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「比類なき先言の<私>」と私的言語
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□投稿者/ パニチェ -(2023/10/08(Sun) 07:37:06)
| ── メモ書き ──
「比類なき先言の<私>」はコンテクスト(背景、状況、場面、文脈)を伴わない。
「比類なき先言の<私>」は言語ゲームに含まれない。
よって「比類なき先言の<私>」は意味をなさず、今ここにあるものを指し示すだけの記号である。
上記の記号とはそれ自身では意味をなさず「比類なき先言の<私>」へ誘導する公案の役割を担う。
「意識の超難問」も上記と同じく、答えを求める問いではなく、「比類なき先言の<私>」に誘導する公案としての役割を果たす。
「比類なき先言の<私>」は私的言語である。
私的言語は言語としての機能を有さないために言語としては成立しないが、記号として成立する表記であるということ。
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