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No35002 の記事


■35002 / )  Re[83]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/11/11(Sat) 15:52:36)
    あ、書いとくの忘れた。

    (l)『事象そのものに帰るということは、認識に先だつ世界に帰ることである。認識はつねにこの世界について語るのであり、これに対してはいかなる科学的規定も、抽象的、記号的、依存的である。これは、森林や草原や河川がどのようなものであるかをわれわれに最初に教えた風景に対して、地理学が抽象的、記号的、依存的であるのと同様である。』(『知覚の現象学』p4)

    ついでにもうちょっと。
    現象学における「生活世界」をネットで調べたら、あった。
    それを一部書き写しておく。

    小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)に、
    ・・・・・・・・・・・・・
    (m)〔科学によって理念的に構成される以前に、われわれが身体的実践を行いつつ直観的なしかたで日常的に存在している世界のこと。・・・科学が扱う対象の世界は、生活世界を地盤として構成された特殊な世界にすぎない。・・・生活世界は、判断以前の受動的で根源的な信念の場として知覚的・直観的な環境であるだけではなく、主観が他者たちと共に生きている相互主観的なコミュニケーションの共同体でもあって、そのかぎりでは文化伝統の沈殿した歴史的な世界でもある。・・・メルロ・ポンティは『知覚の現象学』で、前客観的な経験の世界としての知覚的な領野と身体的な実存の非人称的な領野の記述を自らの現象学の課題とした。〕
    ・・・・・・・・・・・・・

    ウィキペディアに、
    ・・・・・・・・・・・・・
    (n)〔生活世界とは、後期フッサールの現象学の概念の一つである。・・・科学的な世界理解に先立っていつもすでに自明なものとして与えられている世界を意味する。「生世界」とも訳される。〕
    ・・・・・・・・・・・・・

    いま、現象学における「世界」っていうのがどんなんかを、わたしに見えるようにしようとしてるんだけど、だいたい現象学からの書き写しはすんだかな?
    つぎから、これまで抽出したところから、わたしの憶測を書いていくことにするね。


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