslehrer〕は、彼らが権限〔Befugnussen*1〕と権利の主張〔Anmassungen*2/claims〕について論ずるときには、一つの訴訟事件について、何が合法的であるか〔was Rechtens ist〕に関する問題(quid juris 権利問題)を、事実〔Tatsache〕に関わる問題(quid facti事実問題)から区別し、両者〔権利問題と事実問題〕について証明〔Beweis〕を要求する
    >
    > *1 権限、権能、資格
    > *2 不当な行為 ・・・ 越権
    >
    > ◇ 彼らは、第一の証明〔権利問題〕、つまり権限〔Befugnis〕、或いは権利の要求〔Rechtsanspruch*3〕を立証すべき証明を、演繹〔Deduktion〕*4≠ニ呼ぶ。
    >
    > *3 権利の主張、法律上の請求権
    > *4 中山元訳2では、「根拠づけ」と訳す。

    例えば土地の所有権が争われているとすると、
    誰がいつから、どのように、その土地を占有・使用してきたかなどなどが事実問題で、
    そこで証明された事実をもとに、どのような(法的)根拠で(誰に)所有権を認めるかが権利問題。後者の証明を演繹(or 根拠付け)と呼ぶ、みたいなことですかね。
    余計な口出しすみません。
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