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新たなウィトゲンシュタイン像
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□投稿者/ 田秋 -(2023/10/10(Tue) 11:10:01)
| 2023/10/10(Tue) 11:18:41 編集(投稿者)
おはようございます、うましかさん
第6章「ブルシーロフ攻勢の激闘」を先に読みました。 >「大変な辛苦」があったようですね。これはいわゆる「ブルシーロフ攻勢」を指すのでしょうか(;´・ω・)
その認識は間違いないようですね。 彼がどんな作戦に従事していたのか、その詳細は不明である(P240)。 ・1916年6月4日からの約30時間の砲撃が、ロシア側からオーストリア側に始まるわけだが〜(P234) ・二重帝国軍は、北方のルーツクにおいてと同じく、ここでも混乱に満ちた総退却を余儀なくされた。そのさい、多くの兵士を失い、6月12日までに、プランツァー=バルティンには、ウィトゲンシュタインの加わっていた隊列にいるべき、彼の麾下の16000人の将兵のうち、わずか3500人しか残っていなかった(P239)。 捕虜になった兵士もいるから12500人の死傷者がでたというわけではない、とありますが、その時点では取りあえず無事でそこにいる兵士は3500人(2割!5人中1人)だった訳です。
実際にそういう体験をしていないので、ウィトゲンシュタインの心情を身を以て感じ取ることは出来ませんが、やはり、凄まじい恐怖だったろうと思います。
この本、まだ途中ですが、ウィトゲンシュタインに対する感触が大きく変わりました。生々しい1人の人間として大いに親近感と共感できる部分を持つウィトゲンシュタイン像がボクの中で生まれたように思います。
それにしても今現在ウクライナやイスラエルで実際にそういう経験をしている兵士や民衆がいることを考えると、人間って何だろうと思います。
追記 こうしてうましかさんやパニチェさんとこの本について話をしながら本が読めるということは大変有意義なことでありがたいこと、じゃあ〜りませんか。
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