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No33812 の記事


■33812 / )  田秋さん、パニチェさんへ(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/10/08(Sun) 22:02:59)
    こんばんはー 田秋さん、パニチェさん(`・ω・´)ゞ

    おそらくパニチェさんは所有しておられるだろうとおもいますが、B.マクギネスによる『ウィトゲンシュタイン評伝 − 若き日のルートヴィヒ 1889-1921』(法政大学出版局)という伝記があります。ウィトゲンシュタインの日記を読んでおられる田秋さんには、おすすめの一冊です(*‘∀‘)

    さて、この評伝(翻訳本)のp.349〜「第7章 戦争 1914年−18年」中、p.382にはこのようにあります。

    > ニーチェもまた詩的で警句的である。エマソンを読んでから1ヶ月して、クラカウでニーチェ著作集第8巻を買った。おそらくナウマン書店のライプチヒ版〔グロースオクターフ版〕で8巻にはとりわけ『力への意志』としてまとめられる予定であったものの第一書『アンチクリスト』が含まれていた(26)。この巻にはまた『ヴァーグナーの場合』、『偶像の黄昏』、『ニーチェ対ヴァーグナー』、それに詩が含まれていた。これらの著作の反映や、それとない共鳴を探ってみる価値があるが、ウィトゲンシュタインが次のように言うとき、参照しているのは『アンチクリスト』であるように思われる。<

    上記に続いて、マクギネスが引用するのが、1914年12月8日の(秘密の)日記文です。(;´・ω・) また、評伝の原註(26)、p.553には、著者マクギネスへのフォン・ウリフトの指摘として『ツァラトゥストラ』の副題「万人のためのものであり、誰のものでもない書物」があげられていますが、これは『アンチクリスト』序文と同様、『論考』序文や「後期の著作」への反映の一例として考えられ得るということかな(。´・ω・)?

    ちなみに、うましかの関心は、「エマソンを読んでから1ヶ月して、クラカウでニーチェ著作集第8巻を買った。」という、「エマソン」のほうなのでした。

    (/・ω・)/沼



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