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No34813 の記事


■34813 / )  Re[71]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/29(Sun) 19:31:12)
    「世界」について、メルポンのに戻るね。

    (h)『‥‥現象学は、「厳密学」たろうとする哲学の野心であるが、またそれと同時に、「生きられた」空間、世界についての報告でもある。それは、われわれの経験の心理学的な発生や、科学者、歴史家、もしくは社会学者が提供しうるような、その因果的な説明を願慮せずに、経験をあるがままに、直接、記述しようという試みである。だがフッサールは、晩年の諸著作のなかで「発生的現象学」、いや「構成的現象学」にまで言及している。こうした矛盾は、フッサールの現象学とハイデガーのそれを区別することによって、解決されるだろうか。しかし『存在と時間』はすみずみまで、フッサールの指示に由来するものであって、要するにこれは、フッサールが、その生涯の終わりに臨んで、現象学の最も主要なテーマとして提起した「自然的世界概念」あるは「生活世界」の、一つの解明にすぎないのだ。‥‥』  (『知覚の現象学』p1-2)

    ここにある「自然的世界概念」っていうの、まだわたしいまいちわかんない。

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