□投稿者/ pipit -(2023/11/12(Sun) 09:47:00)
| みなさま、こんにちは(^ ^)
No34952 B166 > さて、経験と経験の対象についての概念との間に必然的な対応関係が考えられる場合、次の2つの道しかない: > 経験がこれらの概念を作るか、 > またはこれらの概念が経験を可能にするか、である。<
の続きです。 原文のDeepL英訳
英訳略
英訳のpipit日訳
前者(経験がこれらの概念を作る)は、カテゴリーに関して(純粋な感覚的直観に関しても)は行われない。
というのは、それら(カテゴリー)はアプリオリな概念であり、したがって経験からは独立しているからである。 (経験的起源を主張することは、一種のgeneratio aequivoca(偶然発生説(wiki自然発生説より:生物が親なしで無生物(物質)から一挙に生まれることがある[1]とする、生命の起源に関する説の1つである。偶然発生説とも呼ばれる。)となるであろう。
--------------------- (pipit感想) カント的には「形而上学的演繹」において、カテゴリーをアプリオリな概念として根拠づけたことになっているので? そのアプリオリな概念が、経験から生成された、という論では、 無関係なものから新しいものが生まれるという偶然発生説になってしまうので、 前者(経験によりて概念が生じる)は、カテゴリーに関しては成立しない、とまず前者を排除している箇所かなと思いました。
この後、後者(これらの概念が経験を可能にする)について述べていくみたいです。 また読んでいこうと思います。
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